「Other world, Another world  IV  - 真実の姿 -」

Self-Introduction

自己紹介



GM:まずは自己紹介を。PC1から、番号順にお願いします。
GM:終わりましたら、「以上」とつけてください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
PC1:“正位置の太陽”津嶋 皓

HandOut
ロイス:篠崎 圭介
なんてことはない日常を終えた、帰り道。
篠崎圭介が君の前に現れた。
彼は君に忠告をしにきたと言い、こう問うてきた。
「君は、ジャームとOVの違いはなんだと思う?」
皓:それでは。
皓:「おはよう。さて、今日は一体どんな一日?」
皓:「自分がOVだって……“特別”だって、思ったことは無い。勿論、他の“同じ人”だってそうだよ」
皓:「──……でも……他の人に、自分がどう映るか。それは……“覚悟”していなければいけないことなのかも、ね」
皓:津嶋 皓。なんだか色々それなりの目に遭っていながら、気にした風を周囲には見せない高校2年生。
皓:内に在る思いは思いのまま。身にかかる一件を真っ向から受け止める姿勢は誠意からか、素質からか。
皓:小さなポジティブを何より信じることをモットーとする。“正位置の太陽(Sun of Arcana)”。
皓:ただ、自分がその様に呼ばれている自覚とかはさほどない様子。
皓:シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー Dロイス:白兵《伝承者》
皓:HP:30 IV:25/26 基本侵蝕率:32%
皓:PC間ロイス:風見高人に ■連帯感/不安
皓:「何か割とこう……困った目に遭うよね、お互いに。ま、元気でやって行ければOKてとこかな?」
皓:シナリオロイス:篠崎 圭介に 親近感/■隔意
皓:「──……“同じ”と言った、君との距離はまだ縮まらない、まだ手が届かないのかな、僕は……?」
皓:以上です。宜しくお願いします。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
PC2:“静かなる猟犬” 風見 高人

HandOut
ロイス:遠藤 直也(えんどうなおや)
遠藤 直也は君の友人であり、彼もまたOVだ。
元々は明るい性格なのだが、最近目に見えて元気がない。
意図的に一人になろうとする彼に、君は声をかけた。
「俺は…もう戻って来られないのかも知れない」
高人:「"Silent-Hound"風見高人。UGNのイリーガルやってる」
高人:「え?やる気なさそうに見える?無いよ実際。…まあ、仕事はちゃんとやるんでよろしく」
高人:「まぁともかく。最近ダチにえらい元気が無いヤツがいるんだが……どうしたもんだかな」
高人:とある事故により覚醒したオーヴァード。めんどくさがりで微妙にひねくれた性格。
高人:"魔眼"を核に構成された"剣"を振るい、炎と重力の力を駆使して戦う。
高人:サラマンダー/バロール HP:26 IV:18/20
高人:PC間ロイス:"生死の狭間"天宮望さんに■幸福感/□不安
高人:「なんでこの街ってまともなおねーさんっぽい人って少ないんだろうな」
高人:「前に何かあったのかって?……聞くな(死んだ魚の眼で)」(何
高人:シナリオロイス:遠藤直也君に■誠意/□猜疑心
高人:「……一体何があったってんだ?とりあえず話を聞きたい所なんだが」
高人:紹介は以上で。それではよろしくお願いいたします。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
PC3:“生死の狭間” 天宮 望

HandOut
ロイス:長雨 美代(ながさめみよ)
君が支部に出向くと、なにやら言い争っている場面に遭遇した。
片方は長雨 美代。最近ここのホワイトハンドに移ってきた女性だ。
言い争っている相手に見覚えはないが、どうやら本部のエージェントらしい。
美代が続けた。
「お願い、彼を見捨てないで! 彼はまだ、私たちの仲間なのよ…!」
望:「先日、バレンタインと言う事もあってお世話になっている先生達にチョコを配っていたんですよ。」
望:「そしたら途中、手違いで違う人にチョコを渡してしまって。何時もの白衣ではなくスーツ着てたから珍しいなとは思ってましたけど。」
望:「それにしても凄いそっくりだったんですよね……もしかして先生の御兄弟さんか何かだったのかな?」
望:“生死の狭間” 天宮 望
望:UGN医療班であるホワイト・ハンドに所属している看護師。
望:医療の道へ進む事を望んでいる為に、現在は准看護師として市内のUGNの息が掛かっている病院に出向して頑張り中。
望:癒す術と破壊の下準備に長けているとの事。
望:SR:ソラリス/バロール
望:HP:18/IV:8/侵食:30%
望:シナリオロイスは後ほどにて。
望:PC間ロイス:斯來さんに■尊敬/□劣等感
望:「私たちと専門は全然違いますが、この様な力に頼らず自らの腕を上げ続けると言うところは見習わなきゃって思うんです。」 
望:以上にて、宜しくお願い致します。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
PC4-a:“イシュタルの門”斯來 誠一

HandOut
ロイス:“血染めの左手”or“倒し臥せるもの”
札セル所属のエージェント“倒し臥せるもの”とその配下、“血染めの左手”。
以前の通り魔事件以降黒巣にとどまっているらしい彼らの動向を君は追っていた。
しかし、こちらが追えばあちらも気づかないはずはない。
君は独り、件のエージェントと対面する羽目になった。
「しつこいね、UGN。そういうの面倒なんだよ」
斯來:「力に溺れるな・・・それは破滅への近道なのだ・・・・」
斯來:「しかし・・・”力”が無くては救えぬ者も居る・・・・・」
斯來:“イシュタルの門”斯來 誠一 26歳
斯來:領域がすなわち間合い、鞘の内にて敵を討つ
斯來:神速の居合いを得意とするエージェント兼白兵教官
斯來:OVとしての能力(EF)を磨くよりも、
斯來:自身の剣技(技能)を磨く方に御執心の、何かが間違っている人(何

斯來:・・・・でも、最近封印が解除された(何

斯來:ブラックドック/オルクス(変異種&対抗種)HP16 IN値8 基本侵食率33%
斯來:PC間ロイス :“魔弾の射手” 相模 明良(□信頼/■不安)
斯來:「まあ・・・それなりに優秀だとは思うが、少々武器に頼りすぎている感がする・・・」
斯來:シナリオロイス:““血染めの左手”(□好奇心/■敵意)
斯來:「・・・・・・・容赦するつもりは無い・・・斬って捨ててやる・・・」
斯來:以上です


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
PC4-b:“魔弾の射手”相模 明良
明良:「♪てれってれってー」
明良:「たおしふせるもの が あらわれた!」
明良:「ちぞめのひだりて が あらわれた!」
明良:「→ こまんど → ねだる → ぎぶみーかっぱえびせん」
明良:“魔弾の射手 / Der Freischutz” 相模明良(さがみ・あきら)
明良:義肢である左腕に仕込んだ内蔵銃と悪魔の銃を武器に戦うUGN育ちのチルドレン。
明良:シンドローム:ブラックドッグ・ピュアブリード ワークス:UGNチルドレンB カヴァー:中学生 HP:8 
明良:IV:13 基本侵蝕率:36%
明良:・シナリオロイス/“血染めの左手” 【感情:■親近感/□敵愾心】
明良:「なんとUGNとラブってた亜紀子にゃんを裏切ってFHに。しかも左手を武器にするとな。……あれー、なんだかすごく心当たりがありますー」ぽて。ふしぎそーな顔で傾げ。(何)
明良:「しかしうらぎりものにはこのさがみあきら容赦せん!」にゃー(何)
明良:・PCロイス/“正位置の太陽”津嶋 皓 【感情:■連帯感/□不安】
明良:「憧れるあまりTORIGOEコスプレをしかねない皓君は、あれですな。炎の加護+バイク+さらなる波+マシラのごとく+リミットリリース+炎神の怒り+ブレインコントロールで何か轢きたいとおもいはじめたらひととして要注意ですぞー」どーん(何)
明良:以上です。よろしくお願いします


GM:今回はこびとさんにサブマスをお願いしています。
SM:よろしくお願いします!

GM:いくつか注意点を。
GM:訂正を行う時は「訂正」もしくは「#」を明記していただけると助かりますので、できるだけご協力ください。
GM:では、拙いGMですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。

Revelation: Laodiciae


「わたしはあなたの行いを知っている。
あなたは、自分に必要な物は何もないと思っているが、自分が哀れな者、目の見えない者であることを分かっていない。

あなたは裕福になるために、火で精錬された金をわたしから買うがよい。

勝利を得る者に、真実の姿を与えよう」


――憎い。
どうしようもなく憎い。

彼らは、自分の大事な者達を奪っていった。
どうして、許しておけるだろうか。

「――そう。その感情は、間違いなんかじゃない」
「だから、そのために……」


力が、欲しい。




Opening01
「警告」
ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓
Place:高校付近 time:夕方 entrance:不可

GM:登場どうぞー
皓:#1d10+32 とう。
Dice/皓:1d10=(6)=6+32=38
皓:38%で。
GM:うぃさ。

GM:ある日の放課後。
GM:部活を終えて帰宅する途中の君は、ふと周囲に人の気配がなくなったことに気がついた。
GM:その代わりに感じたのは…ワーディングに包まれた、気配。
皓:「……?」
皓:ふと、違和感に足を止め、周囲を見た。
??:「――津嶋くん」その静寂の中に、声を聞いた。
皓:「……」
皓:「圭介?」
皓:忘れてはいないその声に、確認の呼びかけではなく、確信のそれとして。
圭介:「…さすがに、まだ忘れてないみたいで、安心したよ」
GM:夕方にしては暗い、路地の闇から姿を現す。かつてのクラスメイト。
皓:「……この間も言っただろ。君のことは忘れてないって」
皓:「クラスメイトだった君のことは、忘れてない。圭介」
圭介:「この間の事件…嶋村さんの件からそう経っていないしね。まあ」
GM:言葉とは裏腹に、覚えていたことに対してあまり感慨のない口調で言う。
皓:「──……そう、だね」
皓:嶋村、と言う名前が耳に入った瞬間、微かに表情を強張らせ。
圭介:「あの後、どうなったのか…」ちら、と君の表情を窺って。
皓:「……ところで、今日は、どうしたの?」
圭介:「僕もね、人づてに聞いたんだ」淡々と言って。
皓:態と、平静な表情、口調を作り直し。
皓:「……何を?」
圭介:「今日は…そうだな。前回と同じ。君に忠告をしにきた」
皓:「また、それか」はぁ。と軽く息をつき。
GM:その態度にはいくらか意地の悪い笑みを浮かべ。
皓:「忠告、忠告って……君はいったいどう言うつもりで僕に近づいてくるの?」
圭介:「君が、相変わらず苦しそうだから、かな」
圭介:「ねえ。君は、ジャームとOVの違いはなんだと思う?」
GM:唐突に切り出す。
皓:「苦しそうか……そう見えるのかな、君には……え?」
皓:苦笑しかけ、突然振られた問いに、一瞬面食らう。
圭介:「例えジャームと認められていなくても、危険な思想の人間なんてあちこちにいるだろ?」
皓:「……それは」何かを言いかけ、一瞬思考するように黙り。
圭介:「それなのに、どうしてみんな、ジャームだけは特別扱いをするのかな」
GM:どこか、歌うように淡々と。
皓:「……僕は、OVも普通の人も、別だって思ったことは無いよ」
皓:「OVだって、ほんの少し『力持ち』の人間だって。そう思ってる」
GM:君の言葉に、ふうん? と片眉を上げる。
皓:「人だってOVと言う人間だって、箍が外れれば危険極まり無い存在になるって、解ってる。だからこそ……それを抑える努力は、誰にだって必要なんだろ?」
圭介:「努力、か…」ぽつりと呟いて。
圭介:「…君なら、そう言うだろうね」
圭介:「近々、君の周りにも現れるかもしれない。ジャームになるOVが」
皓:「君は違うの? 圭介」
GM:一つ息をついてから、また違う話題を振る。
皓:「……それが、忠告って奴かな?」
圭介:「そう。君ならまたぞろ、首を突っ込むだろうと思ってね」頷く。
皓:返事の無い問いかけにため息ひとつ。此方は会話に合わせるように。
皓:首を突っ込む、という言葉に、些か不本意そうに顎を引き。
圭介:「今のうちに手を引いておいた方が君のためだよ。君の、努力とやらが君自身を傷つけないうちに」
圭介:「また、友達を殺したりしたくないだろう?」冷たい目で、笑った。
皓:「──僕は……」
皓:「自分の手の届く場所に、伸ばせる手がある限り、それを留めて後悔なんてしたくない」
皓:思い出す、先日のこと。……友人を殺した。と言う言葉が刺さるのを自覚しても。
圭介:「………」不満げな表情になり。
皓:「もう、真っ平なんだ……自分の出来る事をしなくて、後悔するのは」
皓:「だから」俯き加減になっていた顔を上げ、真っ向から“友人”を見た。
皓:「何度だって言う。君に伸ばせるこの手も、諦めない。届く可能性のある場所に君がいるなら、絶対に届かせる」
皓:「それによって傷つくなら、むしろそうあれってことだよ、圭介」
圭介:「……なら、もう遅いのかもしれない」ぽつり。
皓:「遅い、だって?」
圭介:「僕はもう、君達の所へ、戻ってこない」小さな紙切れを取り出し、君に翳す。
GM:血糊のこびりついた、カード。鎌を持った骸骨が、見て取れた。
圭介:「僕は…僕のために。僕に出来ることをする」
皓:「────」数度、瞬きしてそれを見つめる。……話には聞いたことのあるかの意匠。
皓:「……それが何だって言うんだ」
圭介:「だから……君と僕とは、そう変わらないんだよ。津嶋君」
圭介:「例え、二度と交わらない道だとしてもね――」言いながら、その姿は少しずつ闇に溶けていく。
皓:「たかがカード一枚で縛られて、遅いなんて。そんな主張があるかって言うんだよ……!」何に対しての苛立ちか、ただ、消え行く姿に言葉を投げつけて。
皓:「交わらないなら、交わるようにしてやるよ、圭介……」
GM:後に残ったのは、いつもと変わらぬ夕暮れの喧噪。
皓:「僕は、君を諦めない、絶対に!」
皓:ただ声を上げた。瞬後、戻る喧騒に息をついて。
皓:一度だけ、激しく首を振り、道の先を歩みだした。……眼に残る意匠に、不安を呼び起こされつつも。
GM:夕日は色を沈め、空を紫に変えようとしていた。

Opening02
「前兆」
ScenePlayer:“静かなる猟犬” 風見 高人
Place:高校 time:夕方 entrance:不可

GM:登場どぞー
高人:#1d10+34 [登場判定]
Dice/高人:1d10=(8)=8+34=42
高人:高(何
GM:やる気ですね(何)

GM:夕方。
GM:君は帰宅の準備を済ませ、昇降口へ向かって歩いていた。
GM:しかし、そのまま下校することは出来なかった。
GM:昇降口から聞こえてきたのは、言い争っている男子生徒の声や、その他の生徒のざわめき。
GM:どうやら、喧嘩らしい。
GM:君はその片方に見覚えがある。
GM:あれは…友人の遠藤直也ではないだろうか?
高人:「騒がしいなおい……っと、ありゃ遠藤か?……何やってんだアイツ」
高人:とりあえず、声のする方へ少し近づく。
生徒A:「こんのッ! よくも──!?」
生徒B:「お、おいッ!?」
直也:「てめ、もういっぺん言ってみろよ!」相手へつかみかかると床へ引き倒し、馬乗りになろうとする。
GM:(この場合は生徒Aかな)<相手
生徒A:「何度でも言って……ててててててててて!! やっ、やめ……!?」
高人:「……ちょっと待て、何やってんだよ遠藤!?」流石に見かねて駆け寄り制止する。
直也:「その口…きけなくしてやろうか――!」拳を振りかぶって…
直也:「………!」名前を呼ばれ、びくりと硬直する。
高人:で、ふりあげた拳を掴んで。
生徒A:「………っひ」今まさに打ち据えられようとする顔面を手で覆い、硬く目を閉じた。
高人:「とりあえず落ちつけよ……一体何があったってんだ」
GM:拳をつかんだ君に振り向いた。その目に一瞬、高揚とも取れる熱を見た…が、
直也:「あ……高、人…?」急に熱が冷めたように呆然と力が抜ける。
教師:「おい、お前ら何やってる!」知らせを聞いた教師がやってきて。
GM:その後、野次馬していた生徒は帰され、喧嘩をしていた直也と相手の生徒…そして何故か君も、先生の指導を受けて
GM:すっかり日が暮れた教室にいた。
GM:相手の生徒は、指導の先生の計らいで直也に会わせないまま帰されたらしい。
GM:落ち着くまでは、と。
高人:「……はぁ……」なんでなんで俺まで、と思いため息。
直也:「…悪りぃ、高人。巻き込んじまって」すっかり落ち着きを取り戻し…むしろすっかりしょげてしまっている直也。
高人:「あー、まぁ。気にするな……慣れてる」
高人:「っつーか。うちのクラスじゃ慣れねぇとやってけないだろ」苦笑い。
直也:「はは…それも、そうか」力なく笑い返す。
GM:普段は明るくて調子の良いヤツなのだが、
GM:最近は元気がない、と思わせるほどに大人しかった。
GM:因みに彼もOVで、UGNのイリーガルです。
高人:なるほど。
直也:「…俺さ」
直也:「最近変なんだ…カッとなると、どうしても押さえきれなくなる」緩く頭を振る。
高人:「……抑えられなくなる、ってのは……"力"のことか?」
GM:頷きだけで肯定する。
直也:「さっきだって、いつもなら冗談で済ませてたような、どうでもいいことだったんだ…」
高人:「確かに最近のお前の様子、らしくないとは思ってたけどな……」予想以上にまずい状態になってないか?とは声に出さず。
直也:「………」言外の意図に、押し黙り。
直也:「そうだな、俺、もう……。………いや、なんでもない」
直也:「忘れてくれ」震えた語尾を誤魔化すように、強い調子で言葉を切る。
高人:「……わかった。何か話せる状態になったんなら、その時話してくれ」
GM:頷くと、座っていた自分の席から立ち上がる。
直也:「そろそろ帰っとくわ。…今日はホント、悪かったな」
高人:「俺一人じゃ不安なら他の連中も一緒でも良い……津嶋とか加瀬とかでも呼ぶ」
高人:「だから……一人で抱え込むな。それだけは言っとく」
直也:「…さんきゅ」笑ってみせる。どこか憔悴した顔つきではあったが。
GM:そのままドアまで歩いて、教室を出ようとする。
直也:「ただ、もし間に合わなくて」ぽつり
直也:「…還ってこれなくなったら、殺してくれよ。お前が」
高人:「………………」
GM:言うと、そのまま走り去った。
高人:「……その言葉は受け取っとくけどな。その前にやることやってからだ」
高人:「ってか、俺よりマシなはずのお前が先に諦めてどうするよ、ったく……」
高人:つぶやきつつ、帰り支度を始める。UGNにも相談すべきだなと考えつつ。
GM:外は既に闇。ひやりとした空気に包まれていた。

Opening03
「協力」
ScenePlayer:“生死の狭間” 天宮 望
Place:UGN黒巣支部 time:-- entrance:不可

GM:登場どうぞ。
望:#1d10+30 (ちぇすとー
Dice/望:1d10=(6)=6+30=36
GM:30スタートとかいいな(何)

GM:君は所用があり、今日は病院ではなく支部へ出向いていた。
GM:一通り用事も済ませ、帰ろうとしたところで、廊下に知り合いの姿を見つけた。
望:あれ、と見覚えのある人物を見つければてふてふと近寄っていこうかな。
美代:「そんな…あんまりです! こんなに早く…」
GM:彼女は長雨美代。数ヶ月前に黒巣支部へ異動してきたホワイトハンドの女性だ。
GM:君が出向いているのと同じ病院で研修を行っているため、顔見知りだった。
望:声を掛けようとしたところで何やら取り込み中の雰囲気に気がつけば、どうするかなと一旦足を止め。
GM:何かを言い争っているようだが、相手は取り合っていない風に見える。
望:此処は見なかった振りをするのが一番懸命なのだろうとは思うものの……。 結局気になって、声が聞こえるか聞こえないかの所で立ち尽くし。
GM:そのまま、相手――スーツを着た男性。恐らくはエージェントだろう――は、美代を置いて歩き去ってしまった。
美代:「待って! お願い、彼を見捨てないで。彼はまだ、私たちの仲間なの…!」
美代:「……………」追いかけようとした、その足を止めて。
SM:ふと──視界に入った知人の姿を目に留め、気まずい笑顔を向けた。
美代:「…ごめんなさい、驚かせたかしら」
望:「あ、いえ……。 ご、御免なさい。私こそ、その、立ち聞きするつもりはなかったのだけども……。」
望:如何かしましたの?と序でに尋ねてみる。
SM:公共の場で、ごめんねと軽く前置いて。
美代:「…私の……幼馴染みの子なんだけど…最近様子がおかしいみたいで」逡巡するも、振り切るように話し始めた。
美代:「イリーガルで戦闘に参加した時に、上に目を付けられたらしいの」
望:「何か……やってしまったの?」 イリーガルなのに上が目を付けるとは余り聞かない事態な気がする。
美代:「…ええ……」その問いかけには言葉を濁して。
美代:「だけど、彼はまだ理性を保ってる。まだ、帰ってこられるはずよ。きっと、何か方法が…」
SM:胸の前で両の手をぐっと握りしめ、小さく唇を噛んで視線を落とした。
望:理性。帰る。 ――“こんな世界”を知っている自分たちにとっては、嫌な予感しか出ない単語である。
SM:やがて、意を決して。
美代:「ねえ、お願い。彼がジャームになんてならないってこと、証明したいの。手伝ってくれないかな」
美代:「彼の検査とか、普段の様子とか調査して纏めるつもりよ。一人じゃ気づかないこともあるし、たまに意見を聞かせてくれるだけでもいいから」
望:「……やはり、レネゲイドの活発化なのね。」  予感は見事に的中。悪い予感と言うものは、どうして此処まで当たりやすいものなのだろうか。
美代:「そう…」頷いて。
美代:「上が早々に結論を出してしまうのだけは避けたいの…」
SM:そう言って、じっと望の目を見つめる。
望:真っ直ぐに見つめてくる目。 やがて、にこりと笑い。
望:「……うん、分かった。其方の事ならば、確かに私たちの専門分野だしね。」 笑顔で彼女の手を取る。
美代:「…ありがとう!」その手を、ぎゅっと握り返す。
望:「ジャーム化だなんて、そうそう簡単に決めつけられてたまるものですか。 私たちはジャームと言うものを認定する為に此処に居る訳じゃない……ジャームとなるのを一人でも防ぐために、此処に居るのだから。」
望:ちょっとカッコつけかな、と悪戯っぽく笑ってもみせる。
望:ともあれ。 明日――いや、今日からか。 また少しだけ忙しくなりそうだ。
望:だが、それで一人を助けられる可能性と言う物が用意できると言うのであれば――望むところだ。
望:シナリオロイスは長雨さんに■連帯感/□不安にてロイス取得を。

Opening04
「狂気」
ScenePlayer:“イシュタルの門”斯來 誠一 / “魔弾の射手”相模 明良
Place:UGN黒巣支部 time:-- entrance:不可

GM:登場どうぞ
明良:#1d10+36
Dice/明良:1d10=(5)=5+36=41
明良:41%へ。
斯來:登場 #1d10+33
斯來:#1d10+33
Dice/斯來:1d10=(8)=8+33=41
斯來:ちょ(何
GM:おそろ(何)

GM:嶋村 亜紀子の死亡した、“倒し伏せるもの”にまつわる一件よりしばらく後。
GM:未だ黒巣市から出たという報告のない件のエージェント達について、黒巣支部は調査を続行していた。
GM:そして、先日。
GM:支部長代理からの通達で、“倒し伏せるもの”再追跡の指示が出された。
GM:というのも…
美鈴:「“倒し伏せるもの”というエージェントには、OVを人為的にジャーム化させる能力があるようです」
美鈴:「これは未確認情報ですが、そういった存在が黒巣に留まっているのが事実である以上」
美鈴:「放っておくというわけにはいきません」
GM:という話だった。


GM:そんないきさつで、君たちは少ない目撃情報などを頼りに、夜の街を捜索しているところだった。
明良:「亜希子にゃんかわいそうにーです」ぽてぽてっと教官と腕を組みつつ道を歩く(何)
斯來:「・・・・・夜の街というのは、あまり歩きたくないのだがな・・・・・」気にせず歩くぜ(何
??:「〜〜〜♪」自販機前で鼻歌を歌いながら、小銭を投入。
明良:きょーかんが振りはらったりしないのでごきげんさん。ふんふん言いつつ綺麗な月夜を見上げていたが。
斯來:「・・・・・・そうだな、哀れな少女だった・・・・・ん?」
明良:「ほむ」ぽて。小首を傾げた狩人の歩みが止まる。機械に変わった今は無き左腕が疼く。
斯來:何処かの酔っ払いか?と一瞬視線を送る
SM:ガコンガコン。出てきたデカビタDを取り出して、きゅっと蓋を開ける。その姿は、斯來には見たことのある男だった。
ルシオ:「…………んあ?」
明良:「おお」
斯來:「・・・・・・・随分と、無警戒に歩き回っているものだな。」すっと視線が冷たいものに代わり
ルシオ:「アンタ……ミラーシェードのカカシか?」
斯來:「・・・・・斯來だ。」(ぁ
GM:明良も写真くらいは見ているだろうね。
ルシオ:「しつこいね、UGN。そういうのマジ面倒なんだけど」オーケイオーケイと、指摘にはぞんざいに手を振って答え。
明良:「はっけんはっけん!こんばんはールシオくん」手をぽんと叩く。きゃー。ルシオに向かって手をふる。
ルシオ:「つーか何の用なワケ? 俺、忙しいんでつきまとわないでくんないかなあ」あきらんには、しっしっと手で追い払うジェスチャー。
斯來:「さっさとこの街から出て行けば問題が無かったと思うが?・・・・・何故此処に留まっている・・・・」
ルシオ:「見りゃ分かるでしょ、ジュース買ってんのさジュース」デカビタDを掲げ。
明良:「いろいろめんどいことするからですよー」(・3・)みたいな顔で返す。(何)<つきまとうUGN
斯來:「・・・・・・良いだろう、質問を変えよう・・・・」
ルシオ:「何の用か訊いてんのはこっちなんですけどー?」なにかな?と小首を傾げ。
斯來:「・・・・・・この街に居る理由が貴様にあるのか?、こちらとしては余計な仕事が増えて面倒なんだがな。」
明良:よくわからんが教官に任せておこう。てってこてってこ。ルシオんおしのけて自販機で午後てぃー購入。
ルシオ:「……同じコト尋ねられてるような気がするんだけど」やーれやれと。害意は無いよとばかりに両手を首の後ろで組んで。
明良:「わかりやすくいうと、OVを人為的にジャーム化させる能力があるとおぼしき“倒し伏せるもの”が黒巣に来てるから様子見て来いって上からいわれてひまそうにぽてぽて歩いてたのが今のわたしたちですにゃー」ぐびー。
ルシオ:「こっちも“仕事”なもんでね。邪魔しないでくれると嬉しいな」ぷらぷら。両手を組んだまま瓶を振る。
斯來:仕掛けるには場所が悪い・・・人気もありすぎてワーディングを張っても被害は出るだろう・・・そんな事を考えつつ
ルシオ:「ああ、それ超分かりやすい」手ぽむ。
ルシオ:「能力。……ああ、あれね──」
ルシオ:「でもザンネン。俺はなーんにも知らない。…もちろん、“ご主人サマ”の居場所も言わない」
明良:「べつにみつけたからどうこうしろとはいわれてないので、とりあえずいまのところはルシオくんから情報を引き出すぜ!みたいなのがUGNのターンなのですよ」ほふーん。言わないし知らないのならまあいいか、みたいな。(何)
斯來:「・・・・・まあいい、とりあえず貴様と此処でやりあう気は無い・・・」
斯來:ふう、とため息をつき
明良:「おたがいめんどいですな。」ふるふる。(何)<仕事の邪魔すんな!
ルシオ:「情報欲しいの? うーん…どっこまで言ってもいいモノかなあ……」うーんと考え込む仕草。
明良:「おしえてくれたら」ずずい
明良:「このレアなかっぱえびせんをルシオくんにふぉーゆー」(何)
明良:チョコかっぱえびせんを懐から取り出しつつ(何)
ルシオ:「あの人、もう人使い荒いったらないしー…一袋くれんの?」
斯來:とりあえず、任せてみるか、この手の相手との会話はどうにも苦手だ、と二人の様子を見つつ(ぁ
明良:「あげますにゃー」少しだけションボリしつつも(何)
明良:くわっと決意を固めてばれんたいんちょこプレゼント!
ルシオ:「──でもさ(ばりもぐ)、あの人がなにも(もぐもぐ)しなくても(まぐまぐ)、狂うヤツは狂っちゃうもんでしょ?(サクサク)」さっそくチョコえびせん食いつつ。
斯來:「自分の意思で狂うならそれはそれで構わんがな・・・・貴様等はそれをけしかける・・・・」
明良:「ですなー(ざくざく)でもまーできるだけジャームはっせいりつをへらさないと(まぐー)UGNの存在意義がどうこうとゆー」ほふー。
ルシオ:「たとえば(デカビタDごっくん)…ジャームを憎みすぎて、狂って、ジャームになる。とかね」口の端に付いた粉を払って、にやりと笑う。
斯來:「ミイラ取りがミイラになる・・・と言う事か、ありえない話では無いな。」
ルシオ:「それってどういう気分なのかなー」も一つ摘んでぱくっと。
明良:「じっさいジャームを憎んで憎みきってみないとわかりませんなー」のふーん。
ルシオ:「──ま、俺には関係ないけど」ぱんぱんと手を払い、粉を落とした。
明良:「──そういえば、ルシオくんはどうして“血染めの左手”って呼ばれてるんですか」
ルシオ:「いい質問だねー、キミ」
明良:このまま帰りそうな彼をそのまま見送る姿勢で。ちょっぴりだけど情報提供かんしゃー的なさむずあっぷを送りつつ。
ルシオ:「戦ってみれば分かるかもよ?」にぱー。
ルシオ:「……まあ。今この状況はマズイってくらい分別はあるんだけど」
明良:「じゃあまたてきとーに今度戦ったときにわかりそうですから、それまでお預けですな。あ、わたしのことはあきらんと呼んで下さい」どーん。いばり。
斯來:「当然だ・・・・それすら分からんのはジャーム位だろう。」
ルシオ:「俺はこれでもジャームじゃないんでね? …今はね」笑って。
ルシオ:「オッケー。あきらんね、多分覚えたよ」
斯來:「・・・・とりあえず、一つ言っておく。」
ルシオ:「何かな?」
斯來:「・・・・ジャームになったら私を呼べ、喜んで貴様を斬ってやる。」
斯來:ジョークともとれるような口調で
ルシオ:「…俺を殺してくれるって?」愉しげに笑って。
GM:pipipipipi...
GM:と、そこでルシオの携帯が鳴る。
ルシオ:「ははっ、そっちは覚えてたらな……っと」顔をしかめて、慌てて懐を見遣る。
ルシオ:「っと、やば。時間切れー」
斯來:「・・・・・ああ、そうとも・・・・ふむ・・・」
明良:「じゃあまたーです。ルシオくん」
明良:ぽややんとした愛嬌のある笑顔で返し、ばいばーいと手を振った。
斯來:「やれやれ・・・あの手の輩はどうにも苦手だ・・・」見送りつつ肩をすくめる
ルシオ:「じゃあねー」ぽいっと瓶を投げ捨てて、携帯に出ながら慌てて立ち去った。
明良:「きょーかん」その背中を見送りつつぽつりと。
斯來:「・・・・どうした?」
明良:「これからきょーかんのことをカカシ先生って呼びたいです!」
明良:きゃーとか言いつつ、ルシオとは逆方向に走って逃げた(何)
斯來:「却下だ(即答)」(何
明良:ぽってぽってダッシュで支部帰ります!(何)
GM:足音を残して夜は更けた。(何)