自律判定

GM:各自申告宜しくお願いいたします(礼)
圓子:115% 固定ロイス2,PC間ロイス1,タイタス1,双子と霞さんにロイスを取得して+2個。合計5個。
鳥越:最終侵蝕率は131% ロイス4。石丸圓子にロイス。■好奇心/□隔意
霞:侵食率が122%、Dロイス1、タイタス1、ロイス3。鳥越さんとまるっちにロイス取得します。これで5個。
天道:114%の、Dロイス1、タイタス1、ロイス4。で、カスミンに■信頼/□不安でロイス取っておく。んで5つ。(何
鳥越:シナリオロイス「津和野」のロイスをタイタスに。そして新たにロイスを取得して宜しいでしょうか?>GM
GM:どうぞ
霞:不安に思われている(何)
天道:(何)
霞:ぬー、微妙なラインだな。でも大人しく二倍ふりしておきます。
霞:#10d-122 どん。
dice/霞:10d10=(10+7+9+8+2+9+1+9+6+10)=71-122=-51
霞:51%生還。ちょwwwwwでかいwwww
鳥越:感謝。では津和野にロイス取得。■有為/不信感で。ロイスは合計5つ。二倍振りで。
圓子:#5d10-115
dice/圓子:5d10=(7+3+9+7+4)=30-115=-85
圓子:85%で帰還〜
天道:素でいっとくか…
天道:#5d10-114
dice/天道:5d10=(4+8+8+5+2)=27-114=-87
天道:おけ。87%生還。
鳥越:#10d10-131
dice/鳥越:10d10=(4+4+4+3+10+6+2+7+7+10)=57-131=-74
GM:皆様お帰りなさいませ(三つ指)
鳥越:二倍振り、74%で帰還。
天道:おっかえりー
鳥越:おかえりなさい(何)
圓子:おかえりなさいませ〜
霞:おかえりにゃー
GM:ではEDどうします?
GM:時間が御座いましたらこのまま突入いたしますが
GM:無理なようでしたら個別にて
霞:いえす。私は大丈夫です
天道:僕はこのままでもいけますわー
圓子:大丈夫ですよー
鳥越:私も大丈夫です。
GM:ではこのまま突入いたします
GM:何かご希望のEDが御座いましたらお申し付けください
天道:ティーとお話しするしかないかなと思いつつ。お任せがあればそちらでー。
霞:美鈴ちんと話せればいいですかにゃー
圓子:う〜ん、思いつかない(汗)
鳥越:まるっちがあの後どうなったか気になりつつも、津和野の引き抜きを完了させておかないとマズイかな。
天道:もう
天道:まるっちEDで鳥越に売り込めよ。(何
GM:(笑)
圓子:売り込む活躍をしなかった……orz
鳥越:2つEDやろうか。津和野とまるっち二種w
圓子:いけるのならそれで(何)
鳥越:んじゃ、黒巣支部の職案内板で会おう(何)
天道:まるっちのEDに鳥越が登場、って感じかの。
鳥越:<まるっちSPのED
圓子:了解です!(何)
GM:あ〜比良坂さん
霞:こっちはエージェントとして普通の事後EDを(何)
天道:ほいさ?
GM:兄弟一緒が良いです?<ED
天道:……
天道:勢太が話し終わったら、裕太に迎えに来させましょうかな。(何
天道:<初めはティーと二人で
GM:特にでもなければ霞さんと報告していただこうかなとか
天道:ほむ。
霞:はい
天道:じゃあそれでも。(ごめーわくでなければ
GM:giwaさんもそれでよろしければ
霞:はい、こっちはそれで構わないですよー
霞:むしろその気満々だった!(何)
GM:有難うございます。ではその方向で
霞:シナリオロイスは事件に関してだしにゃー




Ending

――――――――――――――――――――――――――
★ エンディングフェイズ1   ★
 
シーンプレイヤー:"優しい毒" 萬屋 霞&"時刺す双剣"天道 裕太 
――――――――――――――――――――――――――

GM:UGN黒須支部
GM:事件の報告に来たUGNはなんだか急がしそうであった
GM:そんな中、支部長室に通され報告中です
霞:「………あら」報告書を抱えつつ。清涼な香りを纏い。目指すは代理の部屋に。
裕太:「およ。どーしたんかな。」きょろきょろしつつ。おねーさんについてく!
天城:「お疲れ様でした。大変だったでしょう?ゴメンナサイねバタバタとしていて」
霞:裕太なでっちょ。(何)
GM:そういいながら入ってきた二人に椅子と珈琲を勧める
裕太:きゃっきゃしとく(何
霞:「いいえ。そちら程ではありませんし、お気になさらず」ぽややん。まあ、殆ど身内から出たようなモンだしな、主犯格。(何)
裕太:「事後処理とか大変なんかな。」手にはペロティ。(何
霞:「あやなんさんとかに聞いてみるといいんじゃないでしょうか」脅威モカをさらっと飲みつつ(何)
裕太:おまww
霞:フフフ
霞:ソラリスに毒物が通じると思うなよ…!(毒物らしいです)
霞:なに食わぬ顔して脅威モカを飲み
裕太:「……あやなん。」お子様はコーヒー飲めないとか主張しつつ。(何
霞:何食わぬ顔して裕太に珈琲進める!
天城:「今回は特に、ですが。」と苦笑しつつ
霞:ものすごく残念そうな顔(何)<珈琲飲めない
裕太:「俺ホットチョコがいいから…!」じりじりと下がりつつ辞退する!
霞:「それで。今回はどうなったんでしょうか?」
天城:「(クスクスと笑いつつ)楽しそうで良いですね」
霞:弟にいたずらがばれた姉のようなしょんぼり顔しつつ(何)
裕太:う。とか良心痛めつつ(何
天城:「実験体の女性、そしてオーヴァード感染している助手の方には一度一線を退いていただきます」
天城:「また、必要な血液に関しては何とか回して貰えるように動いてみます。どれほど集めれられるかは疑問ですが」
裕太:「…複製体のコもこれから大変だねえ。」ふーん。と、授業でも聞く風に。
天城:「その上で、血を必要としない身体になれる様、研究員にはがんばって貰う事になりますね」
霞:「この市のRラボの方々はなかなか有能のようですから……まあ、血液を必要とするシステム自体にメスを入れられるかもしれませんね」
霞:「津和野氏の背後関係に付いては洗い終わりましたか?」
裕太:「早くそーなると良いね。…そうじゃないと、勢太がいつ献血に行くとか言い出すか分かんないし」足ぱたぱた
霞:ほやん。あったかい飲み物冬にサイコー。
裕太:横から無言の圧力を感じつつ、ちょこまぐまぐ。(何
天城:「彼は………最初は恋人をオーヴァードに殺されて、力を持たない者の為にと研究を始めたんだそうです」
天城:「いつの間にか目的が変わってしまったのですね。関係していたFHに関しては今調べています」
天城:「まだ、この一件は終わってないのですから」
霞:ほふー。頷きつつ。
裕太:むー。そか。そなのか。と難しい顔。
霞:「津和野氏が各務に引き抜かれた件についてですが」
霞:「実験体のこれからの為にも──ある程度、津和野さんのご協力は必要だと思います」難しい顔してる子をもっかいなでっちょ。
霞:「ただ、津和野さんがその気になられないことには──思うように進みませんよね?」
霞:UGNに持ち帰れば自分のような能力者がいくらでも協力的に出来るものの。──しかしそれは“正義のUGNとして適当ではない”。そんな言い訳も可能か。見逃すだけのただの詭弁だが──
霞:「彼は身の安全を約束され。また安心して研究を始められる」ほややん。
裕太:むう。撫でられた頭ぽふりつつ。
天城:「彼の協力を得られるに越したことはありませんが」
霞:「その方が“都合が宜しいのですよね?”そういう事で、“いいのではない”かと思い──」
霞:勝手ですが手回し済ませました。てへ☆みたいな顔(何)
霞:破格の条件。この調整。いずれ各務に要求すればいい。
天城:「そうですね、その方が都合が良い………ここに居ては、彼の身の安全は保障できませんし」
天城:「勿論、UGNの監視もつけますし………なにより、あそこを裏切るのは大変なことだと思いませんか?」そういって微笑んだ
裕太:大人はコワイデスネ〜、とか言おうとして、何となくやめといた。(何
霞:「はい。──だいじな、大事な“スポンサー”ですからね」
霞:「まあ、こちらも大きな借りがありますし、それを返す意味でも。──では」ぽやん。笑みを直して。
GM:天城支部長代理は苦笑しただけでそれには答えず
天城:「他に何か?」と尋ねてきます
霞:「裕太くん。苦いのがだめなら、私、お砂糖とミルクいれてあげますよ?」脅威モカ珈琲を手に。やさしく!(何)
裕太:「え、いや難しい話で黙ってたらいきなりそれなの萬屋おねーさん!」ウワー
霞:「特にはないですね。─あ、いえ。ええと。彼女達のことを、よろしくお願いしますね」ほやん。裕太くんで遊び始め(何)
裕太:「そ、そだ!そろそろ勢太迎えに行かないと、アイツまた行方不明になるし!」逃避開始(何
霞:「あら。結構時間立ってますね。──はい、気をつけて」笑って。もう一度なでっちょした後、あっさり離して見送ってやる。(何)
霞:「私はもう少し天城さんとお話ししてますね」ほやん。
裕太:「…う、うん。……あ、そだ。えっと。」脱兎の如く扉に向かいつつ。思い出したように振り返って。
霞:「?」こて。首をかしげ。
裕太:「“ありがとう”って、伝えておいてくれって。萬屋おねーさんに。」
霞:「はい。こちらも“ありがとう”、です。お互い様ですよ」にこりと笑って返し。
裕太:「あいつ、自分じゃ喋りたがらないけど、色々大目に見てくれてアリガトって。俺からも。」うん、と頷いて。
霞:少し嬉しそうに微笑む。その後にまたね、というように手を振って見送り。
裕太:「そんじゃ、これでー!」ばたばた、と慌ただしく扉をくぐっていった。
霞:「───若いっていいですねえ」ほやん。
霞:あ、でも代理は21歳ですよね。…実は私の方が1歳年上だったりしますか。そんなことを呟きつつ。
霞:再び扉は閉ざされた。



――――――――――――――――――――――――――
★ エンディングフェイズ2   ★
 
シーンプレイヤー:"烈火の仮面"鳥越 劉斗
――――――――――――――――――――――――――

GM:時は遡って
GM:クライマックス直後の風景
津和野:「今更、敗軍の将に何を?」
鳥越:「欲しているのは敗軍の将ではなく、俺の下で働く研究者だ」
鳥越:切っ先は突きつけたまま、見下ろして言う。
津和野:「私に仕事を与えると?」
鳥越:頷く。
GM:不思議そうな顔でしたから見上げ
鳥越:「1−1=0ではなくマイナスだ。UGNにしても、みすみすFHに研究者を渡すよりは良かろう」
鳥越:「尤も、洗脳などという手法で協力させるという手段もあっただろうがね」些かの皮肉を込めて。
津和野:「本当に変な人ですね」
津和野:「私の研究は役に立ちますか?」
鳥越:「俺が求めているのは思想ではなく、お前という“優れた技術”だ」
津和野:「私は、“裏切り者”なんですよ?いつ貴方を裏切るかもしれないのに?」
津和野:「それでもこの腕を買うと?」
鳥越:「そんなものは日常茶飯事だろう」あっさりと言葉を切り捨て、剣を退く。
鳥越:「“レネゲイドウイルスの消滅”
鳥越:
津和野:「日常茶飯事ですか。面白い。それを隠そうとするUGNよりも、貴方の所の方が研究を活かして頂けそうだ」
鳥越:「――その方法を求めている。俺の下で働くならば、契約成立だ」
鳥越:――チン。涼やかな金属音を響かせ、刀を収める。
津和野:「ほう、それは大層なお題目だ。契約成立。有難うございます。起きてもよろしいですかね?」
鳥越:「手は貸さんが」
鳥越:その申し出を受け入れ、落ちた拳銃を拾い上げる。
鳥越:<起きてもいい
津和野:「そんな恐ろしいことは頼みませんよ。私はオーヴァードではないのですから」
GM:笑いながら立ち上がり
鳥越:「後のことは案ずるな。俺の部下である限り、UGNにも手は出させんよ」
鳥越:「FHにも、な」
津和野:「それは心強い」
津和野:「明日から私はどこに行けばよろしいです?」
津和野:「あと、ひとつ」
津和野:「“レネゲイドウィルス”が無くなれば、何か変わると思いますか?この世の中が」
鳥越:「各務グループ・レネゲイド研究部門第3課」――告げて。
鳥越:「“結果を知りたい”。それがお前の言葉だったのではないか?」
津和野:「そうですが?」
鳥越:「故に、俺が告げるまでも無い」
津和野:「成る程、では明日、貴方の会社で」
鳥越:頷き、踵を返す。
鳥越:「確かめろ。それが最初の命令だ」



――――――――――――――――――――――――――
★ エンディングフェイズ3   ★
 
シーンプレイヤー:"バーソロミュー" 石丸 圓子
――――――――――――――――――――――――――

GM:黒須支部
GM:職業案内板の前
GM:一人の少女がその前を陣取っていた(何
圓子:髑髏柄の黒いブラウス、逆十字を刻んだ赤いネクタイ、赤系タータンチェックのフリル付きスカートという出で立ちで、煙草を吸いながら佇んでいる。
圓子:「………世知辛ぇなあ」
GM:支部内は割と忙しそうです
圓子:今回は無報酬なうえに、入院なども重なって懐がさびしい。
GM:行き交う人々はあまり気にした風でもありません
鳥越:「一人で生きるのは辛いか」唐突に掛かる声が、やや上方より聞こえる。
圓子:「あ……?」 声の方へ、振り向く
鳥越:「また会ったな」
圓子:「あんたか……私は生まれ落ちたときからひとりだ。生きるのが辛いのは、どいつもこいつも同じじゃねえの?」
鳥越:「ハッ――」音のみで、微かに笑って。
鳥越:「お前のような正直者が一人で生きていけるか」
圓子:「……そんなん言ったの、あんたが初めてだ」 苦虫をかみつぶした、どんな顔すればいいのか割らない表情を浮かべる<正直者
鳥越:侮蔑とは違う響きにて言い、石丸を見つめ。
鳥越:「どうでもいいが、煙草は止めろ」
圓子:「うっせえな………あんたも、ひとりで生きてるクチじゃねえのか?」
鳥越:「厳密に言えば違うが、似たようなものだな」
鳥越:「お前も、厳密に言えば一人きりではない……はずだな?」
圓子:「……なんか、あんたの印象、変わりそう」 煙草の火を、携帯灰皿に押しつける。
鳥越:煙草を取りだし、シルバーのジッポを擦る。
鳥越:「どんな印象だ」火を着け、一服。
圓子:「……たぶん、あんたと似たようなもんだよ」<厳密に言えば
圓子:「最初はなんかドライアイスを血管に流してるんじゃないかって思ったけど、今は、H20って感じ」
鳥越:「生まれた時はヒトだったはずだったんだがな」斜め上方に煙を吐いて。
鳥越:「“身内”を、疎ましく、あるいは別の感情にて思っているのか?」
圓子:「私に身内なんざいない。どんなもんか、私は知らない。知ってたら是非に教えてほしいもんだぜ」
圓子:肩をすくめ、情報案内板を眺める。  「………なあ、各務って、どんな会社だ?」
鳥越:「そうか」違う風に取られたかと、些か肩透かしに遭い。
鳥越:「普通の会社さ。実力が給与に直結する。甲第二種入社の場合ならば労災はおりんが」
圓子:「ふ〜ん……あんたがそこにいるのは、なんでだ?」
鳥越:一瞬の間を置いて、答える。「…趣味」
圓子:「――――」 目をまるまると驚かせ、その顔を見詰める。   そして、大笑い。
鳥越:ちりちりと小さな煙草の火が燃える。
圓子:「あんた、けっこう面白いやつだったんだな。組んで仕事してみれば良かったぜ」 はっきりとした笑顔で、言う。
鳥越:「いずれその機会もあるかもな…互いに生きていれば。お前は特に早死にしそうだが」
圓子:「死にやすすぎて生命保険とかかけられてるからなあ。――――けど、まだ手に入れたいものがある。死なねえよ」
圓子:「じゃ、そろそろ帰る。ここにいても仕事はなさそうだ……」
鳥越:ゆっくりと燃え続けていた火を、瞬時に燃やし尽くす。
鳥越:「その気があるなら――高校を卒業してから各務に来い」
圓子:「………」 去ろうとした足を、止める。
鳥越:「但し、煙草は止めろ。女子供の喫煙は嫌いだ」
圓子:「―――3年後に、会社が潰れてましたってオチはやめろよ?」 苦笑。そして、感謝に手を振る。
鳥越:「社長にそう伝えておこう」冗談めかして言い、石丸を見送った。
GM:では鳥越さんには呼び出しがかかり
GM:石丸さんには声がかけられた



――――――――――――――――――――――――――
★ エンディングフェイズ4   ★
 
シーンプレイヤー:"時刺す双剣"天道 勢太・(裕太)
――――――――――――――――――――――――――

GM:UGNの支部にて
GM:裕太君が報告に行っている間に
GM:向井は輸血(?)により目が覚め
GM:“ティー”も胸を撫で下ろした
“ティー”:「良かった、これで一応は一安心です」
GM:心底ホッとした様にもらす“ティー”
勢太:「ああ…。……良かった、な。」その様子を見ながら。呟くように。
勢太:「……お前の方は、どうなんだ。…十分ではないのだろう。」
“ティー”:「三日以内に何度かに分けて補給できれば、なんとか」
“ティー”:「“吸血鬼”のようですよね」
勢太:「…そうか。……吸血鬼。か。」相づちを打って、反芻して。
勢太:「…吸血鬼も、楽しくて人を殺めるのではあるまい。」
“ティー”:「食事とか摂ったこと無いですから………そうかもしれませんね」
勢太:「生きるために、他を犠牲にするのは、どの生き物も同じだ。」
“ティー”:「1週間に人間一人分て、凄い量ですよ?」
勢太:「動物を殺して肉を食い、植物の命を奪って野菜を口にする。人が一日に口にする命の数に比べたら、少ないものだ。」お世辞や慰めではなく、そのまま本心だと言わんばかりに。
勢太:「…ただ、人間は“想い”を持ってしまったから。……それだけの違いだ。」
“ティー”:「“感情”のある私と“感情”の無い妹たち。どちらが幸せだと思います?」
勢太:「…幸せ。か。」前に向けていた視線をティーに移して。
“ティー”:「殺したくないと思いながら殺すのと、そんな事すら思いつかずに言われたままに殺すのと」
勢太:「……感情がなければ、幸せとも、不幸とも感じないだろうな。…それに心を痛めなければいけない分、感情は残酷かもしれない。」
“ティー”:「どちらが幸せなのでしょう?」
勢太:「…だが、感情が無い、というのは、酷く寂しい。」
“ティー”:「寂しい?」
勢太:「…寂しい。…美しい物も美しいと思えず、悲しみの深さも見えず。」
勢太:「それは、多分。…寂しい、と言うのだと思う。」
“ティー”:「悲しいとか苦しいとか想う事、いえ、想える事がすでに幸せなんですね」
勢太:「僕も、あまり豊ではないが。…弟や、先日の石丸などを見ていると、そう思う。」頷く。
“ティー”:「貴方は誠実な方です」そう微笑む
勢太:「悲しみは深いが、それがなければ、喜びもない、のだろう。」
勢太:「……。」その言葉に面食らったように、ティーの顔を見る。
“ティー”:「感情を表に出さずとも、その言葉には重みがある。本当に救われました」
“ティー”:「有難う」
勢太:「……こうして、言葉を選ぶのは苦手だ。…だが、退屈させずにすんだなら、よかった。」
勢太:呟く声に、少しの照れを滲ませて。
“ティー”:「退屈だなんて、私の方こそ外の事何も知らないから、退屈ですよ」
勢太:「これから、知ればいい。僕も、似たような物だからな。」緩く、笑う。
“ティー”:「はい」その笑みに応えるような最上の笑みで返す
裕太:「……あ、いたいた。せーたー!」遠くから、呼ぶ声が近づいてくる。
天道:「もー。俺一人に報告任せるとかマジありえんしー」「……ここまで元気が良いのも、考え物かも知れないが。」弟の様子に、苦笑して。
GM:その声に“ティー”も反応し頭を下げる
“ティー”:「羨ましいです、兄弟と話ができて」
天道:「え、何。何でそんな分かり合っちゃったみたいな空気なの二人とも!?」「…お前にも、大事な“家族”がいる。…だろう?」状況を飲み込めない裕太を置いて。視線で向井を示し。
“ティー”:「そうですね、文字通り“血を分けた”弟が」少しだけ嬉しそうに
天道:「むぅ。俺なんかお邪魔っぽ。」「楽しい物だ。…大事にするといい。」頷いて。
“ティー”:「邪魔だ何てこと無いです。いつか、私の弟とお二人とで遊びに行きましょう」
天道:「ん。あー、うん。…まあ、勢太一人だといしそつーが難しいだろうしね」「……そんなことは…。」裕太も自慢げに語って。
“ティー”:「お願いします」二人に深々と頭を下げ
天道:まかせとけーと胸を張る裕太と、いつになく楽しげな勢太。
天道:「…っと。じゃ、そろそろ帰るよ。また会うこともあるだろーけど。元気でね」「…元気で。……“頑張って”。」
GM:“ティー”も楽しそうに笑い、そして嬉しそうに手を振りながら見送ります
勢太:先に歩く裕太の後ろで、勢太はもう一度だけ振り返って。
勢太:しっかりと、その表情を。記憶に残した。
勢太:彼女の、眩しい笑顔を。記憶として。
GM:“ティー”は一緒に遊びに行くという“夢”は叶わないかもしれない、そう思いながら二人を見送り
“ティー”:「例え、別れが辛くとも、出会えた事に感謝するべき、ですね」小さくなる後姿に聞こえぬ様に呟いた





『Circumstances of vampire』閉幕