「Heartless Memory I -Birdcage-」

Self-Introduction

自己紹介

GM:では、セッションを開始します。まずは自己紹介(シナリオロイス&PC間ロイス決定)の後、オープニングフェイズへと移行します。


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PC1:"万物流転" 一 法明

HandOut
シナリオロイス:六白傷無(むつしろ・きずな) P:懐旧/N:悔悟

面影島――のどかで美しい島。そこで出会ったのは、10年前に別れた幼なじみ、六白傷無に瓜二つの少女だった。
傷無が成長した姿……そう見えた少女は、傷無の双子の妹、神無(かんな)であるという。
平穏なはずの新しい日常に、しかし様々な異変が混じりだし――。
法明:「力があるからって何でもできるわけじゃない……んだよ、な」
法明:「あ、すいませんね。あんまり空気がいいんで、ついついぼうっとしてました」
法明:「一法明です。はい、いちと書いてにのまえの。まあ、そんなに見る苗字じゃないですし、僕で間違いないかと」
法明:「しばらく、いや、当分かな。よろしくお願いします」
法明:※中背の少年。高校二年生。一応剣術家だがあまり才能なし。美形ではないが不細工ではない。無難。
法明:※対人関係には比較的消極的。あまり踏み込もうとしない……その反面、一端距離が詰まると無闇に親身になる。
法明:※賢者の石の受容体で、右腕とほぼ一体化(上腕骨の一部と同化)している。
法明:※コードネーム"万物流転(パンタ・レイ)"。曰く、世界は死んでゆく炎で出来ている。同じ河には、二度入れない。
法明:※シンドロームは[サラマンダー/モルフェウス]。初期侵食率は28。IV値10、HP18。Dロイス[賢者の石]所持。
法明:※シナリオロイスは、六白傷無に[□懐旧/■悔悟]。
法明:「……なんで急に、あいつの声を思い出したんだろうな。忘れたことなんて、なかったはずなのに」
法明:※PC間ロイスは、九条せつなに[■友情/□恐怖]。
法明:「お手柔らかにお願いします……ははは」
法明:以上になります。それでは、よろしくお願いしますね。せつなさん、どうぞー。
せつな:はーい


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PC2:“Moment Attacker” 九条 せつな

HandOut
シナリオロイス:“ナイチンゲール” P:同情/N:脅威

キミは捜査のため、面影島の高校に転入した。
そこで見たのは、小鳥遊小夜(たかなし・さよ)と名乗り、平穏な日常にクラス“ナイチンゲール”の姿。
島にいるのは任務ではない、と言うが……。
はたして、彼女を信用してもいいものなのだろうか……。
せつな:「当て馬?ブチマケ?何のことです?──冗談だ」(何)
せつな:「“刹那の支配者(Moment Attacker)” 九条せつな。所謂、UGチルドレンだな」
せつな:「…キミ達は、私達が護るよ。その為のUGN、その為の力だ」
せつな:対抗種(カウンターレネゲイド)を持つ、対レネゲイド戦闘用に調整して製造されたUGチルドレン。刀使い。
せつな:自らの強い意志で日常を守ろうとする、世界の守護者(ユニバーサルガーディアン)。
せつな:シンドローム:ハヌマーン/ハヌマーン ワークス:UGNチルドレンC カヴァー:高校生
せつな:HP:12 IV:11 基本侵蝕率:35% Dロイス:[対抗種]所持
せつな:・シナリオロイス/“ナイチンゲール” 【感情:□尊敬/■猜疑心】
せつな:「キミとはそろそろ決着をつけるべきだと考えていた。だがこれは何の冗談だ?……信じられない、とまでは言わないが……」
せつな:・PCロイス/“神算鬼謀” 鳳 竜一 【感情:■有為/□偏愛】
せつな:「以前任務で知り合った。私という“ポーン”を有意義に使える“プレイヤー”であるということは疑いようがない。
せつな:──どうだろうか。あの時のお礼に、今度私の奢りでカレーうどんでも食べにいかないか」白ランチラチラ見つつ(何)
せつな:以上ですー。よろしくお願いします!


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PC3:“神算鬼謀” 鳳 竜一

HandOut
シナリオロイス:時雨京一郎(しぐれ・きょういちろう) P:親近感/N:不信感

キミは面影島の支部長として赴任した。音信不通だとされた前支部長の時雨は、あっさりと見つかった。
戦闘や非合法活動に嫌気がさし、妻と隠遁しているのだという。
呑気に言うセリフは、嘘とも思えなかったが……しかし、この島に秘密があるのもまた、確かなのだ。
竜一:「うーーー任務任務」
竜一:「今赴任先に向かってスワンボートを全力で漕いでいる僕はUGNに属するごく一般的な支部長」
竜一:「強いて違うところを挙げるとすれば【指導者】のDロイスを持ってるってとこかナ――名前は鳳竜一」
竜一:「そんなわけで太平洋に浮かぶ小島である面影島へやって来たのだ」
竜一:“神算鬼謀”鳳竜一。17歳男、UGN支部長。Dロイス【指導者】所持。
竜一:年中白ランにオールバックの眼鏡。後方指揮とギャグ担当。
竜一:PCロイス→篠山遊月[■懐旧/憐憫]
竜一:「小説は読んだことがありますよ。……後が続いていないようだけども」(何)
竜一:シナリオロイス→時雨京一郎[親近感/■不信感]
竜一:「わかるわかる! 僕も戦闘苦手だから!」(何)
竜一:「しかし……どんな理由があるにせよ、仕事を勝手に放り出すのは感心しないな」
竜一:は、以上で。(何)


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PC4:“彷徨い歩く筆” 篠山 遊月

HandOut
シナリオロイス:七姫薫(ななひめ・かおる) P:友情/N:不安

キミは友人の七姫を捜して、面影島にやってきた。
島に七姫の姿はなかったが、彼女がここで消息を絶ったのは間違いない。
島には、どこか秘密と惨劇の予感がした……。七姫は、その中に飲み込まれたのだ
ろうか……。
篠山:「ここが、面影島か。」
篠山:「あの人はいったい何処へ行ってしまったのだろうか。」
篠山:「ああ、挨拶が遅れたね。僕は篠山遊月という、しがない小説家だよ。」
篠山:「昔は少しは売れていたんだがね・・・今の若い人にはわからんかなぁ」
篠山:どこにでもいるような売れない小説家。
篠山:今は、日本各地を巡っては巡業レポのようなものを書いている。
篠山:和装で細身のおじさん。ふちの細い眼鏡をかけているが老眼ではないらしい。
篠山:面影島へは行方不明となった知人を探しにやってきている。
篠山:シンドローム ノイマン・バロール
篠山:ワークス/カヴァー:小説家(記者相当)/小説家
篠山:基本侵蝕値:28 HP:18 イニシアチブ:9
篠山:Dロイス:生還者
篠山:PC間ロイス:根古回 十郎太 P:■好奇心 N:□隔意
篠山:「やあ、これはなかなかに面白そうな題材にできそうだね。」
篠山:シナリオロイス:OPにて
篠山:以上、よろしくお願いします。

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PC5:"猫又" 根古回 十郎太

HandOut
シナリオロイス:面影冬日(おもかげ・ふゆひ) P:好意/N:不安

新しい勤務地、面影島。そこは一見平和な島にみえた。
小さな村で犯罪もほとんどなく、みな平穏な日常を過ごしている。
だが、キミの前にあらわれた少女、面影冬日は、「この島には恐ろしい秘密がある」と言った。
根古回:「おはようございます、面影島駐在所の根古回です」
根古回:「何か困ったことがあったら言ってくださいね。…え、帽子ですか? いや、ちょっとサイズが大きいだけで規定のものですよ嫌だなあ」
根古回:「……平和が一番ですよ、うん」
根古回:根古回 十郎太。黒巣署に所属する警官。階級は巡査。
根古回:柔和な顔つきで、見た目は犬っぽい印象。
根古回:いつも何かしら帽子を被っており、裾の長めな上着を好む。
根古回:その下に何が隠されているかは企業秘密。に、したい(何)
根古回:シンドロームはエグザイルピュアブリード。HP18、IV6、基本侵食率31% Dロイス:異形
根古回:シナリオロイス→OPで。
根古回:PC間ロイス → 一 法明 ■好意/□不安
根古回:以上です。どうぞよろしくお願いします〜。


GM:GMはAscalonです。どうぞ、よろしくお願いいたします。(ペコリ)

Opening Phase:01
SceneTitle :思わぬ再会
ScenePlayer:“万物流転” 一 法明
登場:不可

GM:浸食率上昇をお願いします
法明:#1d10+28
Dice/法明:1d10=(3)=3+28=31

GM:長時間、船に揺られて辿り着いた小さな島。
GM:面影島。真っ青な空と海に鮮やかな山の緑、あちこちに小さな黄色い花がたくさん咲いている。綺麗な場所だ。
GM:フェリーを迎える桟橋に、人影がひとり。
GM:どこかで見覚えのある、懐かしい笑顔。
GM:その微笑みをみて、キミは10年前に別れたきりの幼なじみ、六白傷無を思い出した。
GM:傷無が成長した姿だ――そんな風に思えた。

GM:というわけで、シーンはキミがフェリーで島に到着したところから、始まります。
法明:はい。
法明:――まちがいだ。と、そう思った。彼女が、ここにいるはずがない。
法明:それでも。思わず脚は早まり。口をついて出た言葉は
法明:「キズ……ナ……?」
GM:フェリーから降りたキミを見て、少女は少し驚いたような顔をして、
??:「法明くん……生きてたんだ……!」
GM:キズナ、とキミが口にするのを聞いて、彼女は嬉しそうに微笑む
??:「わたしのこと、覚えててくれたんだ……ありがとう、うれしい!」
神無:「でも、わたしはキズナじゃないんだ。神無、六白神無っていうの。キズナの、双子の妹」
法明:「キズナ、おれのことわか……」
法明:「……へ?」
法明:ところで、幼少期の記憶に、覚えはありますか?<双子
GM:後半は、少し申し訳なさそうな顔をして、彼女は語る。
GM:いいえ。まったくないですね。そんな話聞いて事もないし。
法明:深呼吸。
法明:「……あっははは、すいませんね! いや、つい懐かしい顔を見つけた感じで舞い上がっちゃって」
法明:いやあ、と大げさにボディランゲージ。
GM:場を取りなすようなキミの態度を見て、さらに申し訳なさそうな感じになって、
神無:「……身体が弱くて病院暮らしだったから、わたしは法明くんとは会ったことなかったけど、キズナから、よく法明くんのことは聞いてたよ」
神無:「キズナはね……2年前に死んじゃったの。病気だった。法明くんに会いたがってたよ」
GM:そう、勢い込んで喋った。
法明:「……はい。その話だけは。すいません、手を合わせにいくこともできなくて」
神無:「ううん、いいの。……あはは、ごめんね。なんか、いっぱいしゃべっちゃって。びっくりさせちゃったかな」
法明:「ああ、いえいえ。ちょっと嬉しい気もしましたし。もう少しおしゃべりしていっても……そういえば、神無さんは誰かの出迎えですか?」
神無:「それはね、法明くんを迎えに来たんだよ。この島の学校に転校してくるって聞いたから」
GM:嬉しそうに笑って答える
法明:「……師匠、知ってたな」
法明:鞄を背負いなおして。
神無:「これからよろしくね、法明くん!」
法明:「うわあ。失言ですねこりゃ。重ね重ねすいません。出迎えご苦労、ありがとうございます」
法明:「はい。よろしくお願いしますね、神無さん」
法明:左手で握手を求める。
GM:彼女は、喜んでそれに答える。
GM:キミと握手しながら、神無は、幼なじみの面影を残した顔で笑った。
法明:手のひらは、あの日のように暖かくて――

Opening Phase:02
SceneTitle :UGN面影島支部
ScenePlayer:“神算鬼謀” 鳳 竜一
登場:不可

GM:浸食率上昇をお願いします
竜一:#1d10+32
Dice/竜一:1d10=(8)=8+32=40
竜一:ぎゃあ
GM:おめw

GM:面影島支部、といっても、普通の民家だ。キミひとりでクラスには、少し広すぎるかもしれない。
竜一:「や……やっと着いた……」無精ヒゲボーボーのやつれた姿で玄関に倒れこむ(何)
竜一:「と、とりあえず水……」霧谷から預かった鍵で中に入る(何)
GM:屋内は、かなり整理された感じだ。生活用品はきちんと揃っているし、資料もちゃんとまとめられている。
GM:水もちゃんと出る。とりあえず、キミは生き延びることができそうだ。
竜一:「――水道は通っている、か。しかし、生活感はないな」ごきゅごきゅ水を飲んで辺りを一瞥。
竜一:「――何かのアクシデントに巻き込まれた、というよりは自分で身辺整理をして出て行ったようにも見える」
竜一:資料を手にとって眺めながら呟く。
GM:資料やデータからは、前任者の真面目な性格が伺える。元々研究者だったらしく、学者肌なようだ。
GM:もっとも、島にオーヴァードが多い理由は不明なままのようだ。
GM:と、そこで。ぴんぽーん、と来客を知らせるベルがなる。
竜一:「霧谷さんはこの島の調査のための人員、と言っていたか。荒事は不得手――お?」
竜一:「はーい! 今でまーす!」明るい声で玄関に(何)
竜一:「どうも、今日引っ越してきた鳳と言います」無闇に爽やかな笑顔で戸を引き開ける。
GM:では、玄関を開けると。そこに居たのは前任者、時雨恭一郎でしたw
竜一:えええええ
時雨:「やあ。キミが、新しい支部長?」
GM:にこやかに笑っている。
竜一:「……探す手間が省けました。時雨京一郎さんですね」真面目な顔を作って言った。(何)
時雨:「うんうん、面白い人のようだね、キミは」
竜一:「わざわざそちらからいらしたということは、事情を説明していただけるということでしょうか」
時雨:「で、僕のことなんだけど……うん、その通り。前支部長の時雨だよ」
竜一:立ち話もなんなので、ということで中へ移動。
時雨:「もちろん。そういうわけで、上がってもいいかな?」
GM:では、時雨もついていきます。
竜一:「どうぞ。元々、貴方の使っていた家だ。遠慮することはありませんよ」
GM:んでもって、居間にて。
時雨:「いやぁ、連絡取らなかったのはね、その、まぁ、……ぶっちゃけ面倒になった、というか」
時雨:「もうオーヴァードとかUGNとか、そういうのに関わるのも厳しいなぁ、って、トシだしさ」
竜一:「根性のないバイトじゃないんですから」(何)<面倒になった
GM:少し情けなさそうな笑みを浮かべながら、
時雨:「いや、ほら、だってこの仕事、戦闘とかあるでしょ?」
竜一:「……まぁ、戦闘が苦手なのは共感しますけどね」(何)
時雨:「まあ、黙って逃げちゃったのは悪かったなー。霧谷さんにはよろしく言っておいてよ」
時雨:「わかってくれるかい。嬉しいなあ。代わりに、危ないことには関わるつもりはないけど、知ってることくらいは教えるからさ」
竜一:「……まあ、僕には貴方をどうこうする権限はありませんからね。上にはそう報告しておきます
GM:時雨は、同類を見つけたような晴れやかな顔でキミを見ます。
竜一:「そうしてもらえると助かりますよ」<知ってること
竜一:「時雨さんは、ずっとこの島で生活を?」
時雨:「うん、まあ、それなりに長いねえ」
竜一:表の顔は医者だっけか。
時雨:「でもねえ。この島、なんかおかしいのはわかるんだけど、長いこと調査したけど、原因はわからなかったねぇ」
GM:んーと、正確には
GM:妻の病気療養のために隠居した元医者
GM:というのが、表向きの顔。
竜一:ということは奥さんと二人暮らしか。子供はなし?
GM:うん。二人暮らしみたいよ。
竜一:「そうですか……まあ、僕の方でもぼちぼち調べてみます。まずは人員確保からですかね」苦笑気味に笑う。
竜一:危ない事件とかは起きてないのかな。ジャーム化とか。
時雨:「うーん、ごめんね。僕はもう、戦いや危ない調査に関わる気はなかったから」
竜一:「……まあ、起きていたら時雨さんが無事だとも思えませんね」(何)
時雨:「最近どうなってるかは、正直よくわからないんだ」
時雨:「あはははは、うん、もし危ない事件が起きてて、僕がまじめにお仕事してたら、こうしてお話しすることはできなかったかもねえ」
竜一:「――わかりました。しかし、この島に長いこと住んでいる貴方の協力を仰ぐ機会もあるかと思います。その時はどうかよろしく」
GM:ひとしきり笑うと、時雨は腰を上げる
竜一:どうにも頼りない前任者に内心でため息を吐きつつ。
時雨:「わかったよ。僕に出来ることなら協力するから」
時雨:「僕は、この島で、奥さんと一緒に静かに暮らしてるからさ、まあ、がんばってよ」
竜一:「ええ、それでは」一応玄関まで見送っておく。
GM:では、シーンエンドOK?
竜一:「――そうだ、時雨さん。一つ大事なこと……とても大事なことを聞き忘れていました」真剣な顔で去ろうとする時雨を呼び止める。
竜一:最後に一つだけ。
GM:はい
時雨:「なにかな?」
竜一:「この辺で食料を手に入れられるところはありませんか!」がっしと肩にしがみつく(何)
時雨:「え? いやその、栄田商店とかあるけど……なんでキミ、そんなに飢えてるのかな?」
GM:なんか、そんな質問が来るとは予想外だったようで、狼狽してますw
竜一:「ありがとうございます! それではまた後日!」狼狽する時雨を放り出していい笑顔で栄田商店へ駆け出した。(何)
竜一:オチつけたところでエンドOKです(何)
GM:ひでえw

Opening Phase:03
SceneTitle :調査開始
ScenePlayer:“彷徨い歩く筆” 篠山 遊月
登場:不可

GM:浸食率上昇をお願いします
篠山:#1d10+28 登場
Dice/篠山:1d10=(2)=2+28=30

GM:七姫が逗留していた民宿には、着替えや観光パンフレットなどがいくつか残されていた。
GM:数日前に、取材といって外出し、そのまま帰ってこないのだという。

GM:というわけで、行方不明の七姫が逗留していた民宿です。あなたもここに宿をとっています。
篠山:「いやぁ、いい景観ですね。」
GM:部屋からは、緑溢れる山が見て取れる。
篠山:さて、どうしたものか。
GM:とりあえず、民宿の主人に話を聞いてみることができるよ。
篠山:彼女の荷物からはおそらく重要な情報は見つけられないだろう、とは思う。
篠山:じゃあ話を聞いてみようかな
民宿の主人:「七姫さんですか。取材に行ったきり、帰って来ないんですよ」
民宿の主人:「宿賃は、もう数日分頂いていますが。……まあ、若い人だし、ふらっと思い立って本土や他の島に渡ったかもしれませんが……」
篠山:「取材へは、どちらへ向かったかお聞きになられているでしょうか。」
民宿の主人:「いや、なんも聞いてないですわ」 と、首を横に振る
GM:と、そこで、主人は山の方を見て、
民宿の主人:「心配ではあるんですがねぇ……山に入ってなきゃいいけど」 と言った。
篠山:「山に、なにかあるんですか?」
篠山:疑問に思いたずねる。
GM:びくっ、と震えて
民宿の主人:「あっ……い、今の時期は野犬が出るんですよ。行かないように言ったんで平気でしょう」
篠山:「野犬ですか。島には多いんでしょうか?」
民宿の主人:「いや、まあ、ねえ。この時期の山には、多いかもしれんねぇ……」
GM:主人は、どこか歯切れの悪い口調でそう言って、そそくさと立ち去っていった。
篠山:「この時期・・・はて、野犬ってそういうものでしたっけ?」とひとりごちる
GM:窓の外には、緑深い面影山。先ほどとは違い、今のキミには、それが不気味に見えていた……。

篠山:一応、七姫にロイスを。
GM:はい。
篠山:□友情 ■不安 で。「ああ、いつものことですが、大丈夫でしょうか。」
GM:了解です。

Opening Phase:04
SceneTitle :面影島駐在所
ScenePlayer:“猫又” 根古回 十郎太
登場:不可

GM:浸食率上昇をお願いします
根古回:#1d10+31
Dice/根古回:1d10=(3)=3+31=34

GM:面影島の駐在所は、古い建物だが、手入れもされて清潔だった。何故か誰もいなかったが。
GM:日誌を見てみると、平穏な日常が記録されているだけ。噂通り平和なところらしい。
GM:少なくとも、資料を見る限りは、そうとしか思えない。
根古回:「…平和、だなあ」大雑把な感じの日誌を閉じ
GM:と、外から声がする。
??:「新しいおまわりさん?」
根古回:「あ、はい。…どうかしましたか?」
根古回:声に慌てて立ち上がる
??:「へぇ………」 じろじろと見て、
根古回:「な、何か」無意識に帽子を押さえる(何)
??:「鈴木さんよりは、都会っぽいかな。でも、微妙に野暮ったいっていうか……うーん」
??:「ねえ、おじさんはどこから来たの?」
根古回:「あ、あのー…」
根古回:「お、おじさん!?」
GM:勝手な品評をされた挙げ句、おじさん呼ばわりw
根古回:まだ26なのに!(何)
GM:少女からみりゃおじさんだよ!(何)
根古回:10くらいしか違わないよちくしょう!(何)
GM:悔しかったら10年若返って見せろ!(何)
根古回:「え、ええと…黒巣市っていう所だよ」色々抑えつつ答える。
??:「黒巣市? ふぅん、本土の方かぁ」
??:「いいなぁ、ボクはこの島から出たことないや」
冬日:「っと、自己紹介がまだだったね。ボクは面影冬日(おもかげ・ふゆひ)。ジョシコーセーだよ」
冬日:「よろしくね、おまわりのおじさん」
根古回:「僕は根古回。君は…そっか、高校の」そういえばまだそっちは行ってなかったなあと地図を思い出しつつ。
GM:彼女は、ひとしきりしゃべると、じっとキミの顔を見て
根古回:「よろしく。…それで、僕に何か用が……」首かしげ
冬日:「……ねぇ、おまわりさん……この島には、秘密があるんだよ」 と、少し真剣な表情で言う
冬日:「この間も、秘密を追ってきた七姫さんって記者さんがいたんだけど……行方不明なんだ」
GM:彼女の話によれば、逗留している民宿に帰っていないらしい。
根古回:「行方不明?」
GM:民宿の主人からも話を聞いているので、確かなことのようだ。
冬日:「うん。だから、できればその人を捜して欲しいんだけど、できる?」
根古回:物騒な言葉と、平和な島の風景を見比べていくらか考え。
根古回:「わかった。おかしなことがあるなら、ちゃんと調べないとね」頷く。
冬日:「ありがと、おまわりさん」
根古回:「でも、その秘密って一体…」
GM:と、そこで冬日の携帯電話が鳴る
冬日:「あっ、電話だ! ……じゃ、おまわりさん、またねっ!」
GM:キミの質問には答えず、少女は電話に耳を当てて、歩き去ってしまった。
根古回:「ちょ、ちょっと君!」呼び止めるものの、多分聞こえても居ないんだろう。
GM:行方不明になった記者は何処に行ったのか。島の秘密とはなんなのだろうか。
GM:……彼女は、何か知っているのだろうか――

根古回:面影 冬日に ■好意/□不安で。
GM:了解

Opening Phase:05
SceneTitle :籠の中の鳥
ScenePlayer:“刹那の支配者” 九条 せつな
登場:不可

GM:浸食率上昇をお願いします
せつな:#1d10+35
Dice/せつな:1d10=(8)=8+35=43

GM:転校初日。早朝。面影高校、玄関口。
GM:はじめてそこに足を踏み入れたキミは、不意に誰かが驚いた気配を感じた。
せつな:さて、日常に溶け込めるよう努力しなくては。レネゲイドを使う以外のことも出来るようにしろと、館山教官もいっていたことだし、と。決意を固めて学校を見上げれば。
せつな:不意に視線を感じて、そちらの方向へ振り替える。
ナイチンゲール:「――――っ!?」
GM:……捜していた標的は、あっさりと日常の場所で見つかった。
せつな:こっちも速攻で見つかったwwwwww
せつな:「……何をしているんだキミは」(何)
ナイチンゲール:「……九条せつな、か」
ナイチンゲール:「何を、と言われてもな。……普通に生きているだけだ」
せつな:「──そういうキミは、」ナイチンゲールか、と言おうとして。ふいに彼女の名前を知らない事に気づいた。
GM:キミが言いよどむ気配を察して、
小夜:「わたしはもう“あの名前”ではない。今は、小鳥遊小夜だ」
せつな:「……捨てたのか。…“チルドレン”を?」
小夜:「私は、もうFHとは関係がない……今は」」
せつな:かなり疑わしげな口調。とはいえ、ここで事を荒げるつもりはない。
GM:向こうから、「小夜〜」と呼びかける声がする。彼女は手を振ってそれに答えてから、小声でキミに話しかける
せつな:「……変わったな、キミは」ぼんやりと、彼女の友達らしい一般人を見て。
小夜:「もう、戦いはやめたんだ……それに、ここでは、他の生徒を巻き込む。UGNは、そんな手を使わないはずだろう」
せつな:ふん、とその言葉にそっぽを向き。
せつな:「──分かった。追々話は聞かせて貰う。けど、ここでどうにかすることは、しない」
せつな:せっかくの日常に。自分から非日常を持ち込むこともないだろう。
せつな:「行くといい。──小鳥遊小夜」
小夜:「―――ああ、そうさせてもらう」
せつな:友達が呼んでいる、と目でそっちをさして。
GM:「授業はじまるよ?」と、向こうから声がする。
GM:小夜は振り返って彼女たちに笑顔を見せ、そのまま去っていった。
せつな:「……バカな」
せつな:去っていく彼女の背中を見つめ、絞り出すように一言漏らす。
せつな:「……ナイチンゲールの別名は、小夜啼鳥(サヨナキドリ)だったな」
GM:ここでは、これ以上の進展は望めそうにない。……キミはさりゆくかつての敵の背を見送ってから、日常の舞台である教室へと向かうのだった。
せつな:彼女の名乗った名前に、眉を顰めた。…その名をなぜ名乗る。“ナイチンゲール”を完全に捨ててはいないということではないのだろうか。
せつな:「──哀れなものだな」彼女はまだ、檻から抜け出せて居ない小鳥なのではないかと、ふと思った。どうであれ、彼女にほんの少しの同情を示して。
せつな:それを振り切るように、自分も校舎へ向かった。