「Other world, Another world  III  - 想い分かつもの -」

Self-Introduction

自己紹介

GM:まずは自己紹介を。PC1から、番号順にお願いします。
GM:終わりましたら、「以上」とつけてください。
皓:では。


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PC1:

HandOut
皓:「おはよう。さて、今日は一体どんな一日?」
皓:「……あれ? 喧嘩? ……廊下まで声、届いてるよ? どうしたのかな」
皓:津嶋 皓。なんだか色々それなりの目に遭っていながら、気にした風を周囲には見せない高校2年生。
皓:内に在る思いは思いのまま。身にかかる一件を真っ向から受け止める姿勢は誠意からか、素質からか。
皓:小さなポジティブを何より信じることをモットーとする。“正位置の太陽(Sun of Arcana)”。
皓:ただ、自分がその様に呼ばれている自覚とかはさほどない様子。
皓:シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:白兵《伝承者》
皓:HP:30 IV:25/26 基本侵蝕率:32%
皓:PC間ロイス:櫂 聖夜さんに ■好奇心/隔意
皓:「あ。あのTVで顔見る人ですね。この街に住んでいたんですか。意外だったなぁ」
皓:シナリオロイス:嶋村 亜紀子さんに  ■誠意/隔意
皓:「友達を思うその行動っていいことだと思う。……ただ、難しいよね。“恋”って感情は」
皓:以上です。宜しくお願いします。


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PC2:

HandOut
聖夜:「女の為なら命もかけるが、男の為には指一本動かさないっつ〜の」
聖夜:「あ〜っと、あっち関係?女神様の出番かな」
聖夜:櫂 聖夜(かい せいや)23歳 ♂ ブラム=ストーカー/サラマンダー 俳優 IV値14(装備により9) HP36 初期侵食率28%
聖夜:コードネームは“カードの女神”“Atena”正確には本人はオーヴァードではなくEXレネゲイドであるカードを持ち歩いていてその恩恵を受けている
聖夜:因みにカードの女神は近くにレネゲイドウィルスの存在が無いと聖夜と話が出来ない
聖夜:芸能一家の次男坊で面白くない事、退屈な事が大嫌いで女性絡みじゃないと乗り気にならない
聖夜:女性大好き、守備範囲は犯罪手前の18歳から二周り上の47歳まで。美人には特に甘くて弱い
聖夜:とは言うものの本気になったりはしない、未だ過去の婚約者に未練を残しているのが理由
聖夜:黒い革製品に身を固めて、外出時はサングラス。と普通にしてるよりも怪しくて目立つ格好をしている
聖夜:戦闘時は、カードでの戦闘をしてカードから色々ものを召喚して闘うスタイル。現状はカバー能力以外は殆ど無し(何
聖夜:シナリオロイスは“血染めの左手”に □好奇心/■無関心 「退屈じゃないけど…野郎は鬱陶しいだけなんだよなぁ」
聖夜:PC間ロイスは“イシュタルの門”斯來 誠一さんに □感服/■無関心 「凄いね全く、俺には真似できない、ま、する気も無いけどね」
聖夜:以上。宜しくお願いいたします。


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PC3:

HandOut
斯來:“イシュタルの門”斯來 誠一 26歳
斯來:「名は斯來誠一・・・UGNエージェント、というよりはチルドレンの教官をやっている者だ。」
斯來:領域がすなわち間合い、鞘の内にて敵を討つ
斯來:神速の居合いを得意とするエージェント兼白兵教官
斯來:OVとしての能力(EF)を磨くよりも、
斯來:自身の剣技(技能)を磨く方に御執心の、何かが間違っている人(何
斯來:ブラックドック/オルクス(変異種&対抗種)HP16 IN値8 基本侵食率33%
斯來:PC間ロイス :津嶋 皓(□信頼/■不安)
斯來:「彼は強力なOVだ・・・だが・・肉体的にも精神的にもまだ若い・・一抹の不安を感じるが・・・」
斯來:シナリオロイス::“倒し臥せるもの”(□好奇心/■敵愾心)
斯來:「”札”か・・・関る者を破滅へと誘う奴等に容赦はいらんな・・・・」
斯來:以上です、よろしくお願い致します。


GM:今回はこびとさんにサブマスターをお願いします。
SM:よろしくお願いいたします(礼)
GM:では、拙いGMですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。



Revelation: Pergami

「私はあなたの住んでいた所を知っている。
  そこにはサタンの王座があったが、あなたは教えをしっかり守って、味方を失ってもその信仰を捨てなかった。
  しかし、あなたの心は既にサタンに魅入られている。
  悔い改めよ。さもなければ、すぐにあなたの心は壊されるだろう。」


「俺は伝言に来ただけさ」
「別に、どっちでもいいよ。FHだろうが何だろうが。俺個人は興味ないから」
「…とにかく、伝えたからね。よろしく」


「………どうして、今更…」
去っていく背に、小さな声が呟いた。




Opening1
「意中の人」
ScenePlayer:“正位置の太陽” 津嶋 皓
Place:黒羽学園/廊下  time:放課後   entrance:不可

皓:登場。 #1d10+32
Dice/皓:1d10=(6)=6+32=38
皓:38%

GM:放課後の学校。
GM:部活も終わって下校しようとしていた君は、忘れ物に気がついて教室へ戻るところだった。
GM:時間が時間だけに、ほぼ人も居ない校舎は静かだ。
GM:…が、君が教室へ近づくにつれて人の声が聞こえてきた。
??:「亜紀子にそんなこと言う権利ない!」
??:「ちょっと、待ちなさいよ唯!」
GM:どうやら女子生徒が二人、言い合いをしているようだ。
皓:宿直の先生に見つからないようにーと、小走りで教室に取り付こうとしたものの、その声に一瞬、扉を開けるのを躊躇い。
GM:片方の声には君も聞き覚えがある。
GM:確か、同じクラスの嶋村亜紀子の声だ。
亜紀子:「いいから話を聞いてよ。あいつは…あいつだけはやめた方が良いって!」
唯:「何よ、亜紀子はあの人のこと何か知ってるわけ?」
皓:「……あれ、何か拙いとこ来たかな……?」自問の言葉は小さく、外には響かない声で。
亜紀子:「……そう、じゃないけど…。絶対拙いよ、ああいうの。関わらない方がいい」少し語調が弱くなり、言いよどむ。
唯:「何も知らないんだったら口出ししないで!」亜紀子の勢いが消えた隙に、そう言い放つと乱暴に扉を開けて教室から出て行く。
亜紀子:「唯!!」去っていった唯を追って扉まで駆け寄るも、それ以上は追わず。
皓:横をすり抜けていった人物。それに一瞬視線を投げるも。
亜紀子:「……あ…津嶋くん…?」そして、扉の側にいた君に気がつく。
皓:次いで、残ったもう一人の視界に自分の姿が入る訳で。
皓:「あ……ごめん、立ち聞きするつもりじゃなかったんだけど……」
皓:気まずそうに髪をかき混ぜる。
亜紀子:「もしか…しなくても、聞こえちゃったか」ちょっと気まずそうに長い髪を弄る。
亜紀子:「……まあ、津嶋君ならいっか、な」ふー、と息をついて。
皓:「うん、まぁ……どうかしたの?」殆ど成り行きで訊ねる。
皓:言いたくないなら別に聞かないけど。とは口調で示しつつ。
亜紀子:「唯がね…あ、さっきの子ね。友達なんだけど…ちょっと厄介な男を好きになっちゃったみたいで…。止めたんだけど、聞いて貰えなかった」苦笑して、肩をすくめる。
皓:「厄介な人? やくざとか何か?」
亜紀子:「……」一瞬、躊躇ってから。
亜紀子:「それがさ……そいつ、FHのエージェントなんだよ」
皓:「……」
皓:言葉の意味を、一瞬把握できず。
皓:「え、でも、それって……」
皓:「…………“普通”の人には、止める理由になりにくいよね……?」困ったような、戸惑うような言葉。
皓:とはいえ……と、去った向こうを仰ぎ見るように振り向いて。
亜紀子:「うん…唯にFHとか説明するわけにもいかないし、かといって放っておいて事件に巻き込まれたりしたら拙いし…」
GM:彼女なりに、どうしたらいいのか悩んでいる風で。
皓:「確かになぁ……」
皓:むぅ。と腕を組み。
亜紀子:「あのさ津嶋君」
皓:「うん? 何?」
亜紀子:「こんなことお願いするのもおかしいかも知れないけど、あの子のこと止めるの手伝ってくれないかな?私じゃ、言っても聞いてくれないみたいだし」お願いっ、と手を合わせる。
皓:「……ぇ?」流石に、一瞬躊躇う。
皓:「止める、って……具体的にどうすれば……」
亜紀子:「ちょっと相談に乗ってくれたり、あの子のこと気にかけてくれるだけでいいから。…なんか、そのFHエージェント追いかけて遅くまでうろうろしてるみたいだし…」
皓:「あー……それは拙いね」
皓:「それくらいなら、協力できると思う。……どれだけ効果あるか解らないけど」
皓:「さりげなく、邪魔すればいいんでしょ?」ちょっとだけ、悪戯な表情で。
亜紀子:「本当?ありがと!…ま、そういうことね」その表情に、少し重くなっていた空気を払拭するように笑って。
皓:「ことが大きくなる前に、収まればいいんだけどね……」
皓:はは。と、困ったように笑いつつも。
皓:「もう遅いし。亜紀子さんも帰った方がいいんじゃないかな」
亜紀子:「うん…収めないと」頷いて。
亜紀子:「あ、じゃあ連絡用に携帯教えとく……」と、ストラップがひとつ付けられただけのシンプルな携帯電話を取り出した。
皓:「ん」番号とメールを交換して。
皓:「先帰っていいよ。電気と戸締りはしておくから」
亜紀子:「そう?それじゃあ…よろしくね」言って。
GM:ぱたぱたと教室を出て行った。
皓:言い様、本来の目的を果たすため、自分の席へと……校門で思わぬ時間、友人を待たせたなぁ。と、態と“普通”のことを考えながら。

Opening2
「“血染めの左手”」
ScenePlayer:“カードの女神” 櫂 聖夜
Place:黒巣市内   time:夜   entrance:不可

聖夜:#1d10+28
Dice/聖夜:1d10=(4)=4+28=32

GM:夜遊びの帰りか、夜の街を歩いていた君。
GM:…と、不意にワーディングの気配を感じた。…路地裏の方からだ。
聖夜:「ん〜?この気配なんだったっけ?」
聖夜:のんびりと路地裏に向ってみる
GM:では路地裏を覗いてみると
GM:どしゃ、と君の足元にとばされてくる、何か重たいもの。
GM:…人だ。重傷を負っている。
聖夜:「おや、所により人が降るでしょうってかい、ちょっと、そこの人大丈夫?」
聖夜:近づいて調べてみます
GM:負傷者「君は…。…逃げろ……あいつ…“血染めの左手”…」君を見てそう呟くと、そのまま意識を失う。
GM:正面から斬られているようだ。
聖夜:「逃げろって、誰からよ」
聖夜:そう言いつつ携帯電話をのんびり出す。一応救急車とか呼ぼうかなと
GM:ではその言葉に応えるように。路地の向こうに退屈そうに肩を回す背の高い影がひとつ。
男:「…ん?」君の気配に気がついて、緩慢な動きでそちらを見る。銀髪にサングラスの男。
男:「あれ、まだ残ってたワケ?相変わらずめんどくさいなあUGNも」
聖夜:「なに、この人UGNだったんだ、じゃあ救急車じゃまずいかな」
男:「ん、UGNじゃないの?…じゃ、別のオーヴァードか」
聖夜:「あ〜俺自身はそのオーなんちゃらじゃないんだけどねぇ、で、あんた誰よ」
SM:肩を回していた手を止めて、今度は首に手を押さえてコキコキと。
聖夜:言いつつカードを用意してみる
聖夜:「(女神様出番みたい)」
男:「一介の遊び人…みたいな?」
男:「ちょっと退屈してたんだ。……なあ、アンタ強いの?俺と遊ぼうよ」腕の血を払って、ニィと笑う。
聖夜:「さぁ?カードのデュエルならそこそこのもんだと思うけど、そう言う意味じゃないよなぁ」
聖夜:“Atena”『マスターのんびりしすぎなのでは。この相手は危険です』
聖夜:カードの女神が注意を促す
聖夜:「はいはい、すいませんね。んじゃ決闘はじめますか」
聖夜:言いつつカードを腕のホルダーにセット
男:「やるっての? そうこなくっちゃ」向き合って。
聖夜:「やだって言っても逃がしちゃくれないんでしょ?さ、決闘開始」
聖夜:にやにやしつつそう言うとカードに手を駆け
聖夜:「召喚しないとどうしようもないんでね俺から行かせて貰うよ。ドロー」
聖夜:カードを一枚引き手持ちのカードから一枚を選びだす
聖夜:「あんたの事はよくわからないからこいつで良いかな。クー・フーリンを召喚」
聖夜:そう聖夜が告げるとその場に鎧を着た美青年が現れる
聖夜:「さ、準備いいぜ。ターン終了ってね」
男:「ふぅん、こいつは面白そうだ」笑って。
聖夜:「俺は別に面白くねぇけどな、召喚するんだってやっぱり女の子の方が良い」
女神:『マスター緊張感が無さすぎです』
聖夜:諦めムードの声が聞こえる
男:「じゃあ行かせてもらうよっ」血塗れた左手をかざして、間合いを詰めるかのように踏み込む。
SM:──が、近づいてきたのは彼ではなく、その“爪”。
聖夜:「だ〜俺を狙うんじゃないって!!」
SM:低い姿勢から伸びてきた爪が、クー・フーリンのゲイボルグもろとも横薙ぎに払われる。
聖夜:かろうじてクー・フーリンが聖夜への攻撃を受け
聖夜:「うわぁ危ないなぁ、プレイヤーにダイレクトはないでしょ」
女神:『だから緊張が無さすぎると申し上げたのです』
聖夜:「はいはい、ま、次はこっちのターンだから」
男:「なんか面白いのを出すもんだね」抗議の声に気にした様子もなくあっけらかんと笑って。
聖夜:「だから俺自身はオーなんちゃらじゃないんだって言ってるだろ」
聖夜:「余裕こいてると痛い目見るよ」
男:「………あー、時間っぽい」そこで男の携帯が鳴り出して、残念そうに。
聖夜:「は?」
男:「ホントは他にやることあるんだけどさぁ、追いかけてくる奴らが鬱陶しいから憂さ晴らししてたらそっちの方が楽しくなって来ちゃってさ」携帯を取り出して。
聖夜:「はぁ、でついでに俺も?あんたも暇だな」
男:「ちょっと遊びすぎたかな」言いつつ、携帯を切る(何)
男:「まいいや。とりあえず今日はこのくらいで。悪いけどここの後片付けよろしく」
聖夜:「降りるってんなら、この勝負は不戦勝で俺の勝ち、だな」
男:「アンタ案外勝ち負け気にするんだね」楽しそうに笑って
聖夜:「やるからにはね」
男:「今日は譲ってあげるよ。アンタ面白いからさ、気が向いたらまた来るし」
聖夜:「OKま、次も勝つよやり合うんならね」
SM:そう言いながら、ひらりと身を翻して闇の中へと消えた。
女神:『負わなくて宜しいのですかマスター』
聖夜:女神がそれを見て告げる
聖夜:「男のケツは追いかけたくないなぁ」
女神:『マスター―――――』
聖夜:男が離れたせいで急速に女神の声が聞こえなくなる
聖夜:「こう言う時は便利だね声が聞こえないってのも」
GM:とりあえず後片付けはUGNに任せて、君はまた一時、日常へ戻る。

Opening3
「“La Fuerza”」
ScenePlayer:“イシュタルの門” 斯來 誠一
Place:UGN黒巣支部   time:-   entrance:不可

斯來:登場 #1d10+33
Dice/斯來:1d10=(7)=7+33=40
GM:伸びるなあ。
斯來:それなりにやる気の様だ・・・(何

GM:その日のチルドレンの鍛錬に一段落付いた頃、六会に声をかけられた。
GM:君に頼みたい仕事があるとのことで、支部内の応接室に通された。
六会:「お忙しい所すみませんね」椅子を勧めて。
斯來:「いや・・・任務と言うならば、構いませんよ」勧められた椅子に座りつつ
六会:「ちょっと、急なことで…斯來さんは“札”についてはご存じでしたよね」
斯來:「ええ・・・少々関った事もあるので・・・」一人のチルドレンを巡る顛末を思い出し、少々表情が曇り
六会:「神原くんの一件以降も、調査を続行はしていたのですが…また、新たな“札”の動きがあったようで」
斯來:「(口元まで持って来た珈琲が止まり)・・・・それを調べろと言うのが任務ですか・・・」
六会:「“倒し臥せるもの”…“力”札が黒巣市内で確認されました」ええ、と資料を差し出し。
斯來:「彼らが動けば・・・・誰かが”破滅”へと誘われる・・・・」資料を受け取り内容を確認
六会:「時期にして1〜2週間ほど前。そしてそれと同時期にOVばかりが通り魔的に襲われる事件が数件たて続いています」
斯來:「被害者は無差別ですか?」
六会:「ええ。追跡に派遣されたUGNのエージェントも、何人か返り討ちに遭っています」
六会:「二つの件の関連は未だ不明です。斯來さんには、“倒し臥せるもの”の動向、通り魔事件との関連を調査していただきたいんです」
斯來:「なるほど・・・その名の通り・・・”力”に魅入られた存在の様だ・・・・それも・・・”暴力”という名の力にね・・・」
斯來:六会の言葉に分かりました、と頷き
斯來:「・・・・それと一つ確認しておきたいのですが・・・・」
六会:「よろしくお願いします。……はい?」
斯來:「私は”札”にあまり良い感情を持っていない・・・・場合によっては”確保”ではなく”処理”となる可能性が高いですが・・・それでも構いませんね?」チルドレンに向けるそれとは違う瞳の色を湛えて
六会:「……ええ。相手が手強いことは私も分かっていますから」甘いやりかたでは解決できないだろう、と表情を引き締めて。
斯來:「分かりました・・・・微力を尽くさせていただきます・・・・」
斯來:そして僅かに自嘲し
斯來:「所詮は私の手も血に塗れている・・・その私が”正しい”と信じて命を絶つと考えるなど・・・所詮は言い訳に過ぎない・・・か・・・」と呟いた