Opening Phase
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Opening Phase-01 「全ては此処から」
ScenePlayer:“ルーク” 北条 亮/登場:不可
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GM:登場どうぞ。
亮:#1d10+35
亮/Dice:1d10=(4)=4+35=39
GM:黒巣市郊外――
GM:とある倒産企業の研究棟を隠れ蓑としてFHが実験を行っているという情報を元に、キミ達は制圧任務に赴いていた。
GM:研究所周辺に《ワーディング》を張った上で、車両で封鎖。
GM:二人一組となって次々に所定の箇所から潜入する。
GM:散発して所内に響く渇いた拳銃の音と怒声。
GM:そして再び訪れる静寂。
GM:抵抗というには余りにもお粗末な状態だった。
GM:「――妙な感じですね」
GM:キミと組んで任務に就いている瀬野が、疑問を小さく口にする。
亮:「……うん…。…これじゃまるで…。」
GM:周囲に気を配りながら、非常灯に照らされた薄暗い所内を歩く。
GM:想定外の状態に些か不安な面持ちで亮を見る、瀬野。
亮:「……(陽動だった、なんて事にならないといいんだけど。)」内心不安に思いつつも、それを隠して、大丈夫だと頷いてみせる。
GM:ロングレンジからの広範囲支援攻撃を得意とする、CN“暁の閃光”――瀬野 光希。
GM:人的トレードによって、キミの後に黒巣支部に配属されたチルドレンである。
GM:ザ、ザザザ……ヘッドギアから味方の声が耳に入る。
GM:『潜入直前に何かがあったらしい…引き続き警戒態勢で…二手に……』
GM:「…とにかく、奥へ向かいましょう」
GM:壁伝いに、角を曲がる。
GM:数メートル離れたところに扉が。
GM:「………」壁に手をついた状態で、亮を見つめる瀬野。
GM:“入りますか?”
亮:「……。」頷き、光希に目配せして、扉の傍まで寄っていきます。
GM:訓練通りに体が動く。扉を前に両端に分かれ。
GM:指で合図。“3…2…”
亮:1。呼吸を合わせて、扉を開け放つ。
GM:ダン!
GM:ノブを掴んで勢いよく開いた扉。中へと躍り込む。
GM:室内に飛び込んで、最初に目に入ったのは…
GM:間近に転がっている、研究者と思しき白衣を纏った人間。
GM:真後ろに向いた首。その顔が、恐怖に強張った目でキミを見ている。
GM:一瞥して人の気配はしない。
亮:「――!」目が合う。だが固まっている場合でもなく。武器を掲げたまま室内を見回す。
GM:室内の実験器具は無惨に破壊され、硝子の破片が床一面に散らばっている。
GM:散らばったガラスの絨毯が微かな光を反射する。その上に更に一体。
亮:「………どう、なってるんだ…?」既に放棄…というより、襲撃でもされたような室内に、眉をひそめる。
GM:「…こちらにも」
GM:反対側に回った瀬野が、強張った顔で振り向く。
GM:「何かがあったのは間違いないようですね…」
GM:死体から目を背けて、苦しげに瀬野が呟く。
GM:重い足取りで亮の傍に戻り、屈み込む。
GM:「オーヴァードではないようです。一般人の、研究者でしょうか…」
亮:「…事故か、内部か……って所かな…。」とりあえず、連絡を入れようと携帯を探しつつ。
GM:その間にもヘッドギアから無線が流れる。
GM:『…研究成果は?』『駄目だ、見つからない』
GM:恐怖に見開いたままの瞼に、手を添えて閉じさせてやる瀬野。
GM:『残存データも全て消去されています』
GM:『――ルーク、首尾は?』
亮:「……。あ…はい、こちらルーク。研究者と思しき遺体を発見しました、位置は…。」告げながら、光希の様子を窺ってみたり。
GM:瀬野は屈み込んだまま、何かを呟き。大きく息を付いた。
GM:無線の内容から判断するに、どこも似たような状況のようだ。
GM:――瀬野が屈み込んでいる少し向こうで、何かが動いたような気がする。
亮:参ったなあ、とため息をついて…そちらに目をやる。<何か
GM:薄暗い部屋の奥。
GM:柱にうなだれかかっている研究者が苦しげな呻き声をあげ、壁にもたれかかりながらずるずると体を起こしている。
GM:瀬野もその人物に気づき、立ち上がって警戒する。「生存者!?」
亮:「……。まだ、居たのか。」反射的に武器を向ける。
GM:見れば、血塗れの白衣に身を包み、手足の関節が妙な方向に曲がっている。
GM:ちょいと<知覚>してみてください。
亮:うおう。
亮:#4r10+1 ちょっと待ってメイン能力値でk(何
亮/Dice:4r10=(4,7,9,8)=9+1=10
亮:…10だそうな。
GM:うむ。充分。
GM:折れた腕と指の皮がめくれ上がり、骨まで見えている。
GM:そして他の一般的な研究者と待遇が違うのだろうか、白衣のデザインが微妙に違う。
GM:瀬野は研究者に近づき、肩に提げている鞄から応急手当キットを取りだしながら声を掛ける。
GM:「貴方は此処の研究者ですね? 私達に協力してくれたら怪我も治療できます」
亮:「…っ……ここの、責任者か?」呟き、研究者に近寄る光希の後ろから追従。
GM:いいですよね? と、少し自信なさげに亮に振り返る。
亮:「……返答次第、だね。」少し逡巡しつつ、頷く。
GM:壮年の研究者は、小さく頷く。…やや、自嘲ぎみに。
亮:「話せるか…?一体、何があった?…この有様…。」部屋を見回しつつ、尋ねる。
研究者:「………は、ハハ……この状態が、全てさ…」
亮:「…答えになってない。……ここの研究データはどうした、お前達が消したのか?」無線の会話を思い出しつつ。
研究者:「研究成果………ああ、“アレ”の事、か」
GM:彼は血濡れた指で自分のこめかみを軽く叩き、キミを見て嗤う。
GM:「研究成果は全て…“ここ”にあル。残念デシタ――」
GM:右の目から、赤い涙が流れる。
GM:不意に。
GM:腕を振り上げ裏拳で、壁に備え付けてある非常ボタンを叩き割る!
亮:「………っ!……どういう…。!!」その涙に、薄ら寒い物を感じて顔をしかめ…
GM:警報が鳴り響き、赤い光の明滅の下で
GM:男の顔が不自然に歪み、膨れあがる。
亮:「くそっ、しまった…。」光希の腕を引き、男から距離を取る。
GM:「…あっ」腕を引かれた瀬野がよろけ。
GM:その瞬間、研究者が爆発した。
GM:爆発の衝撃で二人とも怪我を負っといてくだせぇ(何)
亮:おうあ。(何
GM:体勢悪く交わしきれなかった瀬野は、《リザレクト》
GM:亮はまけといてあげます(何)
GM:「…す、すみません。油断しました」
GM:警報が鳴り響く所内。各所で爆発が起こる。
GM:『撤退する。総員、撤退!…』
亮:「……っ…。こっちは、平気…そっちこそ大丈夫?」体勢を立て直し、光希に肩を貸す
GM:「……はい。なんとか……」
GM:肩を貸してもらい、足を引きずりながらも近くの窓から脱出する二人。
GM:直後、建物が盛大に爆発した。
GM:――シーンエンド。
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Opening Phase-02 「晴れのち霹靂」
ScenePlayer:“聖杯の騎士” リチャード・グレール/登場:不可
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GM:登場どうぞ。
リチャード:《ハンドリング》(何)
リチャード:#1d10+35
リチャード/Dice:1d10=(4)=4+35=39
GM:えええええー!(何)
GM:ある晴れた昼下がり。
リチャード:かっぽかっぽ。
GM:気の向くままに街中を闊歩し、公園で暫しの休息を取っていた。
リチャード:馬が。
GM:優雅に水辺に佇んで、実に様になる光景である。
GM:場所を勘違いしているように見えなくもないが(何)
リチャード:ドン引きしている一般市民を尻目に噴水に顔を突っ込んで水を飲む馬。
GM:――《ワーディング》
リチャード:「ブルルル……」尻尾振り振り周囲をうかがう馬。
GM:のそり。近くの茂みから姿を現したのは、一匹の大型犬。
GM:とは言っても、大きさで馬にかなうはずもないが(何)
リチャード:《ワーディング》の中で動けるとは尋常の犬ではない。
リチャード:『この私に何用だ、“偏眼のアヌビス”』静かに口を開く馬!
GM:犬は臆する事無く馬を見上げ、やんわりと話し掛けてくる。
GM:『いや、御存知でしたか。“聖杯の騎士”リチャード・グレールさん』
GM:『それとも本日はWhirlwindさんでしょうか? どちらにせよ、日本での生活にはもうお慣れですか?』
リチャード:『貴公については色々と聞いている。よもや挨拶のためだけにここへ来たのではあるまい?』そっけなく先を促す馬。
GM:『もちろんです。挨拶のためだけ此処に来るには、些か好天すぎると思いませんか』
GM:空を見上げる犬。
GM:くしゅん。くしゃみを一つ。
GM:『まあ、お忙しい貴方の事でしょうから。用件を手短に申し上げさせていただきましょうか』
リチャード:『実に散歩日和だと思うがね』空を見て呟く馬。
GM:『では、散歩をしながら話でもしましょうか』
GM:『勧誘…ではありませんので。あまり気を張る事なく』
リチャード:『それは残念だ』かっぽかっぽ。
GM:好天の下、《ワーディング》の中。並んで歩くサイズ違いの動物二匹(何)
GM:犬がやわやわと話を切り出す。
GM:『――黒巣市郊外にFH系の秘密研究所があったんですが、先日壊滅致しまして』
GM:『結果、研究所諸共実験成果も消滅してしまいました』
リチャード:『私を勧誘しようなどと考えるようであれば、嬉しい事に君の余生もそう長くはないと考えることも出来たのだが』犬に併せてゆっくりと歩きながら話を聞く。
GM:『余生は大事にしたいものです。隠居後こそが人生の充実期だと思っていますからな』
GM:『で。私ども管轄とは別のセルの事ですから、こちらがどうこう言うつもりも無いのですが、』
GM:『研究成果は消滅してしまったんでしょうな。…ええ。消滅したのでしょう。踏み込んだUGNでもそう処断したそうですし、セルも研究所もろとも壊滅しましたから』
リチャード:『それで、関係ないと言いながらも何故君はそのようなことを私に話すのかね?』
GM:『私には関係の無い事なのですが、同時に一つ気に掛かる事も御座いまして』
GM:てってってっ。
リチャード:かっぽかっぽ。
GM:ゆっくりと歩いてくれている馬についていきながら話を続ける。
GM:『貴方にはその成果を“完全に”処分して頂きたいのです』
GM:『この件に関しては、UGNのほうが詳しい情報を手に入れているようですから、ね』
リチャード:『不可解だな。そのような不透明な依頼を受けて、私に一体何の益があると?』
GM:『貴方個人に対しての益は無いかも知れませんね』
GM:『捨て置いても一向に構いませんが、いずれそちらが…黒巣支部の皆さんが困るかと思いまして』
GM:足を止め、道の脇の地面を前足で掘る。
リチャード:『押し付けがましい言い方はよしたまえ』足を止め。
リチャード:『だが、その情報をUGNへ伝えることだけはしよう。あとはあちらで判断するだろう……もとより私は客に過ぎない』ブルルと首を振り。
GM:『ははは、それでも結構。預言ではありませんが老婆心と思って頂ければ……それでは、御機嫌よう』
GM:地面に掘った窪みに頭を突っ込む。
リチャード:……。
GM:尻尾を振って。地面に創り出した《猫の道》で姿を消した(何)
リチャード:『これでは犬というよりはイタチだな』呆れる馬(何)
リチャード:《ワーディング》が解除されると同時に、支部のほうへ走り出した(何)
GM:勇ましい蹄の音を置き去りに、一頭の馬が黒巣市を疾駆した。
GM:――シーンエンド。
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Opening Phase-03 「味噌ラーメン」
ScenePlayer:“鉄の纏い手” 早坂 章雄/登場:不可
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早坂:#1d10+30
早坂/Dice:1d10=(5)=5+30=35
GM:最近、黒巣市内及び近郊で猟奇殺人事件が頻発している。
GM:一般人が行ったにしては尋常ではない手口ということで、UGNも動き、
GM:警察との連動を重視したのかたまたまなのか、元刑事という経歴を持つワイルドセブン店主に依頼が回ってきた。
GM:ずずず……。
GM:目の前には素麺を啜る客が一人。
GM:かつての相棒だった、榊薙定。
早坂:「・・・・なあ」
GM:「……(ずずず)……(ずー)……なんだ?」
早坂:「なんで素麺なんだよ」
GM:「深い理由もあるんだが、今の俺なら例え風雷堂のラーメンでも味噌だけは御免被る」
GM:「まあ、もう一度かいつまんで話をしよう」
GM:「『今回のガイシャも頭を割られ、中身がそっくり無くなっていました』…って話だ」
GM:ずずずずず…ちゅるん。
GM:警察官を辞めた後、今までの経験を生かして探偵として生計を立てている薙定。
早坂:「そうならそうと最初から言え」少々うんざりした表情で。
GM:かつての同僚(※早坂以外)の頼みもあり、独自でこの事件に関わっているらしい。
GM:素麺をすすりながら話した内容を箇条書きにすると、
GM:・1週間前から、ほぼ1日1件のペースで起こっている猟奇殺人事件。
GM:・被害者は非常に強い力で撲殺、或いは首の頸椎を折られて死亡。殺害後の遺体損壊。特に脳部位。
GM:・最初は頭蓋骨を叩き割られているだけだったが、事件が起こるにつれ、“児戯的行為が”エスカレートしている。
GM:…ということらしい。
GM:詳細こそ記載されていないが、新聞紙面をにぎわしている事件でもある。
早坂:「あーあー。嫌だねえ。世も末だな全く。」器を洗いながらそんな事をぼやく。
GM:「ガキの遊びと一緒だ。バラして楽しんでやがるそうだ」
GM:器をカウンターに置き。
早坂:「・・・で、尻尾は掴めそうなのか?」
GM:「最近では飾り付け…っていうのかわからないが、随分と凝ってるらしい」
GM:「今のところは、無い」
GM:ラーメンの出汁を煮出している寸胴をちらりと見て、目を背けた。
GM:「だが。何度も犯行繰り返しているうちに、相手も必ず尻尾を出す」
早坂:「そんな悠長な事を言ってていいのかよ?犠牲者を増やすのが仕事じゃねえんだぜ?・・・とは言っても」
早坂:「まあ、見つからないもんはしょうがねえか・・・」
GM:卓の上に置かれた薙定の携帯が鳴り出した。
GM:「っと」
早坂:「ちっ」密かに準備していたスペシャル塩ラーメンを隠す(何)
GM:悪い、と目配せをして携帯に出る。
GM:隠されたスペシャル塩ラーメンには気づかず、電話での用件を聞く薙定。
早坂:口笛を吹きながらかちゃかちゃ洗い物をしている。
GM:険しい顔で、ボタンを切る。
GM:日本語変だが気にしない(何)
GM:「――前回の現場から消えた重要参考人。それによく似た奴が、黒巣市内で再び目撃されたんだとよ」
GM:「行くぞ。洗い物は後にしてくれ」
早坂:「ほう、そんなもんが。・・・何で今更」
早坂:などと言いながらも火を止め、蛇口を締める。
GM:脇に置いたコートを羽織って袖を通す薙定。
GM:「余りにも犯人像から懸け離れてたんだが、この際順番に潰していくしかない」
早坂:前掛けを脱ぎ、ジャケットを着込む。「虱潰しってわけだな。・・・まあ、ウダウダ考えてるよりは性に合ってるぜ」
GM:「だな」
GM:頷いて。店の前に横付けした車に乗り込んだ。
早坂:慌ただしく薙定の車に乗り込む。
早坂:では重要参考人に執着/■不快感あたりでロイスをとりまーす。
GM:はい。
GM:乗り込んだ薙定の車。ダッシュボードの上には、もう写真はない。
GM:今は目の前にある事件解決のためだけに。
早坂:少々感慨に浸りながらも目的地へ。
GM:――シーンエンド。