Opening Phase

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★ OPフェイズ1   ★
 
シーン: 公園
シーンプレイヤー:"時指す双剣"天道 勢太(裕太)
登場:不可
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天道:#1d10+34
dice/天道:1d10=(1)=1+34=35
天道:低速。

女性:「足は痛みませんか?まだ走れます?」
GM:兄の勢太君と一緒に走っている女性がそう尋ねてきます
GM:
GM:勢太君はこの女性と二人で逃げている所です
GM:少し過去に話を戻します

GM:〜回想〜
GM:暗い夜道
GM:珍しく一人で歩いていると
勢太:「………。」ぼんやり。該当の灯りが、どこか心を惹く。
GM:突然、目の前に人が現れました
勢太:「…?」遮る影を怪訝そうに見る。
?:「スイマセン、今日は歩いている人がいなかったんです。ごめんなさい」
GM:わからない事を言うその人影は
GM:全身を黒尽くめで、声のトーンも男性か女性かわからない
勢太:「…何の話か、分からない。……謝るな。」
GM:ただ、そう謝ったかと思うといきなり襲い掛かってきた
勢太:「!?」咄嗟に身を退こうとする。
?:「大人しく捕まって下さい!」その手にはスタンロッドが握られている
GM:と、突然違う方から何か声が聞こえたかと思うと
GM:そこで記憶が途切れます
勢太:「………生憎、だ…。」しまった。今は戦えない。と、思ったのが最後で。
GM:そして、次に記憶が戻った時には足に傷を負った状態で縛られていました
勢太:「…………。」顔をしかめて、ゆっくりと視線を巡らせる。
GM:目が覚めた時には何処かの廃屋らしかったのですが
GM:誰も周りにはいませんでした
GM:それから暫くして、人が現れたと思ったら今目の前にいる彼女でした
GM:彼女は縛ってあった紐を解き
女性:「逃げて下さい」
勢太:「……。」何者だ、と視線で問う。
女性:「貴方には申し訳ないことをしました」
女性:「今なら私一人ですから、逃げて下さい」
勢太:「…逃げる。……さっきの、やつからか。お前は。」
女性:「私は…いえ、私の事は良いから逃げて下さい」
勢太:痛む足を庇いながら立ち上がり。
GM:そう言うとついて来いと言う仕草で先導するように歩き出します
勢太:「……。」分からないが、一人のままでいるよりは弟を捜した方が良い。と付いていく。
GM:と、廃屋を抜けたわけなのですが
GM:そこでいきなり発砲され
GM:逃げてきた先が今の公園でした
GM:〜回想終了〜

女性:「足は痛みませんか?まだ走れます?」
勢太:「……、…問題、ない。」幾分翳った表情で。息には特に乱れはない。
女性:「そうですか………困りました、まさか見つかるとは」
GM:そう言いながら後ろのほうを気にしています
勢太:「…巻き込んだ、な。……すまない。」
GM:女性は初めて表情を見せ目を丸くして
勢太:「お前は」仲間だったんだろう、とは言わず。同じく後ろを見やる。
女性:「トンでもない!巻き込んだのは私のほうです!!スイマセン!!」
GM:と、少し後方で何やら声がしているのが聞こえてきます
勢太:「…謝ってばかりだ。……?」呟き、声に意識を。
?:「探せ!なんとしても捕まえろ!良いな?!必ず生け捕れ!死にさえしなければ何とかなる!」
GM:そんな過激な声が聞こえてきます
勢太:「……。追いつかれた、か…?」まだ走れるぞ。と女性に頷いて見せ。
GM:女性は黙って頷くと身を屈めて走り出します
勢太:同じく。身を隠すように駆け出す。
勢太:「……裕太。」迂闊だった自分を反省しつつ。今はとにかく、逃げるしかないか。と前を向いて。
勢太:隣にいる女性を何と呼びかけたらいいか、まだ分からない。
GM:背後の怒号が少し遠ざかっていくのがわかりました
GM:シナリオロイスは謎の人影、若しくは謎の女性でどうぞ
天道:シナリオロイス→謎の人影…女性の方にしておこうかな。 □好奇心/■猜疑心で
GM:シーンエンド



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★ OPフェイズ2   ★
 
シーン: 料亭
シーンプレイヤー:"バーソロミュー"石丸 圓子&"烈火の仮面" 鳥越 劉斗
登場:不可
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鳥越:#1d10+30
dice/鳥越:1d10=(9)=9+30=39
圓子:#1d10+34
dice/圓子:1d10=(8)=8+34=42

GM:今お二人は
GM:とある人物から指名を受けて
GM:料亭で食事をしているところです
GM:そのとある人物とはUGNの研究員で津和野冬樹と名乗った男です
GM:津和野は仕事の話をする前に懐石のコースを頼みお二人に振舞いました
圓子:「――――」 一心不乱に食べられるものを平らげています(何)
鳥越:「…………」何故、女子中学生と同席しているものかと訝しみながらも、本題が入るまではただ無言で箸を進める。
津和野:「評判どおりですね」柔和な笑みを浮かべながら津和野は切り出します
GM:津和野も静かに食事を進めています
鳥越:「用件が無いならば、このまま食い尽くして帰るつもりだが」
津和野:「なかなかに美味しいですね」本題を切り出さずに津和野は料理の評をしています
圓子:「………」 食べられないものを、小皿に積み上げ、神妙な顔でどうしようか悩んでいる。
津和野:「それでは食べながらお話をお聞き下さい」
津和野:「その上でそちらでご判断くださると幸いです」
GM:そう前置きをして
GM:津和野は二枚の写真をお二人に提示します
GM:一人は10代後半の女性。もう一人は10代半ば位の男性です
圓子:お吸い物を使い、食えなさそうなものを無理矢理流し込み、その後に写真を見る。  「……誰だ?」
津和野:「私の研究所の助手と、そうですね実験体と呼ぶべきでしょうか?」
津和野:「この二人を探していただきたいのです」
鳥越:ちらりと写真を一瞥。「ふむ」
圓子:「………実験体?」 ピクリ、と肩を反応させる。
津和野:「恥ずかしながら逃げ出されてしまいまして。UGNに報告するわけにもいかず。どうか保護していただきたい」
津和野:「失礼しました。言い方が悪かったですね。被験者と言い直しましょう」穏やかな笑顔を向けそういいます
圓子:「どっちが実験体だ? どんな相手だ? 対処法くらいは知っておきたいんとこなんだが……」
鳥越:「可能な限りのデータを提示してもらいたい」焼き物の照り焼きに箸を付ける。
津和野:「被験者は女性型の方です。名前は無いので“津和野研究班素体番号0921”略して“T-0921”と呼んでおります」
津和野:「男の方は私の助手で若いのですが優秀な研究員でして、名前は向井智徳と申します」
津和野:「彼女はレネゲイドの力で作成された、女性型の有機生命体でして、ブラム=ストーカーの力を持っております」
鳥越:「手に手を取っての逃亡劇か?」
津和野:「如何でしょうか?報酬は通常額をこちらに用意致しました」と言ってお金を提示します
圓子:「……人造生命? 《複製体》ってヤツか?」 しかめっ面で尋ねる>津和野
津和野:「向井君の方が“T-0921”に同情してしまったようでして」
津和野:「“複製体”………そうですね、しかし彼女はオリジナルよりも力が優れています。また、彼女だけが我々の研究では感情を持った唯一の素体です」
津和野:「引き受けていただけますでしょうか?」
鳥越:「つまり、こういう話か。『UGNの元で行っていた実験の途中、研究員と結託した実験体が逃亡するという不祥事が起こった。通常ならば何らかのペナルティが課せられるわけだが…それを厭い、個人で支払うには高額の報酬を用意し捜索及び隠蔽を行う』」
圓子:「………ここの代金、いくらだっけ?」 おもむろに>津和野
津和野:「その通りです“烈火の仮面” 鳥越 劉斗さん」
圓子:「断れば、自腹で支払えってことか?」
津和野:「こちらの支払いは仕事に関係なくこちらで持ちます」と言って笑う
津和野:「それに無事に二人が戻れば別に成功報酬も用意いたしますが?」
圓子:「おごりか」 念を押して確認すると、「悪いが、わたしは断る」
圓子:不意に立ち上がって、部屋から出ていこうとする。
津和野:「そうですか、それは残念ですね」困ったなという顔をして
津和野:「ただ、この事は他言無用でお願いしますね、“バーソロミュー”石丸 圓子さん」
GM:それだけは、と念を押す
鳥越:「……ふん」 興味を示したかのように、ようやく石丸を見て。
圓子:「……それが、おごりの代金か」 肩を上下させ。
津和野:「お願いします」笑顔のまま否定も肯定もせず頭を下げる
圓子:「………」 それ以上は何も言わず、そこ部屋から出ていった。
鳥越:「――さて。俺一人となったが、それでも構わんのか?」
津和野:「お引き受け下さるのですか。願っても無い事です」
津和野:「それでは3つだけお守りいただきたいのですが」と言って真剣な顔になり
鳥越:「先に聞いておこうか」
鳥越:<約束事
津和野:「1つ、先程も申し上げたようにUGNは勿論関係者の方にはご内密にお願い致します」
津和野:「2つ、こちらには定期的に連絡をお願い致します。こちらからも連絡させていただきますがこれもお願い致します」
鳥越:「最後は?」
津和野:「最後に3つめ、これは二人を出来る限り無傷で保護していただきたいと」
津和野:「勿論、彼女たちが反抗して襲い掛かってきた場合には多少は仕方ないかもしれませんが」
鳥越:「“出来る限り”…善処しよう」
鳥越:小さく息を付いて。
津和野:「お願い致します」そう言って今日1番深く頭を下げる
鳥越:箸を置いた。
GM:シナリオロイスは津和野冬樹でお願いします
鳥越:不信感と猜疑心で迷ったけど、このままで。ネガが表。以上で。
GM:シーンエンド



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★ OPフェイズ3   ★
 
シーン: UGN黒巣支部
シーンプレイヤー:"優しい毒" 萬屋 霞
登場:不可
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霞:#1d10+29
dice/霞:1d10=(1)=1+29=30
霞:30%。安いな(何)

GM:UGNからの呼び出しを受けて支部長室にきています
GM:天城支部長はいつもの様に席と珈琲を勧めてくれます
霞:「失礼いたします。エージェントの萬屋です。──」にこ。柔らかい笑みで。代理に会釈。
天城:「ご足労有難うございました。早速ですが依頼のお話を」
GM:丁寧な礼の後そう告げ
霞:「いつもこの席でお茶は頂いていましたが、ちゃんとした依頼はこちらに赴任してから初めてですね。──ええ、どうぞ」珈琲の香りと味を楽しみながら。安心させるように笑顔で促す。
GM:資料を手渡してくれます
霞:資料を拝見。
GM:資料には血を抜き取られて死んでいた人の数と被害者層。日時や場所などがいくつか書き込まれています
霞:「まるで吸血鬼」小さく微笑。ですよね、と美鈴さんに投げかける。
天城:「資料にもありますが、最近、全身の血を抜き取られて死んでいると言う被害者が増えています。ええ、まさしく“吸血鬼”」
天城:「今回の犯人を仮にそう呼ぶ事にしました」
天城:「犯人は恐らくオーヴァードだと思われるのですが、まだFHとの繋がりが見えていません」
霞:「了解。では以後より、この人物を“吸血鬼”、ネームドパーソンとして認定。──浪漫ですけど、ブラム=ストーカーかなと思える辺り少し残念です」現実っぽくて。言いつつ、ぱらぱら。
天城:「浪漫……ですか……ええと、“吸血鬼”の犯行時刻は大体夜。そして年齢層が割りと年配の方が多いと言うのが特徴です」
天城:「本物の吸血鬼は若い女性の血がお好みなんでしょうが」と軽口を挟めつつ
霞:「……おや?年配。意外ですね。何かトラウマでもあるのでしょうか」にこ。それで、と促し。
天城:「その正体を突き止めること、そしてその犯行を阻止して下さい」
天城:「それと、もうひとつ」
GM:ここでひとつ区切り
霞:「了解です。…」はて。
天城:「これは事件と直接関係無いかもしれませんが」と前置きをした上で
天城:「昨晩からなのですが、チルドレンの一人“時指す双剣”の兄の方。天道勢太さんが行方不明になっています」
天城:「こちらの方も気にかけておいていただけますか?」
霞:「…あら、彼が。…了解です」ほんとにこまったな、みたいな顔で頷く。
霞:「確かに関連性や共通点は見られませんが──得てして、事件のタイミングが重なると、大体ろくな事はありませんからね」
霞:ぬーん。ちょっと顔をまぬけっぽく崩して。資料をぽんとバッグに詰め込む。
天城:「もし、良ければ、弟の裕太さんと合流されるのも宜しいかと思います。判断はお任せしますが」
GM:そう言って
天城:「宜しくお願いいたします」と一礼した
霞:「ええ。──元々、私には戦闘能力がかけていますし。万が一に備えて誰かに助力を頼もうとは思っていましたので。……いえいえ」こちらも会釈。
霞:「それでは今から当たりますね。──それでは行って参ります」
霞:ぽわん、と安心させるような笑みを返した。僅かに香水の香りを残して、去る。
GM:シナリオロイスは“吸血鬼”にて
霞:了解。
GM:シーンエンド