Middle01
「暴走」
ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓
Place:高校 time:放課後 entrance:PC3のみ不可

GM:登場どぞー
皓:#1d10+38 よいせー。
Dice/皓:1d10=(5)=5+38=43
皓:43%へ。
GM:あいあい。

GM:圭介の来訪から数日後。
GM:もやもやした気持ちを抱えたまま、その日の授業終了のチャイムが鳴った。
GM:君が教室を出る支度をしていると、聞き慣れた声が掛かった。
亮:「皓! ちょっといいかな」慌ただしく教室の外から戻ってくる。
皓:「……うん? あれ、亮?」
皓:「どうしたの、慌てて?」
亮:「ちょっと、頼みたいことあるんだ! …そのー、こっち関連なんだけど」
GM:後半はやや声を潜め。
皓:よいせ。と鞄を担いだところでかけられた声に顔を上げ。見て。
皓:「──ん、いいけど……何?」合わせるように声を落とす。
亮:「それが…ジャーム化したOVが市内で暴走してるらしくて」
亮:「急遽人手が必要ってことで、さっきから声かけて回ってるんだ」
皓:「……ぇ」
高人:#1d10+42 [登場判定]
Dice/高人:1d10=(7)=7+42=49
亮:「学校でこんなこと頼んでほんと悪いんだけど…」
皓:「いや、いいよ。気にしないで」
皓:「で、僕はどっちに行けばいい?」
亮:「…ありがと! 場所は総合病院の近く。もうUGNが包囲を始めてるはずだから、とにかく向かって!」
皓:「解った、亮も気をつけて」
皓:頷き答え、ひら、と手を振り。
亮:「僕はもうちょい人集めてみるから。よろしく!」そう言ってまたどこかへ。
皓:「……ちょっと急いだ方がいいかな」見送る形になったまま、鞄を担ぎ、得物を片手に持ち替え、廊下へと。
GM:では、現場付近の路地についた君。
GM:見ると、確かに周囲にはUGNの職員らしき人間や、他のイリーガルの人間の姿がある。
GM:もちろん、一帯にはワーディングが張ってあるね。
皓:顔見知りのエージェントに、亮から協力を要請された旨を伝え。ざらっと周囲を見て。
皓:「──結構大変なことになってるんですか?」
斯來:登場 #1d10+41
皓:適当にその辺の人に事情を聞いて見る。
斯來:アレ?
斯來:#1d10+41
Dice/斯來:1d10=(8)=8+41=49
GM:末尾はダメなタイプかな。
斯來:「・・・・・さあな、私も今呼び出されたばかりだからな・・・・」と答えてみるその辺の人A(何
高人:「…………」
高人:ちなみにこちらはキーホルダーを手に持ち、壁にもたれかかって黙って状況を見ている。
皓:「そうですか……高人も来たんだ」
皓:頷き、クラスメイトの姿には軽く手を上げ、声を。
高人:「……ああ、ちょっと気になる事もあったんでな」津嶋君の言葉に気づき。
斯來:「ふむ、どうやらめぼしい連中は集められたようだな・・・」
皓:「気になる? 何かあったの……って訊いてる暇は無いか」
直也:「…あれ。高人と…津嶋?」と。また一人、声。
皓:「ああ、直也も?」声には振り返り、見て。
高人:「遠藤……お前も来たのか」少し驚いた声で。
斯來:僅かに視線を直也の方に向ける
直也:「まあな。…ジャームだってな」苦い顔で周囲を見回す。
高人:「……そうらしい。対処の為にここまで集まるたぁ珍しいとは思うけどな」
直也:「今聞いてきたぜ。この辺は見通しが悪いから、数人ずつ纏まって移動しつつ応戦。だーとさ」努めて、普段通り振る舞おうとしている…が、どこかぎこちなさを感じる。
皓:「そうだね……数人単位で、か」
直也:「そこそこ数がいるらしいから、しらみつぶしだと」
斯來:「・・・・面倒だな。」
斯來:<そこそこ数が〜
高人:「……なるほどな」
斯來:「・・・・どちらにせよ、一般人に被害が出る前に片付けねばなるまい。」
皓:「まぁ、被害が広がらないうちに何とかしようってことなんだろうけど……じゃ、ここのポイントは僕たちってことかな?」
斯來:ジャーム・・・・例の輩の仕業なのか・・・一瞬そんな思考がよぎりつつ
直也:「この辺りに居るようにって言われたしな…いんじゃねえかな」
??:「うう………」
皓:「じゃ、そういうつもりで……ん?」
SM:不意に、君たちの耳に僅かなうめき声が聞こえる。
SM:道の先に、影…ジャームと思しき人影が現れた。
直也:「…」すっと表情が硬くなる。
SM:いびつに歪んだ体をゆらして、君たちに襲いかかってくる。
皓:「──来た、かな?」
斯來:視線を向けつつ、領域を広げ周囲を索敵・・・・数は?
高人:「……きやがったらしいな、どうやら」魔眼の"剣"構成。
直也:「来たな……大人しくしろ!」ジャームの姿を認めたと同時にかけだす。
皓:すい。と流れる仕草で方は場に足を開き、得物を構え。
SM:前方に、1体。
斯來:「・・・・・・周囲の警戒を怠るな、相手は一人とは限らん。」
SM:と、それに続こうとした君たちを遮るように、狭い横道からもう一体別のジャームが姿をあらわす。
皓:「って、え、直也──っ!?」
ジャーム:「──ガアァァァァァァァァ!」
斯來:「津嶋・・・そっち(直也の方)をやれ。」
GM:直也は最初の1体に突っ込んで行ってしまったね。それなりに応戦している。
高人:「!?……ちっ!」現れたもう一体の方に牽制の為に火炎弾を放つ。
皓:「……っ、はい、お願いします!」
斯來:そういって、直也のとは別の方に突っ込む
SM:咆吼と共に、前方への道をふさぐように四つ足の獣が体当たりを仕掛けてくる。
GM:直也の方へは行けそうにないね。
皓:了解。
皓:「……っ、先ずはこっち、か!」
SM:火炎弾を眼に受け、小さな呻き声を上げる。最初のチャージは牽制に外れ、体躯を整える。
高人:「俺は支援に回る……油断すんなよ!」津嶋君に言いつつ、続けて火炎弾を放つ。
皓:「頼んだ!」抜けれないのを確認すれば、目の前に立つジャームへと、走る勢いで横なぎの一閃を。
斯來:「・・・・・だから、目の前の敵に注意を向けすぎだ・・・」とん、と間合いをつめ、火炎弾で怯んだジャームを
斯來:縦一閃
SM:血を踏みしめ、焼けただれる肉の匂いを大気に撒き散らしながら
SM:一閃、二閃──と。閃いた刃が獣を十文字に切り裂いた。
皓:「一体目か……直也!」
直也:「………」直也の方も終わったらしい。最初の小柄なジャームが倒れている。
皓:倒れるのを目視、前方の友人に声をかけ、走り寄って。
GM:獣化した腕をそのままに。
高人:「……終わったか。遠藤、大丈夫か?」同じくそちらへ。
皓:「そっちも終わった?」
GM:……しかし。
GM:答えないまま、直也は倒れた相手に更に拳を振るい始めた。
皓:「……え、ちょっと、直也!?」
高人:「……っ!?遠藤!」その様子を見て思わず叫ぶ。
皓:流石にそれには慌てて駆け寄り。
斯來:「・・・・・む、いかん・・・・衝動に飲み込まれている、津嶋!!衝撃をあたえて目を覚まさせろ!」
直也:「くそ……この…っ!!」断続的に響く鈍い音。
皓:「直也、もういいだろ、止めなよ!」
皓:ぐ。と力任せにその腕を取り。
直也:「うるさい…放せ!!」止めに入った手を振りほどこうと暴れ、ギロッと君を睨み付ける。
GM:高人には見覚えがある。あの日、昇降口でみた…狂気をはらんだ目だ。
皓:「──っ、直也っ!」
皓:睨まれた目を見返し、必要以上に声を上げ。
直也:「ジャームは……ジャームは、殺すんだ!」
斯來:「・・・・・・貴様までジャームになるつもりか、馬鹿者。」
高人:「……あの時と同じかよ……くそっ!」
皓:「もう止めろって言ってるんだよ、直也っ!」
斯來:感情の無い冷たい声で
GM:なおも振りほどこうと暴れる。
皓:振りほどこうともがく身体を、無理やり押さえつけ、再度怒鳴りつける。
直也:「黙れ! ……ジャームになったら何だって同じだ、手加減なんか必要ない!!」
皓:「そんな訳あるか──いいから止めろよ、直也! ……落ち着けよ!」
斯來:「・・・・どういう理由でジャームを憎むか知らんが、その憎んだジャームになりたい言うのだな?」さらに感情が無い声になる
高人:「……バカ野郎、目ぇ覚ませっつってんだろうが!」
高人:駆け寄り、手加減しつつ顔を殴りつける。
GM:では、その拳に殴り倒され。
GM:地面に倒れて動かなくなる。
皓:「……どうしちゃったんだよ、直也」
斯來:「・・・・・・危険だな・・・」
皓:は。と息をつきつつ、地に倒れる直前に身を掬い上げて。
高人:「もう少し早く言うべきだったな……俺が気になってたっつーのはこれだ」言いつつ。津嶋君にOPであったことを話す。
皓:「…………そう、なんだ……」
皓:聞いた内容に、一瞬目を伏せ、呟くような言葉。
高人:「とにかく、移動するぞ。手当もせにゃならんし今後の事もある」
皓:「……取り合えず……病院も近いし、診てもらった方がいいよね」
斯來:「・・・・このままだと、彼は”衝動”に負けるな・・・・」
皓:苦笑よりももっと苦い笑みを浮かべ、顔を上げ。
高人:「……なんか心当たりでもあるのか、教官」何か知ってるような感じの教官に。
斯來:「・・・・この街に・・・ジャームを生み出す者が居る・・・・私はそれを追っている・・・」
皓:「……さっきのもその一環ですか?」
皓:よ。と少々勢いをつけて直也の身体を背負い、立ち。
斯來:「・・・・恐らくな、一辺に複数のジャームが出現するなど、タイミングが良すぎる。」
高人:「どこのどいつだその馬鹿は……まぁ、それは後だな」言いつつ、病院と支部へ連絡を。
斯來:「・・・・・“倒し伏せるもの”」
皓:「────」は。と息をつき、背負った友人の顔を肩越しに見て……呟かれた単語に硬直した。
皓:「今、何て言いました、斯來さん?」
斯來:「まあ・・・・・とりあえずは、病院だな。」
高人:「……それと似た言葉聞いたことがある。"arcanum"か……また動き出しやがったかあいつら」
斯來:「・・・・“倒し伏せるもの”だ、心当たりがあるのか?」
斯來:すっと視線を皓に向けつつ
皓:「…………いえ」ふるり、首を振り。
皓:「ちょっと聞き間違えたみたいです」
斯來:「・・・・・そうか。」
皓:言って、目を合わせないよう数歩、二人より先に歩き出す。
高人:「……まぁその話も後だな、急ごうぜ」それだけ言って歩き出す。
斯來:「・・・・・他の場所も収まっていると良いのだがな。」そういって歩き出す
GM:その後、ジャームの鎮圧は滞りなく完了したらしい。…たった一つ、直也の起こしたトラブルを除いて。

Middle02
「彼女の研究」
ScenePlayer:“生死の狭間”天宮 望
Place:市内/総合病院 time:夕方 entrance:不可

GM:登場かもん。
望:#1d10+36 (よいこらせ
Dice/望:1d10=(10)=10+36=46
望:チョコ渡して気力g(ry
望:(まぁ先先(何
GM:張り切りすぎですよ!

GM:今日は美代の幼馴染み…遠藤直也の検査に立ちあうため、外来が終わってから二人で支部へ向かう約束になっていた。
GM:時刻は夕方。早上がりの挨拶をして、二人揃って帰り支度をしている所だ。
望:今日の病院でのお仕事はこれにて完了。 着替えも終わり、軽く息吐き。
美代:「ごめんね、付き合わせちゃって」
美代:「直也には放課後支部に来てくれるようにお願いしてあるから」
望:「ううん、気にしないで。 “こっち”だって私のお仕事なんだしさ。」
望:了解と。 んーと背伸びして。
SM:荷物をロッカーから取り出して、時計を見遣り。
美代:「検査で侵蝕率が正常の範囲なら、上もそうそう処分だなんていえなくなるはずよ」
美代:「私が信じてあげないと。彼はまだ…」自分に言い聞かせるように。
望:「処分、か……。 如何して上の人たちはそう言う単語が好きなんだろうね。」  少なくとも、人に使う言葉では無い筈だ。 苦笑漏らし。
望:「ともかく、頑張りましょう。 長雨さんだけじゃない……私だって、きっと大丈夫だって信じてるから。」
望:ねー。 にこりと笑う。
美代:「上は“一人”を、数字で理解しているからよ」溜息に目が合って、苦笑へと変わる。
美代:「ええ……望さんもいてくれるし…大丈夫よね」

SM:──二人が知り合って間もなかった頃、お互いのこれまでの活動を話しあったことがあった。
SM:病院内のスタッフルームで二人きりになった時に、軽く漏らした言葉が切っ掛けとなり。
SM:その時、彼女の“研究”について聞いたのだ。
美代:「──“RVの自律的制御の考察”」
美代:「それが、私の研究テーマ。…人に言うと、そんなの無理って笑われたりするんだけど」
美代:「私ね、人間の心って、もっと強い力を持ってると思うの」
SM:彼女は熱の篭もった眼差しで語り続ける。
美代:「きっと、RVの力にだってうち克てる。そういう力が眠ってるって、信じてる」
SM:その目には、確かな意志が宿っているように思えた。
美代:「あはは、ちょっとクサかったか。なんか恥ずかしいな」
SM:屈託無く笑った。確固たる信念を叶えようという希望とともに。

美代:「………どうしたの、望さん?」
望:――そう言えば、あの夢を聞いたのはこの場所だった。 図らずとも、あの時と同じ場所で。同じように。こうして話を交わしている。
望:「……え? あ、ううん。何でもないよ。」
SM:ふと気がつけば、あの時と同じ室内に斜陽が差し込んでいた。
望:てへ、と笑い。お茶啜る。
望:「……何処まで今、進んでる?」 あの時の、貴女の夢は。差し込む光には眩しそうに。
美代:「え? ああ、研究ね…」
SM:視線を僅かに左へと逸らす。
美代:「もちろん、今も続けてるわよ。ただちょっと、最近進展がなくて」
望:「そう、なんだ。 ……私が医療側じゃなくて、RVの研究も少しくらい手を付けていれば手伝えたかもしれないのにな。」
美代:「……そう、ね。研究が完成してれば、良かったのにね」
美代:「でも、いいのよ。気にしないで。貴方は医療従事者の方が向いているかもしれないわ」
SM:痛いところを突かれちゃったな、と軽く笑う。
望:「そ、そう……かなぁ? 何と言うかさ、時折私の方を見る先生方の目が凄い心配の色を帯びてる気がするんだー……。」
望:気のせいかな、これと。 冗談っぽく笑う。
美代:「それは………うん。考えすぎよ、きっと」今度ははっきりと視線を逸らした(何)
GM:と。そこで二人の持っている病院用の端末が着信を告げる。
望:「うん、それを私の目を見て言ってくれればもっと嬉しかった。」 (何
美代:「あら?」
望:「連絡……? 何だろう。」 PHS取り出し。
GM:件名には緊急の文字。
美代:「………急患。分かりました」
GM:『急患一名。Rケース。手透きの関係者は応援お願いします』
望:「急ぎましょう。 ……私たちの務め、しっかりと果たさないと。」
美代:「ええ……」
望:立ち上がり、収集の場へと。
GM:呼び出された君たちは、適宜指示を受けつつ業務へ戻った。
GM:患者の名前を知るのは、もう少し後になる。

Middle03
「過去、憎悪」
ScenePlayer:“静かなる猟犬”風見 高人
Place:市内/総合病院 time:夕方 entrance:可

GM:登場どぞー
高人:#1d10+49 [登場判定]
Dice/高人:1d10=(1)=1+49=50
高人:落ち付いた。
皓:#1d10+43 同時登場で。
Dice/皓:1d10=(3)=3+43=46
皓:よしよし。
望:#1d10+46 出ようかな(よっと
Dice/望:1d10=(7)=7+46=53
GM:では。

GM:気絶した直也をつれて、病院へ。
GM:病室へ運び込まれた、職員達が慌ただしく出入りするのを、君たちは廊下でただ眺めているしかなかった。
高人:「……大丈夫かね、あいつ」はぁとため息をつき。
皓:「どうだろうね……」ふぅ。と両手で膝の上に頬杖をつきつつ、答え。
皓:立ち上がり、視界に入った自販機により、珈琲を2本。一本を高人に差し出して。
高人:「……ああ、サンキュー」差し出されたコーヒーを受け取り。
皓:「……なぁ、高人」視線を投げ、一瞬躊躇うも。「さっき言ってた、直也の気になることって、何?」
高人:「……ああ」
皓:向かい側正面の壁に立ったまま寄りかかり、言葉を待つ。
高人:「……さっき、前にもここに運び込まれる前と同じ状態になった事がある……ってのは話したよな」
皓:「うん」
皓:頷き、珈琲を一口。
高人:「その時は俺が止めて、まだすぐ普通に戻ったんだが……その時にあいつ言ってたんだよ」
皓:「何て?」
高人:「『最近変なんだ…カッとなると、どうしても押さえきれなくなる』って、な」
皓:「……」
高人:「"力"の事かって聞いたら……その通りだった」
皓:「──…………さっきの状態が正にそれ、だね」些か不自然に長い沈黙の後、目線を外し、ぽつり、呟いて。
高人:「何か他に言いたいことはあったらしいが……その時は言ってくれなかった」
高人:「話せる状態になったら話せ、俺一人じゃ不安ならお前でも加瀬でも呼ぶから……とは言ってたんだが、聞く前にこうなっちまった」
高人:もう一度ため息をつき。
皓:「そっか……」
高人:「後……これは言って良いのかどうかわかんねぇけど」
皓:「うん、何?」
高人:「"もし間に合わなくて……還ってこれなかったら、殺してくれ"とも言われた」
高人:思わず声のトーンを落とし。
皓:「────」
皓:聞いた言葉、それに瞬きを数度。その上で高人を見て。
皓:「……高人は、その言葉を聞くの?」
高人:「………………」
皓:「……御免、酷い質問した」
高人:少し黙り込んだ後、顔を上げて。
高人:「……他に、本当に打てる手が尽きたら、な。……ただ」
皓:「その前にやるべきことがある、出来る事がある、だろ」
高人:「ああ、そうだ……最後まで諦めるつもりはねぇ……」
高人:「……第一、自分やダチの命がかかってる状態になってまで、後ろ向きで居られるかよ。そうだろ?」
皓:「そういうことだね」
皓:この場に在って初めて、作ったものでも何とか笑い。壁から背中を離して。
皓:「直也のところも静かになったみたいだ。行ってみよう、高人」
高人:「……ああ」ぎこちないながらも少し笑って。うなづいた。
GM:運び込まれてから1時間程度経った。
GM:職員に確認すると、ようやく直也の様子が落ち着いたらしいとのことで。君たちは面会を許された。
GM:病室に入ると、君たちの姿を認めた直也がベッドから体を起こす。
直也:「……」ばつが悪そうに視線を落とし。
皓:「直也、どう? 気分は」や。と此方は普通の態度で軽く手を上げ、声を。
高人:「……よぅ、目ぇ覚めたか。遠藤」なるべくいつもの調子になるように。
直也:「ああ…。……悪ぃ。迷惑、かけっぱなしだな…」
高人:「気にすんな。ダチなんてそんなもんだ」手をひらひらさせつつ。
皓:「その辺はお互い様じゃないかな? そうだね、気にすること無いよ」
直也:「大分頭冷えた。…お前のパンチ、効きすぎだから」顔に貼られたガーゼを指さして苦笑する。
直也:「…あのさ」ぽつり
高人:「……俺だっただけまだマシだろ。これが津嶋とか三納とかだったらもっとひどかったぜ?」笑って。
高人:「……っと、何だ?」
皓:「本気で怒らすと高人も怖いタイプなんだろうねー」あはは。と笑い、部屋の奥の簡易椅子を取り上げ。設置しつつ。
皓:此方は視線だけで返事とし、見た。
直也:「ここって、市内の…総合病院、だよな」
高人:黙って頷く。
直也:「迷惑ついでに、頼みがあるんだけどよ…」
GM:頭を掻き。
皓:「どうしたの?」
直也:「実はさ。今日、幼馴染み…UGNの職員なんだけどさ、そいつと支部で会う約束してたんだ」
高人:「…………」黙って先を促す。
直也:「でも、居ないって分かったら…つーか、そいつここに勤めててさ…」
直也:「ここに、来るかも知れない。でも…出来れば、黙ってて欲しいんだ。さっきのこと」
皓:「…………」それには軽く眉を顰め、高人を見る。
直也:「最近調子がおかしいってのは、ばれてんだけどさ。…さすがに、さっきのは……」
皓:「……でもさ、ここに勤めてるってことは、その人って医者って事だろ?」
皓:「そういう人に、自分の体調……て言うのかな、まぁ、ともあれ、そういうのを黙ってるのって、意味ないんじゃない?」
直也:「あいつにだけは、知られたくないんだ」
皓:「……何で?」
直也:「俺さ…中学のころは、別の街にいたんだ。その、幼馴染みと一緒に。一緒の学校行ってた」項垂れたまま。
直也:「そこで、ジャームに襲われた。…学校にいたやつは、みんな殺されたよ」
直也:「俺もそこで死んで…一人生き返った。あいつは部活で学校にいなくて、助かったけど…凄く、傷ついてたと思う」
高人:「もうこれ以上心配させたくない……か」
直也:「俺もあいつも、ジャームには…嫌な思い出しかない」
直也:「それなのに俺まで、あんな風になるかもなんて、言えるかよ…」
皓:「ちょっと待った」
GM:顔を上げる。
皓:今の最後の言葉、それには些か強い言葉と共に視線を投げた。
皓:「今のは聞き捨てられないな。“あんな風になる”だって?」
直也:「…?」眉を寄せて皓の顔を見る。
高人:「……」同じく調子の変わった友人の方を見て。
皓:「そこでそんな風に思ってどうするんだよ。──自分は、そうはならない。絶対に。って」
皓:「そう思って、努力するべきだろ、僕たちは」
直也:「……」目を背ける。
SM:コンコン。性急なノックの音。
皓:「諦めてどうするんだ。なってしまうか、なんて……」
SM:その返答を待たずに白衣の女性が慌てた様子で入ってきた。
美代:「直也! …無事、なの?」
皓:何かを続けようとした、その瞬間のノックに言葉を止める。
直也:「美代ねぇ……」びく、と一瞬硬直する。
望:「ちょ、ちょっと! もう少し静かに入らないと驚かせちゃうってば……!」  まぁ、遅かったわけだが。少し遅れて入ってきた。膝小僧にバンドエイドつけながらも(何
美代:「運び込まれたとか聞いたから……」
SM:大丈夫なの? と視線が直也へ訴えかける。
美代:「容態は落ち着いたって聞いたけど、他に変なところない?」
直也:「あ…ああ。この通りピンピンしてるぜ」努めていつもと変わらぬ調子で、胸を叩いてみせる。
美代:「そう………よかったぁ…」今にもへたりこまん勢いで、大きく息をつく。
望:「まぁ、心配なのは分かるけどね……。」 御免なさいね、と一緒にいた学生2人に頭軽く下げ。
直也:「いつも大げさなんだよ、美代ねぇは」はは、と笑う。皓達には、いささかわざとらしく感じた。
美代:「ほんとにもう…」苦笑しながら、直也の頭を強めになでる。
GM:すると美代の首にかかった端末が、再び着信を告げる。
美代:「……あら? 何かしら…」着信に気づき場を離れ、通話に出る。
直也:「いてててて……いてぇよ、もう…病人だっつーの」ぶつくさ言い。
望:「それだけ君の事を心配していると言う事ですよ、遠藤君?」 にぱーと傷の具合を此方も見る為に近寄りつつ。
美代:「──はい。…ええ、今病室に………あ、はい。わかりました」
美代:「ごめんなさい、ちょっと呼び出しがあって」通話を切り、望に。
望:「全く、おねーさんの年齢な人をあそこまで心配させるだなんて。 将来は年上キラーって奴とか?」 適当な事を言いつつ準備ー……しようとしたところでおや、と。
望:「だ、大丈夫? 良かったら私の方が行くけど。」 遠藤君と長雨さんの顔を行ったり来たりで。
美代:「また来るけど、無茶しないでね」直也に告げて
直也:「ただの幼馴染みっすよ、もー。……うん?」
直也:「ああ。もう大丈夫だってー」返答して、美代を見送る。
美代:「ううん。私への用件だから」
SM:だから此処で待ってて欲しいと望に告げて、美代は病室から出て行った。
望:「分かったわ、行ってらっしゃい。」 ひらひらと手振り。
皓:「……」慌しく退出した彼女には、目礼で見送り。
皓:「今のが……さっきの話の人?」直也に向き直り、確認するように。
望:「さて……それじゃ、長雨さんが戻ってくるまで。」  高校生sに目を付けた。包帯とガーゼ片手に。
高人:軽く頭を下げる。
直也:「ああ、そう。…年上キラーらしいよ、俺」はは、と力なく笑い。>皓
高人:「……まー良いんじゃね。意味無く嫌われるよりは遥かに、な」
望:「そっちの二人。 良かったら序に消毒しておくけど、どう?」
望:がしりと二人の肩掴んだ(何
皓:「……え、僕は特に怪我は……」掴まれた(何)
高人:「……えー……前回なんかそれでひどい目にあった気がするんですけど」(何
望:「これでも看護師よ? ……多少くらい、いやーな臭いに関しては鼻が利くのよ。」 冗談っぽく。苦笑して。
望:まぁ、真偽のほどは置いといて。 持ってたバンドエイドやらガーゼやら包帯やらでちょっぱや治療しとくね!(何
直也:「…なあ、津嶋」やりとりを眺めつつ。
皓:「……あ、いえ、その、大丈夫です」何か危険を感じたらしく、身を引くも、勝手に治療され。
皓:「……ん、何?」
望:危険とか普通にないよ(何
皓:かけられた声には振り向いた。
皓:高人の言葉に不穏を感じたんだ(何) <危険
直也:「さっきの、だけどな」答えなかった言葉に。
皓:「ああ、うん」
直也:「…もうちょい、考えさしてくれ」
直也:「……ちょっと、一人で頭冷やした方がいいかもしんね」
皓:「……解った」頷き、見て。「でもさ、直也」
皓:「高人も言ったと思うけど。間に合わなくなる前に、絶対、教えて欲しい。僕達に。言って欲しいんだ」
皓:「努力するのは自分一人だけじゃない。伸ばし合う手があれば、届く範囲は遥かに広がるから……頼むよ、絶対に、だ」
皓:数日前、その手は敢無く拒否されたけれど。まだ、間に合うはず、届くはずだから。とは、口に出さない思いで。
高人:「……あ。俺も一つお前に言いたい事あったんだ」
直也:「……ああ。大丈夫だ」項垂れて。
高人:「"俺よりはマシなはずのお前が先に諦めてどうすんだ"、ってな……とりあえず、お前の気持ちは受け取っとくから」
高人:そこまで言って、頷いた。
直也:「……ああ」
直也:「……悪ぃ。ちょっと、一人にして貰っていいか」顔を上げないまま、そんなことを言った。
皓:「──じゃ、今日は帰ろう、高人」
高人:「……だな、また来るわ」そう言って立ち上がり。軽く手を上げて挨拶。
直也:「心配してくれてありがとな」
皓:かける言葉も見つからず、退出を促す言葉にはただ頷き、立ち上がり。
皓:「……また来るよ。今度はきちんと見舞い品持って来る。直也って何が好きだったっけ?」
皓:振り返り、笑って見て。
直也:「…んじゃ、M○Sのバーガー食いてぇわ」窓の方を向いて冗談めかす。ず、とすすり上げる音。
皓:「OK。食べきれないほど買って来てやるよ」
皓:はは。と笑い。ひらり、軽く手を振って廊下へと歩を進めた。
高人:「加瀬とか晃野にもいくらか出してもらうかね?」軽口を叩きつつ。同じく部屋の外へ歩き出した。
GM:夕日は空の彼方へ消えようとしていた。

Middle04
「見えざる因縁」
ScenePlayer:“魔弾の射手”相模 明良
Place:UGN黒巣支部 time:夕方 entrance:PC3のみ不可

明良:#1d10+41 えいやー
Dice/明良:1d10=(5)=5+41=46
斯來:#1d10+49
斯來:登場しておきませう
Dice/斯來:1d10=(1)=1+49=50
斯來:安(何

GM:では支部にて。
GM:情報収集を兼ねて、と言ってジャームの鎮圧に行ってしまった斯來がそのまま帰ってこないので
明良:みさおんとマージャンでもしてればいいのかい
SM:時代はあやとりだよ。あやとりはIQを高めるんだよ!(何)
GM:君はかっぱえびせんの袋を積み上げながらそろそろ自分も情報収集でもしようかなと思い始めた頃だった(何)
明良:「あやとーりもつかれましたー」ぽっぷくぷー。(何)
斯來:「・・・・・すまんな、少々遅くなった・・・」がちゃっと部屋に入って来る
明良:がたんと立ち、ふんふんと鼻歌を鳴らしながら立ちあがった所で、きょーかんの顔を見て。
明良:「カカシ先生おそーい」ぷんすか(何)
斯來:「・・・・その名で呼ぶな、というか、そもそも何だそのカカシというのは。」(何
明良:まあきゃっきゃ雑談しつつも教官からアレコレ情報を聞いたとします!
斯來:まあいい・・・と、とりあえず資料室からちょっぱって来た資料をどさっと置いて
GM:かくしかで。(何)
明良:“倒し伏せるもの”“直也くん”についてがまず先かな。
斯來:ですの
GM:はいはい。
斯來:後はルシオ(ぁ
GM:・“spade Ace”遠藤 直也
GM:【情報:噂話、UGN、報道、黒巣市】
GM:・“倒し臥せるもの”
GM:【情報:FH、裏社会、UGN】
GM:・“血染めの左手”ルシオ・ヴィルヘルム
GM:【情報:FH、裏社会、UGN】
斯來:とりあえず、我々の接点はこの辺ですからのう・・・
GM:これでおねがいしまーす
明良:「ジャーム化の兆しあり、と。なかなかたいへんですな」ほふーん
明良:カカシ先生はいくつ社会触れるかね
斯來:「・・・・・全くだ。」ふう、とため息をつきつつ、資料を漁り始める
斯來:UGNだと・・・4個ですな(何
斯來:<コネ混み
明良:おk。
明良:先に振ってくださいー
斯來:はーい
明良:<3つとも
斯來:#4r10+1 直也
Dice/斯來:4r10=(10,10,2,6)=Critical!!
Dice/斯來:2r10=(10,3)=Critical!!
Dice/斯來:1r10=(8)=8+20=28+1=29
明良:おまwwwwwwwwww
斯來:おや?ww
斯來:#4r10+1 倒し伏せるもの
Dice/斯來:4r10=(5,9,3,7)=9+1=10
斯來:#4r10+1 ルシオ(斬るリスト在住(何))
Dice/斯來:4r10=(9,4,1,10)=Critical!!
Dice/斯來:1r10=(4)=4+10=14+1=15
明良:#5r10+1 じゃあたお☆ふせのみ振るよ!
Dice/明良:5r10=(2,4,5,4,8)=8+1=9
SM:UGNで、29,10,15か…(何)
斯來:直也:29 たおふせ:10 ルシオ:15ですの
明良:うん、なおやん29、たお☆ふせ10、ルシオ15ね。
GM:あいあい(何)

・“spade Ace”遠藤 直也
黒巣市に住むOV。16歳。明るく快活な少年。シンドロームはキュマイラ/ソラリス。
イリーガルとしてUGNの活動によく参加している。
前に住んでいた街でトラブルがあったらしく、黒巣へは数年前に引っ越してきた。
半年前に黒巣支部へ移ってきたホワイトハンド職員、長雨 美代の幼馴染み。
前の街でジャームの襲撃にあっている。場所は学校。
FHのテロに巻き込まれたものと見られる。
この事件で学校に居た人間は殆どが死亡。直也本人はOVに覚醒したことで一命を取り留めた。
その経験からか、ジャームを憎んでおり、ジャームに関しては過激な発言をすることも多い。
最近では衝動に流されていると見られる行動も多く、一部ではジャーム化の兆しではないかと危惧されている。
以前UGNが札セルと交戦した際、イリーガルとして戦闘に参加している。
様子がおかしくなったのは1ヶ月ほど前かららしい。

・“倒し臥せるもの”
「arcanum」セル所属のFHエージェント。対応するカードは“力”
OVをジャーム化させる能力を持っているらしい。
セルの中では新参者で、詳細はあまり出回っていない。女性であることは判明している。
数年前、UGNからFHへ潜入任務を行った際に素性などの情報を得ていたはずなのだが、
担当者の一人であるルシオ・ヴィルヘルムはUGNを裏切り、もう一人の担当者であった嶋村亜紀子は先日ジャーム化の末死亡している。
本名、織部 美希(おりべみき)。
特殊能力「ターン・オン」の持ち主。それによってこれまで何人かのOVをジャーム化させているらしい。
以前札セルがUGNと交戦した際、その様子を見ていた。
嶋村亜紀子の一件にて、彼女が友人を殺害する直前に織部からの接触があったことが判明した。

・“血染めの左手”ルシオ・ヴィルヘルム
FHエージェント。
元々はUGNに所属していたが、任務でFHへ潜入した際にUGNを裏切り、現在は“倒し臥せるもの”の部下として動いている。
このところ高校の近くで目撃されている。

GM:以上。全部出るわい
明良:「ずっと俺のターン……だと……」しりやーす(何)<ターン・オン
GM:(何)
斯來:「・・・・・・長雨 美代?」
明良:じゃあ今出てきたみよりんについても調べますかな。
斯來:ですの
GM:・“ブリューナク”長雨 美代
GM:【情報:UGN、噂話、黒巣市】
GM:こちらで。
斯來:では、私から・・・
斯來:#4r10+1 美代 情報:UGN
Dice/斯來:4r10=(9,2,4,3)=9+1=10
明良:#5r10+1 えいやー。
Dice/明良:5r10=(6,8,4,4,5)=8+1=9
斯來:10ですの
GM:では。
明良:「ばろーるの天敵乙」(何)<ぶるぁぁなく
斯來:「・・・・・・そうなのか?」(何
・“ブリューナク”長雨 美代
ホワイトハンド所属のUGN職員。20歳。
シンドロームはオルクス/エンジェルハィロゥ。
半年ほど前、病院研修の為に黒巣支部へ移ってきた。
遠藤 直也とは幼馴染みであり、以前は同じ街に住んでいた。
優しい性格で、ジャーム化の兆しがあるOVに対しても、最後まで最良の道がないかと探すような人物。実際そういった研究にも熱心である。
数年前、通っていた学校をジャームに襲われているが、本人は部活動で校外に居たため無事だった。
研究内容は「RVの自律的制御の考察」。
ジャームの治療のために、侵蝕率を自分の意志で操作する方法がないかを調べていた。
その末にたどり着いたのが、“ターン・オン”と呼ばれる特殊能力であるらしい。

GM:こんな感じで。
斯來:「・・・・浸食率を操作・・・・・・か・・・」
明良:「バロールを倒したのがブリューナクだと神話では言われいますにゃー」ぽふーん。
斯來:「ああ、なるほど・・・・神話の話か・・・」
明良:ターン・オンについては今ここでは調べられないかな。
斯來:ターンオンてなんだろう(ぁ
GM:調べることはできますの。
斯來:では調査したく
GM:・特殊能力「ターン・オン」
GM:【情報:FH、裏社会、UGN / 知識:レネゲイド】
明良:
明良:知識レネゲイドwwwwwwwwwwwwwww
斯來:レアな・・・w
明良:ユイで参加していればwwwwwwwww!(何)
明良:まあともあれいくお!
GM:乙(何)
斯來:#4r10+1 UGN ターンオン
Dice/斯來:4r10=(7,3,1,8)=8+1=9
斯來:9ですの
明良:マインドエンハンス使用。
明良:#5r8+1 UGN
Dice/明良:5r10=(6,3,1,7,9)=Critical!!
Dice/明良:1r10=(9)=Critical!!
Dice/明良:1r10=(7)=7+20=27+1=28
斯來:おお
明良:28
皓:おおー。
GM:おういえー(何)

・特殊能力「ターン・オン」
“倒し臥せるもの”織部美紀が所持する、OVをジャーム化させる特殊能力。
正確には、RVの活性化を操ることができる能力で、相手の侵蝕率を自由に増減させることができる。
古代種に類似するエフェクトが存在するが、これはどちらかと言えばソラリス能力の突然変異であると思われる。
なんかすごく達成値が高いので
データ的に言うと
使用者の[精神]と同じ数までのd10を振って
その達成値だけ対象者の侵蝕率を上減させます。
使用タイミングは任意。
GM:以上(何)
明良:プラスにも、マイナスにする事も出来るのね。(何)
斯來:「・・・・・これは厄介な能力だな・・・」
明良:「ずっと俺のターン・オンのみならず、俺の特殊効果発動まで……やりますな」しりやーす!(何)
明良:まあほいほい資料を片付けて。
斯來:「・・・・・とりあえず、欲しい情報はそれなりに揃ったな。」
斯來:「・・・・さて、これからどう動くか・・・・」もそもそとポケットを漁り
明良:「とりあえず、この状態で判断できるのはー」ぽくぽく食べつつ。
明良:「直也くんが“倒せ伏せるもの”に目を付けられている、もしくは何かしらの影響を受けているだろうということ。そして彼の馴染みである長雨さんも、この様子だと何かしらの動きがあるとみていいだろうということですな」
斯來:「そうなる・・・・・・とりあえず、クロ高関係者に当たるか・・・指し当たっては・・・・津嶋かな。」携帯を取り出そうとして
斯來:一錠のカプセルが落ちる
斯來:「・・・・・・」黙ってそれを拾い再びポケットの中へ
明良:「よーし。情報おとどけにいきましょう。そしてほめてもらうんですー」きゃー!(何)
明良:「ほらいきますよカカシてんてー」
明良:へんな伏線張ってないで!とかいいつつ、ほいほい支部を出てった。(何)
斯來:「だから、その名で呼ぶなと言うのに・・・・・・」ため息をつきつつ退室していく
GM:思わぬ知らせが入るのは、その少し後のことだった。

Middle05
「隠匿と露呈」
ScenePlayer:“生死の狭間”天宮 望
Place:市内/総合病院 time:夜 entrance:不可

GM:かもーん
望:#1d10+53
Dice/望:1d10=(2)=2+53=55
望:おお、普通普通(み
GM:よしよし

GM:夕方、帰りそびれた君は
GM:結局そのままいつもの時間まで業務を続けてから帰ることにした。
GM:日が落ちてからしばらく経った頃。
GM:そういえばあの時見送ったきり、美代を見かけていないことに気がついた。
望:妙に遅いな、と手元の時計を見る。 此方から連絡してみた方が良いのだろうか……。
望:流石にこのまま帰るのも如何かと思い、PHS片手にしながらも院内を探し始める。 ……先ずはやはり今日入院したあの少年のところだろうか。
GM:と、病室に向かう途中の休憩室に、それらしき影。
GM:設置してある長椅子に、美代はぽつんと座っていた。
望:一介通り過ぎかけて――あれ?と思い引き返す。
GM:俯いたままの彼女の顔は、髪の影になって見えない。君にも気づいていないようだ。
望:「……こんな所に居たのね、探したじゃない。」 気づく様子も見え無ければ、軽く肩を叩く。
美代:「──望さん…」ゆっくりとあげた顔は、いつになく蒼い。
美代:「…私……どうしよう…」
望:「……何か、あったの?」
美代:「………たの」声が掠れて聞き取れない。
美代:「…UGNが……直也の処分を、決めたって……連絡が…」唇が、震える。
望:「な、何ですって!? ……い、いや、待って。 だってまだ、データは完全に出きってはいない。まだ、それを覆す事の出来る可能性は残されている筈なのに……それでも!?」
GM:カコン! と、君の背後の廊下で甲高い音がした。
望:焦る表情を整えぬままに振り返る。
GM:休憩室の入り口。呆然と立ちつくす直也がそこにいた。
直也:「………」足元には、空になった空き缶が転がっている。
美代:「直也…!」しまった、という顔で立ち上がる。
直也:「うそ…だろ……」
美代:「違うの…だって、貴方はまだジャームになんか……」
望:「遠藤君……お願い、落ち着いて。 私たちの話を聞いて!」
直也:「………っ!」美代の言葉がキーワードだったかのように。
GM:耐えきれなくなったのか、その場から走り去る。
望:「……追うわよ、長雨さん。 此処で何かあったら……!」
美代:「……………」動揺しているのか、その場に茫然と立ちすくむ。
SM:望の声にも上の空。
望:「……あぁ、もう!」 両肩をがしっと掴む。
望:「此処でぼーっとしている場合じゃない……分かっているでしょう、長雨さん! 此処で私たちが如何にかしないと、上の人たちは本当に彼を処分すると言う方向に持って行ってしまう。」
望:「それだけは何があっても避けなければいけない。 そして、それを今如何にか出来る可能性があるのは私たちしかいない……そうでしょう?違うの!?」
美代:「………そう、ね」ぽつ…と。呟いて。
望:ゆさゆさと。
美代:「…手分けしましょう。私は向こうを探すから…」
望:「……いいえ、行くなら一緒よ。 正直、今の貴女も……一人にしておくことは出来ない。」
美代:「大丈夫。それより…彼の友人にも連絡して」
望:「……そんな青白い顔して大丈夫と言われても、説得力に欠けるわよ。 昼間の子たちで良いのかしらね?」
美代:「大丈夫だから」望の言葉に気を取り戻したのか、今度は笑顔を作って力強く告げて。
美代:「ええ。幼馴染みと友人の両方でならば、彼の行き先もきっと掴めると思うわ」
望:「……本当に。本当の本当に大丈夫なのね? 何かあったら、真っ先に私の方に連絡出来る?」 真っ直ぐに。
望:「……ともかく。 そう言う事ならば其方の方は任せるわ。  私はちょっと連絡先を当たってから探すから。」
望:また後で、と軽く手を上げればそのまま廊下を駆け出して行った。
GM:美代はその姿を少しの間見送ってから、自分もまた目的地へ向かって歩き始めた。

Middle06
「追加指令」
ScenePlayer:“イシュタルの門”斯來 誠一
Place:UGN黒巣支部 time:夜 entrance:可

斯來:#1d10+50
斯來:登場
Dice/斯來:1d10=(2)=2+50=52
明良:#1d10+49
Dice/明良:1d10=(7)=7+49=56
斯來:安いな・・・(何
明良:よーし。
GM:うむ。この先もがんばってくれ(何)

GM:事態が急に動いた。
GM:そんな知らせがあって、他の関係者と落ち合うために支部へ戻った矢先。
GM:当然、UGNの上層部の決定はこちらにも影響してくる。
明良:「おや胃薬抱えてどうしましたー」のふーん(何)
斯來:「・・・・・事態が動いた、と聞きましたが?」何かあったな、と思いつつ
美鈴:「…大変言いにくいことで申し訳ないんですけれどね」
明良:ほみん。うなずく。
美鈴:「上から、こちらの支部が預かっているイリーガルの、処分命令がありました。夕方のことです」
GM:苦い顔で。
斯來:「・・・・・・名前と理由は?」
明良:「直也くんのことですか」
斯來:感情の無い声
美鈴:「ご存じでしたか」す、と数枚の書類を。
明良:なむい。割とざんねんそうな顔で、書類に目を通す
斯來:書類を受け取り、目を通す
GM:確かに、遠藤 直也と名前があり、
GM:斯來が夕方会った少年に間違いない。
明良:「“倒し伏せるもの”の能力と、先ほどイリーガルの一人が被った影響についてかんがえてみれば状況的にそんなかんじですー」ぴんっと彼の写真を指で叩いて。
美鈴:「それで、居場所を確認していたのですが…」
斯來:「・・・・・病院に居た筈ですが?」
美鈴:「どうやら行方不明になってしまったようなんですね…」
GM:病院関係者のツテで聞いたらしい。
明良:「………」
美鈴:「…そこで、お二人に」
明良:ほて。小首をかしげて考えてみる。
斯來:「厄介ですね・・・・、ああ代理・・・・長雨美代の所在は分かりますか?」
明良:おk、美鈴ちんには探してとりあえず保護すればいいんですなーと返しつつ
美鈴:「彼の捜索を。…本来なら、処分してこいと言わなければいけない立場なんですが、うちがそういうことに協力的でないことは上層部もおわかりでしょうから構わないでしょう」
美鈴:「“倒し伏せるもの”の調査の一環ということにしておいてください」にこり。
明良:「おういえ」さむずあっぷ。
斯來:「・・・・・分かりました、では・・・・遠藤 直也という”ジャーム”を発見次第、適宜処分します。」
美鈴:「長雨 美代…ホワイトハンドの方ですね。確か、天宮さんがご一緒だということでしたが」
斯來:「・・・・」
明良:なんとのぞみんが。じゃあ連絡取ってみようと思いつつ。カカシてんてーを見上げる
斯來:何となく不安が過ぎった、何故だろう(何
望:酷いな・・・(何 <不安とか
明良:「どっちもかわいそうにーです。これでもう長雨さんは『ターン・オン』に縋るしかなくなるんじゃないですか」あまく囁く。本部からの処分指令。それを覆すにあたっては劇的な何かが必要だ。
斯來:「・・・・・もう一度確認しておいて下さい・・・・嫌な予感がします。」
斯來:<美代の所在
明良:ぴぽぱぽん。のぞみん当てにメールを打って呼び出しつつ。
美鈴:「…わかりました。…では、お二人ともよろしくお願いします」
斯來:「微力を尽くします・・・・」
明良:がんばりまーす。ぽやん。あかるい声で返しつつ。
斯來:では、部屋を出ようとしよう
高人:#1d10+50 [登場判定]
明良:まあぽてぽて部屋を出ます(何)
Dice/高人:1d10=(7)=7+50=57
皓:#1d10+46 ではその廊下の先にて。
Dice/皓:1d10=(4)=4+46=50
明良:「おや」
皓:「……斯來さん!」見かけたその姿に、大またで近寄り。
斯來:「・・・・到着が早いな。」
皓:「連絡受けました。……どういうことですか!」
高人:「……本当なんすか。あいつが……遠藤が"処分"されるってのは」同じく堅い声で。
明良:かざみーの姿を見つけて、手でちょいちょいと招き寄せる
斯來:「聞いた通りだ・・・・中央から直接「遠藤直也」に処分命令が下った。」
高人:「……相模か、どうした」招きに応じてそちらへ。
明良:「かざみー。これあげますにゃー」かわいらしいうさたんのクリップが付け加えられた、これまでの情報をまとめた資料を渡す。
皓:「何で……!? あいつは、そんなんじゃない。何でそんな判断に!」
皓:其方のやり取りには気づかず、ただ、一人のエージェントの姿を見たままに。
斯來:「(ため息)・・・・・・落ち着け、馬鹿者。」こつん、と鞘で皓の頭をこづく
高人:「……なるほど、助かる。後で何かおごってやるよ」ざっと一通り眺めた後、頭をぽんと軽く撫でて。
皓:「……っ、何を……」
明良:「ぎぶみーかっぱえびせん!」きゃー。褒められてうれしそうに。
皓:小突かれたその仕草に、一旦言葉を緩めるも。
斯來:「・・・・・我々の任務は”遠藤直也”という”ジャーム”を”適宜”処分する事だ。」
皓:「だから、あいつはそんなんじゃ……!」再度声を荒げ。
明良:「単純に言うと、なおやんは、他のOVをジャーム化させることができる能力を持つ“倒し伏せるもの”という札っ娘に目をつけられてます」皓くんに。ちっちっと指を振って。
明良:「わたしたちはそのFHエージェントをどうにかしろという命令を受けているので、これから被害者の“保護”に行こうとおもっていますー」ほみん。
斯來:「・・・・・・”ジャーム”でないもの、”戻れる可能性”の有るものを処分するとは言っておらん。」
皓:「……え?」
明良:「だから、これは彼がなりたくてなっていることではなく」
高人:「……まぁ、あいつが処分される前に"黒巣支部で"保護しちまえば良い。そういうこったろ」
明良:「───そうなるように仕向けた人がいるのですよ」
斯來:「・・・・嫌な任務ばかり押し付けてくるのだ、”書面通り”以外の事をしてやる必要もない。」
明良:まあもともとジャームになり易い素質もあったんだろうがということは、空気を読んでお口チャック。(何)
皓:「──……何だ、そういう判断なんですか」ようやく理解した。と言う風に脱力し。
明良:しんぱいだったんですよねー。こーくんの頭をなでっちょ。(何)
皓:素直に撫でられるよ(何)
斯來:「感情のぶれが大きすぎるな、もう少し冷静さを心がけろ・・・・そうでなければ、感情に飲まれ、衝動に飲まれるぞ・・・」
明良:「この特殊能力を“ターン・オン”と呼び。彼の幼馴染である長雨さんもそれを研究していた。──そして、あんまりよくないニュースですが」おねえさんぶれてうれしそうににぱー。
明良:「直也くんが病院脱走しました」(何)
斯來:「・・・・・かつて私がそうだった様に。」誰にも聞えぬように静かに呟きつつ
皓:「…………」
明良:「……ということで、これから。FHや、いちおう長雨さんより前に確保しに向かおうとおもっているところです」どーん。
高人:「……この他にも、情報が洗い出せるか……?っておい、何だって!?」資料に目を通してたところで、言葉に反応して声を上げる。
皓:衝動、と言う言葉に一瞬だけ、動揺したように黙り込むも。
皓:「脱走、だって?」
皓:聞き捨てなら無い言葉に、身を乗り出した。
斯來:「そう聞いている・・・・」
斯來:<脱走
高人:「……何やってんだよあいつは……!」いらだたしげに頭をかく。
明良:「きっといやなことがあったんでしょう。かわいそうにーです」ふるふる。
皓:「それこそ……命令に盲目な連中に見つかったら……!」
明良:「ということで、おいかけましょー!」ぐっ。(何)
高人:「……時間なさそうだな。急ごうぜ」うなづいて外に出ようとする。
皓:「解った。直ぐ探さないと」
明良:「……まあなおやん放っておいて長雨さんの方にFHが接触する可能性もありますが、とりあえずはこっちが先ですにゃー」のぞみんにはメールで誘導しつつ。
皓:振り返り、外への道を走り出そうと。
高人:そしてドアを開けようとして何かぶつかる音がした(何
皓:ぶつかった(何)
斯來:「・・・・・まずは居場所を特定しなくてはな。」携帯を取り出し、とりあえずまだ指令を知らぬであろうエージェント達に捜索を依頼しつつ
斯來:外に向かいます
GM:では、君たちは各々夜の街へ。

Middle07
「夜道に気をつけて」
ScenePlayer:“魔弾の射手”相模 明良
Place:市内 time:夜 entrance:可

明良:#1d10+56
Dice/明良:1d10=(4)=4+56=60
斯來:#1d10+52 
斯來:登場 
明良:いいかんじ。60%
Dice/斯來:1d10=(3)=3+52=55
斯來:安い・・・・(何)
GM:うむうむ

GM:直也の行き先を探して市内を捜索するも、心当たりは全てはずれ。
GM:そろそろ捜索範囲を広げるべきかどうか…と思っていた君たちに
GM:デジャブのような状況で。また、声がかかった。
明良:「あ」ぽすん。歩みを止めて。
斯來:「・・・・・・前にもあったな、こういう状況は・・・・」歩みをとめる
明良:「“でかびたの左手”…!」しりやーす(何)
ルシオ:「だーれかさがしてるのかなー」ポケットに手を突っこんで、道の傍らに佇み声を掛けた。
明良:「なおやんでーす」みつかりませんー。素直にしょぼーん。
ルシオ:「誰よソレ。今はデカビタ持って無いって」
斯來:「指しあたっては・・・・”ターンオン”の犠牲者と言うところか・・・」
斯來:すっと向き直るが特に構える事はしない
明良:「なんだか犠牲者というよりはーな気もしますけどな」ぽふーん
ルシオ:「おっやー。そんな情報まで手に入れちゃったワケ…ね」軽く笑って。
ルシオ:「でも残念。俺はターン・オンの犠牲者なんかじゃないよ」
斯來:「安心しろ・・・・お前を探して居る訳では無い、それに・・・」
明良:「“spade Ace”の方ですにゃー。1か月前かなにかに何かした覚えないですかー」
斯來:「貴様なら、それを奪うか、それとも興味も無いかのどちらかだろう?」<ターンオン
ルシオ:「そっちはソノ気じゃないみたいだから、順番に話をしようか」そう言って、その辺に腰を下ろす。
斯來:「聞こう・・・・・」で、情報料だと言って、さっき買ってまだ空けてない缶コーヒーを投げ渡す
ルシオ:「……俺ね、強いヤツを探してるんだ。俺を殺せるくらい、強いヤツ」さんきゅ、と投げられた缶コーヒーを受け取る。
明良:きょーかんにわたしの分はーとせがんでねがる目。
ルシオ:「この前も言ってたけどな」笑って、プルタブを開けて。
斯來:黙って、120円を渡す(何
明良:わーい。それを左手で受け取り。午後てぃーを買う。
ルシオ:「あんたらも強いんだろ?」喉を鳴らして、疑念もなく珈琲を飲む。
斯來:「さあな・・・・正直分からんよ、支部には私等足元にも及ばぬ実力者が大勢いるからな・・・・」肩をすくめると、壁に背を預ける
明良:「強いかもしれませんが、わたしの場合ジャーム狩りが得意なだけなのでにゃんともー」
SM:教官の言葉に、ふんふんと頷きで返しつつ。
ルシオ:「確かに俺は“倒し伏せるもの”サマの部下だけどさあ……俺の意思とか、行動とか。そういうのは全部、俺のものだ」
ルシオ:「ターン・オンとか与えられた力とかじゃなくて、どうせなら俺は俺のままで死にたいだけなんだよ」
明良:ごっごっごっ。午後てぃーを腰に手を当てて一気。ぷはー。すっきり。
ルシオ:「戦って…な」ニィと笑う。悪戯めいたそれは、ただの青年の笑みのように。
ルシオ:「んで、後回しにしてた質問な」
斯來:「全ては自分の意思・・・・か・・・まあ、分からないでも無いがな。」
ルシオ:「“spade Ace”…遠藤直也って子か」
斯來:「ああ・・・知っているのなら教えて欲しいんだがな。」
ルシオ:「俺にお仕事が回ってきた頃のコトだなあ、そりゃ」
ルシオ:「…ああ、うん。いいか」一人納得したように呟いて、珈琲を飲み干して。
斯來:「・・・・・・」ぴくっと方眉をあげ
明良:おしえておしえてー。
斯來:「・・・・・強制はせん・・・・話せる範囲で教えて欲しいんだがな。」
ルシオ:「ココだけの話。かるーくストーキングを頼まれてたんだよねー」
斯來:「・・・・・最近は法律で罰せられる行為だなそれは。」ふっと笑いつつ
ルシオ:「居場所が知りたいなら、教えてあげてもいいけど」にぱーと笑い。
明良:わーい。おしえておしえてー。(何)
斯來:「・・・・・・・条件でもあるのか?」
明良:「──ルシオくん」ぢー。
ルシオ:「じゃあ後で俺と遊んでね。居場所は……隣町。彼が昔居たっていう学校さ」
明良:「いいですよー。……ルシオくん、わたしは左腕を悪魔に売ったことがあるんですよ」内緒話をするように、端だけを吊り上げた口元に人差し指を立てて。
明良:「おはなしの代償に。もし、ルシオくんと戦うことがあったら、狩人の悪魔に売ったこの左腕と銃で、ルシオくんの血染めの左手を吹き飛ばしてさしあげます」さむずあっぷ。きゃー。
明良:「ということでおしえてくださいー」せがーむ(何)
斯來:「・・・・・・良いだろう、相手はしてやる。」
ルシオ:「へえ? ソイツは楽しみだ」両手を肩まで上げて笑う。
明良:「居場所じゃないですよ。……ルシオくんの、“左手”の理由を、です」く。前にはそういったはずだ。戦うことになったら分かると。
ルシオ:「その時にでも、悪魔に売って手に入れた力ってのを見せてもらうコトにするさ……え、理由?」
斯來:あきらんを見て、緊張感にかけるな・・というか・・・・楽しそうに闘おうとするなという視線を送りつつ
明良:「あ、実戦でよいので」しー!おたのしみはとっておくものです!と(何)
明良:というわけできょーかん、早くいきましょーと。(何)
ルシオ:「…俺、なんかかっちょEー理由考えておくべきかしら」小首を傾げて(何)
ルシオ:「んじゃまた後でなー」
斯來:「・・・・・分かった分かった、他の連中にも連絡してから向かうぞ・・・・」やれやれ、と
斯來:「ああ、またな・・・ああ、後・・・・・ルシオ。」
明良:「じつは合体して武器になってどうしようもなくなったら自爆装置があるとかそんなルシオくんを期待してます!」きゃー。わくわく
ルシオ:「んあ? なにー?」
斯來:「お前はかつての私に似ている・・・・だがな・・・・お前の進む道の先は”破滅”だけだ・・・・最も、それが望みなのかもしれんがな・・・」
斯來:それだけだ、と言って、踵を返す
斯來:と言う訳でGM、“血染めの左手”へのロイスの感情を「敵意」から「好奇心」に変えます
ルシオ:「……カッコイイコト言ってくれるねぇ」ひゅう、と口笛を吹いて。刹那の闇に、男も姿を消した。
GM:はいな。了解。

Master Scene
「いつか帰る場所」
Place:某氏/廃校 time:夜 entrance:--

黒巣から、そう遠くはないその街。
廃校になった学校の前で、彼は立ち止まった。

ふらふらと歩いていたら、いつの間にかたどり着いていた。
「………」

まだここが学校だった頃に使った抜け道をくぐり、中へ入る。

校庭に出て、虚ろに校舎を見上げる。
「……もう、誰もいない。…俺と、美代だけだ……」
声が震えた。
「なのに…」

項垂れる彼の背後で、土を踏む音がした
「………なおや」