Middle Phase

Middle1
「ゆらぎ」
ScenePlayer:津嶋 皓
Place:黒羽学園高等部、2-A教室
time:朝
entrance:不可

皓:#1d10+34
皓/Dice:1d10=(3)=3+34=37
皓:37。いい具合。

GM:掃除当番を代わった翌日。
GM:登校し、いつもと変わらない挨拶を交わして適当に談笑していると、HRのチャイムが鳴り、先生が入ってくる。
先生:「ほらー、席につけよー」
皓:あ、やば。と呟き、友人に軽く手を振り、自席へと。
GM:そのまま聞くとはなしに連絡事項などを聞いていると、気になる言葉が耳に入った。
先生:「最近怪我が増えてるみたいだから気をつけるようにー。 」
先生:「一年でも入院したやつが居るみたいだからな。」
生徒A:「入院って、誰だろなあ。」ひそひそと話し始める周囲のクラスメイト。
皓:頬杖つきつつ話を耳に。「入院、ねぇ……」
生徒B:「あー、知ってる。1-Aの山根とかいう奴だよ、新聞部でなんか目立ってたから噂になってる。なんか通り魔に襲われたんだって。」
生徒A:「げー、マジ?こえぇ〜。」
生徒C:「でもアイツ居なけりゃ静かにならん?」(何)
皓:「山根?」単語に鸚鵡返し。
生徒B:「まーチョロチョロうるさい奴らしいしな〜」(何
GM:と、その会話を聞いていたのか、圭介が驚いた顔で生徒達を見ているのに気がついた。
皓:ひょい、と視線を圭介に向ける。確か昨日、尋ねてきた後輩のことをそう呼んでいなかったか?
皓:「……圭介」届くぎりぎりの声で呼びかけ。
圭介:「……」君と目があうと、びく、と身体を強張らせてから、前を向いて俯いてしまう。
皓:「…………」
GM:そのままHRは終わり、生徒達が銘々に席を立ったり雑談を始める。
皓:はぁ、と息をつき、席を立ち。
GM:それに紛れて、青い顔をした圭介はふらりと立ち上がると教室を出て行った。
皓:「圭介……と」廊下に出る友人に追いつけず、ためらい──でも。
皓:「おい、圭介」教室から半身喪を乗り出し、声。
GM:振り向かずに階段を上がっていく。…どうやら屋上に向かったようだ。
皓:「────」微かに舌打ち、そのまま小走りに後を追う。
GM:屋上に出ると、フェンスの傍でぼんやりしている圭介が見つかる。
皓:出入り口からざらっと屋上を見回し、姿に視線、息をつき。
皓:「圭介」
圭介:「…津嶋君。」声に振り返り。君を見ると、一瞬目を見開いてから力なく笑ってみせる。
皓:「さっきから呼んでるのにさ……無視するなよ。どうしたんだ?」
圭介:「いや……。ちょっと、びっくりしちゃって…。入院したっていう一年生、知り合いだったから。」
皓:「って、友人がいきなり入院とか言われたら驚きもするよね……」
皓:頷き、一歩離れた場所まで寄って。
圭介:「ちょっと、落ち着こうかと思って。」その言葉を肯定するように続ける。
皓:「別れた後に何かあった、ってことかな? ……無事だといいね」
圭介:「うん…。」沈んだ声。
皓:「……あのさ」
皓:「もしかして、『自分と付き合ったからこうなったかもしれない』とか考えてないよね?」
圭介:「………。」
皓:じ。と見つめる視線で。
GM:その視線から逃げるように、遠くに目を向けて。
圭介:「津嶋君。」
皓:「……それこそ思い込みってもんだよ。君が一体彼に何を……うん?」
圭介:「このままで本当に良いのかな。僕達。」唐突に切り出す。
圭介:「このまま嘘をつき続けても…いつかは露見して、亀裂を産む日が来るんじゃないか…。不安になるんだ。」
皓:「──……」
GM:それは恐らく、“世界の真実”のことを指している。
皓:「それは……」一瞬、言葉を切り。「──いずれは、来る日だと思う。正直に言うとね」
圭介:「なんだか、意味がないと思わない?」
圭介:「隠して、隠して…苦しみながら日常を守って。でも、露見すれば糾弾されるのは僕達だ。…君が日常にあるなら尚更、その溝は深くなる。だったら……。」
皓:「──嘘をついたままじゃいられない、って。その覚悟は、漠然とでも思ってるよ、誰だって。──でもさ」
皓:「僕は、君たちのやり方を、感謝はしないけど、肯定はするよ。……それだけは本音だ」
圭介:「………。」
圭介:「…ごめん。」
GM:困惑気味に俯いて。
皓:「……君が謝る必要は無いよ」
皓:一瞬、言葉が遅れ。
圭介:「自分でも何を言っているか良く分からないんだ…嫌なことばかり思い出して…」
GM:苦々しく言って、ぎゅっと拳を握る。
皓:「……何かあったの? 思い出したくないことを思い出す何かが?」
圭介:「……それは…。」
皓:「話してすっきりするなら、聞くよ」
GM:…と、休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。
皓:「それくらいなら、僕にも……」かけた声は、チャイムにかき消され。
圭介:「いや…いいんだ。……もう、戻ろう。」弱々しく首を振って
皓:「圭介」
GM:先に歩き出そうとしていた圭介が振り返る。
皓:「君は僕の『ここ』の世界の友人だと思ってる。君もそうなら、近いうちに教えてよ。君のその憂鬱な気分の理由をね」
皓:「少なくとも、僕は聞くことは出来る。──それ以上も出来るといいな、とも思うから」
圭介:「……ありがとう。」悲しそうに笑って。すっと視線を外したまま、そう呟いた。
皓:「……あまり、友達がそういう顔しているところ、見たくないからね」外された視線に苦笑して。
皓:一歩遅れたまま、屋上を後に。

Middle2
「スクープ?」
ScenePlayer:連城 聖
Place:市内、病院
entrance:斯來 誠一(指示後に可能)

聖:#1D1042
聖/Dice:1d1042=(407)=407
聖:#1D10+42
聖/Dice:1d10=(2)=2+42=44
聖:407%ってなんだよ。(何)
SubM:すごいものを見た(何)
GM:さよならレンジョイ(何

GM:あの後、UGN系列の病院へと山根は搬送された。
GM:翌日、漸く容体が落ち着いたとのことで、君は彼の見舞いにやってきたところだ。
GM:落ち着いた…と言っても、まだ意識は戻っていないらしいが。
聖:無難に花を持ってきて。担当医に容態を聞き、さてどうするかなと悩みながらこめかみを揉み解した。
GM:規則正しく脈を刻む電子音だけが響いている。
聖:何時もよりも格段に青白い顔。眉を顰めて、息を吐いた。
GM:静かに横になっている山根の顔からは、普段の様子など想像も付かない。
GM:…山根と知り合ったのは去年のことだ。

SubM:元はと言えば新聞部に所属している山根が、当時黒巣市内で起こっていた連続放火事件を追って
SubM:何故か、君に辿り着いたのが切っ掛けだった。
聖:「いや私じゃない!」(何)
聖:必死にそう訴えたのを、覚えている。(何)
山根:「…よし、連続放火魔タイーホだぜ!! 大人しくお縄につけっつーの!」
SubM:立て続けに撃ち込まれる弾丸トーク全開節は、中等部当時からのものだった。
SubM:――その場はとりあえず誤解を解いた(何)ものの、
SubM:天性の馴れ馴れしさを生かし、以降事件があるないに関わらず首を突っ込んできた。
山根:「そうそうマジきいてー。俺新しくすっごいネタ入ったんよー!」
聖:「数学担当の佐藤がヅラだってことは既に知ってるぞ」本パラパラ
山根:「その佐藤がヅラボクサーの薬でフサフサになったんだってよ!」
聖:「な、なんだってー!」
SubM:ある時は本当にR関連事件に巻き込まれてしまったこともあるが、記憶処理の賜物か本人は全く懲りていない様子。
SubM:そんなこんなで。
SubM:中等部時代には別のクラスだった山根が、高等部に上がってからは同じクラスになった。
SubM:クラスメイト達から『山根ウゼェェェェェェ』と言われながらも、ハブにされないのは人徳か?
聖:UZEEEEEE

SubM:新学期早々、担任から『将来なりたいもの』を提出しなさいと言われ、
SubM:白紙の作文用紙をひらひらさせながら、隣の席の山根が尋ねてきた。
山根:「(高等部に)上がったなりで将来について作文書け言われてもなー。なー連城ー。お前はどー書くんよ?」
聖:「いやー。この学年で将来について語れるヤツはあんまいないだろ。あ、でもお前はありそうだな」
聖:「私は自分の適性が解らないので現在の希望は特になし、と」本ぱたん。
聖:「──優は?」
山根:「他のヤツらはともかく、お前の将来だけがマジわからんから。予想合ってたぜ」(何)
聖:まぁさすがに提出する作文は、適当に捏造するけど、とぼやきつつ。
山根:「もーちゃんと考えとるしー準備してないとかマジありえんくない?」
山根:「俺は正義のジャーナリスト。どーよ」
聖:「あえりえんくない。つーかこっちも予想は合ってたな」(何)
聖:「何でそこまで拘るのかな」
山根:「この世界には秘密が隠されている」ここだけしりやーすに。
山根:「お前、俺のスクープ記事とかに絶対マジビビるよ」
SubM:にひひと笑う。
聖:「正義でも悪でも、結局秘密にしておきたいものは一つ二つあると思うがなあ。まあ、正義の為だというなら頑張ってくれ」楽しみにしてる、と。
SubM:その山根の側頭部に、チョークが命中した。
担任:「山根! 連城! まだ授業中だ、黙って書け!!」
聖:「佐藤め…中等部からの付き合いだが、フサフサになった途端態度がでかくなったな…!」(何)
聖:正義の為にいつかアイツの記事書いてくれ、とひそぽん。
山根:「いやいやせんて、せんてー」体の向きを変え、慌てて席に向かう。
聖:そんな、いつかの記憶

GM:最近も、相変わらずスクープを求めて色々と首を突っ込んで回っていたようだったが
GM:とうとう今回、意識不明の重体という痛手を負うこととなってしまった。
GM:原因が彼の好奇心から来るものだったのかどうかは、まだわからないが。
聖:「確かに何かを暴く存在は必要だけど。──あんまり、無茶するな」というか記憶を修正される度に反省しろ、とぼやいて。
斯來:登場 #1d10+34
斯來/Dice:1d10=(10)=10+34=44
斯來:では、病室のドアがぎいいいいと開いて
斯來:「失礼する・・・・・」つかつかとミラーシェイドの怪しい男が入ってくる(何
聖:鞄を持ち上げ、去ろうと椅子から立ってた所で、振り向いた。
聖:「…………」
聖:「不審者…!」(何)
斯來:で、横目で山根の様子を見て
聖:「知り合いじゃなかったら『お前が犯人か!と叫んでいる所ですよこんにちは斯來さん」(何)
聖:一回UGNのホテルで会ったときに紹介されたことがある。うろ覚えだが
斯來:「意識は戻っていないか・・・本人からの事情聴取は不可能だな・・・そして、君は一言多い性格の様だな・・・(憮然としつつ)」(何
聖:「病院の中でその格好をしなければ住む話でしょうに」(何)
聖:まあ、言いつつも。エージェントの彼の姿を見て、今回も来たか、とそんな顔。
斯來:「生憎、仕事中はこの格好なのでな・・・さて、君も現場に居合わせたそうだが・・・話を聞かせてもらえるかな?」
聖:「本人からの事情聴取は無理ですが、簡単な目撃者による証言なら可能ですよ。── 一回に食堂がありましたね。ここでも何ですし、移動しましょうか」
聖:あ、私オレンジジュースがいいですと奢って貰うつもりの誘導で、場所を移動しつつ。(何)
斯來:「そうだな、意識も戻っていない怪我人の居る病室で話すのも非常識だろうしな・・・・」

GM:では移動してきた食堂。
斯來:レンジョイの前にはオレンジジュースが(何
聖:フフーン
斯來:「では、話を聞かせてもらえるか?」
斯來:自分はブラック珈琲(何
聖:「────、」とまあ、こんな感じですとかくかくしかじか。
斯來:では話を聞いて、ふむ・・・とあごに手を当て
聖:「───まあ、こんな感じです。背の高い人影もみかけたんですが、立ち去った後に現場で音と悲鳴が聞えたので、多分二人なんじゃないでしょうか?──UGNが追っているのはそれでしょう」
斯來:「なるほどそういう経緯か・・・・となると・・・・」で、こちらは連れ去りさんのことをかくかくしかじか(何
斯來:「そうなるな・・・」
聖:「…………」
聖:「『“連れ去るもの”は、記憶処理を施された未覚醒のRV適合者に干渉し、記憶を復元、混乱させて自らの元に引き込む?』」
斯來:「ああ(頷き)・・・・仮初とは言え、日常に居る者をこちらに強引に引きずり込むわけだな。」
斯來:珈琲のみつつ
聖:「まあ、犯人が二人とも限らないですけどね。普段は単独犯なんでしょう?なんか適当に近くに居てみて逃げただけかもしれませんが…」問題は、とこめかみ揉み。
聖:「実行した連中も気になりますが、優がマズいな。──ここはUGNの息のかかった病院だとはいえ、『記憶処理を施された』部分が該当する」
聖:「復元を阻止しようにも、退院された後はどうしようもない」
斯來:「(珈琲と飲み干し)・・・さて、話も聞いたし、これから私は、この件に本格的に首を突っ込み始めるが・・・・」君はどうしたい?と目でたずねる
聖:「儀式みたいなモノですね。その確認は」ぬーん。ジュースのみほし。
斯來:「別段強制はしない・・・このまま、友人の目が覚めるまでの時間を無為に過ごすのも君の自由だ。」
聖:「いいですよ。元々そのつもりだったんでしょう?私も流石に自分は動かないでおこうなんて、思いませんしね。──このオレンジジュースで雇われますよ」ほやん。
斯來:「そうか・・・それは助かるな、こちらとしても人手は欲しい・・・それに・・・」
斯來:「君も友人をあんな風にした相手を、放置しておきたくも無いのだろう?」
聖:「……強制じゃないんだかそうじゃないんだか、解りませんね」笑って言ってのけ。
斯來:「すまんな・・・、私はあまり甘言は得意では無いのだ。」(苦笑しつつ
聖:「でも、斯來さんとちゃんと話すのはこれが始めてですが──ちゃんと、こちらのことも考えてくれて言っているっていうのは良く解りますよ。大人で真面目なヒトですね」笑いつつ、笑いつつ。
聖:「さあ、病室に戻りましょうか」
斯來:「不器用なだけだがな・・・そうだな・・・・・」
聖:「ではお先に」
聖:ふいと背を向けて、一歩先に出て彼の会計を待つ。堪えきれない怒りを滲ませた笑い。
斯來:「(会計を済ませつつ、その様子を見てぽつりと呟く)」
聖:「──“連れ去るもの”、ね。……私の大事な日常に、余計な事を」低い声で小さく吐き捨てて。顔を背けた。
斯來:「・・・・・・・この件を、解決せねばならん理由が増えたな・・・・」
GM:人もまばらになった食堂に、二つの意志が閃いた。

Middle3
「相談」
ScenePlayer:比奈 みのり
Place:黒羽学園、食堂付近
entrance:可

みのり:#1d10+32
みのり/Dice:1d10=(1)=1+32=33
みのり:あれw
聖:ぎわだいすwwww
GM:ローテンションw

GM:先生を案内する機会も減ってきた頃。
GM:君は中高共同の食堂へ向かっていた。
みのり:「お腹空いたー」
GM:アーケード状の渡り廊下を歩いていると、ふと聞き覚えのある声が聞こえた。
環:「――篠崎くんは…」
GM:渡り廊下から少し離れた所、建物の傍で、環と誰かが会話している。
GM:話をしているのは高等部の生徒のようだ。何やら深刻そうな顔をしている。
みのり:「……」 なんだろう、と思いながら、足を止める。
GM:微かに会話が聞き取れる。
環:「………――そうか。それは残念だよ」
篠崎:「…それじゃあ、僕はこれで。」
GM:生徒の方は去っていってしまう。…と、環が君に気がついたようだ。
みのり:「あ…」 決まり悪く。
環:「…こんにちは、比奈君」視線を向けて、穏やかに笑みを投げかける。
聖:#1D10+44 登場
聖/Dice:1d10=(6)=6+44=50
皓:此方も。#1d10+37
皓/Dice:1d10=(9)=9+37=46
みのり:「すみません、立ち聞きするつもりはなかったんです…」 でも、謝って頭を下げる。
環:「先日はどうもありがとう。…いや、生徒の進路相談だよ。どうも悩みを抱えているみたいだったからね」
聖:皓君と適当に廊下で歩きながら雑談でもしてて通りかかったかな。そういや通り魔の事件、ウチのクラスのヤツでしたとかなんとかで(何)
みのり:「そうなんですか…なら、余計に聞いたのはまずかったですね。ごめんなさい」>環先生
皓:まぁそんなとこで。
聖:「──ええ、と。なんだっけ、…環先生?」
皓:「あ、こんにちは、環先生」ぺこ。
聖:はた、と気付いてこっちもぺこり。
皓:「……聖さん、環先生って1年の担当じゃなかった?」
皓:じと眼。
みのり:「津嶋先輩、連城先輩、こんにちは」  気付き、ぺこり。
環:「こんにちは、連城君」やんわりと笑みを浮かべ。
聖:「来たばかりの先生の名前って微妙に覚えづらいんですよごにょごにょ」(何)
環:「ははは。僕は姓も名も、名前っぽいからね」
みのり:「先輩達、もうご飯食べました?」
皓:「いやこれから。今日のメニューいいのある? みのりさん?」
みのり:「そうですね…今日は日替わりメニューのレバー丼がお奨めですね」
環:「……おっと、次の授業の準備をしなくちゃ」腕時計に目を遣る。
聖:「あ、じゃあ全員でどうかな──と思ったんですけど、授業ですか?残念」おや、と
みのり:「そういえば先生、何の科目なんでしたっけ?」
環:「社会科だよ。分からない事があったらいつでも尋ねに来て」
聖:………しかし、背の高い先生だな。いや、自分が変に高いから背が高い先生の方がいいかも。好き勝手考えつつ。
みのり:「はい。先生も、迷ったらいつでも聞いてください」 いたずらっぽく微笑んで。
環:「……そうそう。比奈君」
聖:みのりに話しかけている先生を、じっと見た。
みのり:「はい?」
環:「…きみは今の現状に、満足しているかい?」去り際、みのりにだけ聞こえる程に小さな声で。
みのり:「どういう…意味です?」 眉をひそめ、応える。
SubM:それには答えずに、
環:「もし、変わりたかったら。いつでも相談に乗るよ…それじゃ、またね」
SubM:深い笑みを残して、彼は中等部の校舎へと向かって歩いていった(何)
みのり:「……先生〜」  それに気付いて声を掛けるも、遅い(何)
聖:「………まさかね」去っていく後姿を見つつ。ふいに思い出したのは、あの時の背の高い人影。
聖:最近先生、こっちに来たばかりだしなぁと思い浮かんだ所で首を振った。やっべ私疑心暗鬼とか思いつつ(何)
聖:「じゃあまあなんか良く解らないけど、一緒にご飯でもしない?」
SubM:向こうで、中等部の生徒の一人が丁寧に彼に道を教えている光景が見られた(何)
皓:「……ふたりともどうしたの?」食券買ってきて、戻り。
みのり:「……いえ、なんでも。お昼にしましょうか」  本当に何事もなかったように、微笑んでみせる。
皓:「……何か最近そう言って言葉を濁す人多いんだよね」ぼそ。少々いらついた声に聞こえたかもしれない。
みのり:ただ、独白を零す。
みのり:「――満足なんか、どこにけばあるのかな……」
GM:薄い昼の光に、小さな呟きは溶けていった。

Middle4
「追跡」
ScenePlayer:斯來 誠一
Place:UGN黒巣支部
entrance:不可

斯來:登場 #1d10+44
斯來/Dice:1d10=(2)=2+44=46
斯來:安(何
GM:全体的にローテw

GM:さて、ひとまず被害者の状況を確認した貴方は、一度支部に戻ってその他の情報を確認し直すことにした。
斯來:「代理が言っていた調査の進み具合も気になる・・・情報担当の彼等に聞いてみるか・・・」つかつかと資料室に向かう
GM:君が資料室の扉を開けようとした瞬間。
GM:どざざざざざざー
GM:と、中から不穏な音がした。(何
斯來:「・・・・・・・またか。」ため息をつきつつドアを開け(何
GM:一面の紙の海。…の、隙間から人の腕らしきものが出ているのが見て取れる。
SubM:資料やらゲームの(何の、とは言わない)箱やらが雪崩れている資料室の中。掻き分け、のっそりと顔を上げる男。
SubM:“サポート・デバイス” 加賀津 進が、雪崩れから奇跡の生還を果たした(何)
斯來:「今度は何を取り出そうとして埋まったんだ?、加賀津君。」(何
進:「そいつを尋ねるのは野暮ってもんだなあ」更に追い打ちの箱が、頭にジャストミート。
進:「………んで、何の用……って。あ゛〜、例の資料だな。ちょっと待っててくれ」
SubM:再び資料の雪崩れに潜る。
斯來:「(ため息)・・・まあいい、すまないが・・・ああ、そうだ・・・すまないが頼む。」
SubM:しばらくすると、プリンタから、がこがこと紙束が吐き出されてきた。
進:「………ざっとこんな具合ってとこか」
GM:資料には、主に最近の死神札…“連れ去るもの”の動向が示されていた。
GM:要約するに。
斯來:「すまんないつも・・・」それを手にとってざっと確認しつつ
GM:“連れ去るもの”が覚醒済みのOVにも手を出した例がある。ということ。
GM:相手が覚醒済みの場合でも、手に入らない場合は確実に始末しているらしい。
GM:そして最後に。“連れ去るもの”の出没とほぼ同時期に、篠崎圭介というチルドレンが不調を訴え始めた。とある。
斯來:「篠崎・・・・」彼はどんなタイプでしょう?
GM:そですな。貴方の記憶では、大人しくてあまり目立たないタイプだったはずだ。
斯來:「あまり精神的には強くないタイプだったな・・・加賀津君、すまないが・・・・この覚醒済みのOVにというくだり、もう少し詳細な情報は無いか?」
GM:チルドレンに接触がないか、ってことかな?
斯來:です
GM:ふむ。
斯來:判定しましょうか?
GM:ではお願いします。
GM:・篠崎 圭介
斯來:情報:UGNで良いでしょうか?
GM:【情報:UGN、噂話】
GM:ですかね。
斯來:はーい、ではコネ使用で・・・
斯來:#4r10+1
斯來/Dice:4r10=(6,7,8,4)=8+1=9
斯來:(うわーん(何))
GM:まあ、十分ですやなー。
GM:篠崎 圭介
GM:UGNチルドレン“クレプシドラ”。黒羽学園高等部2年、内気で控えめな性格。少し前から精神の不安を訴えていた。
GM:何歳からUGNに居たのかははっきりと分かっていない。記録上では「事件にて両親を亡くしたため保護。メンタルケア済み」とある。
GM:以上で。
斯來:「メンタルケア・・・か・・・記憶操作か?」
GM:今分かるのはこれくらいだろうか。
斯來:了解です
GM:篠崎の情報については、以上が全てです。
斯來:「篠崎に話を聞いてみるか・・・・、加賀津君ありがとう、方向性は見えてきたようだ・・・・」で、礼を言って資料室から出て行く
GM:背後に「電源が〜」やら、「箱がない〜」やらの声を聞きつつ、君は資料室を後にした。

Middle5
「見舞い」
ScenePlayer:津嶋 皓
Place:黒羽学園高等部、2-A
entrance:指示後、可

皓:#1d10+37
皓/Dice:1d10=(4)=4+37=41
皓:間違い。
皓:#1d10+46
皓/Dice:1d10=(8)=8+46=54
皓:こっちで。54%。
GM:はいさ。

GM:放課後。
GM:帰り支度を始めた君に、声がかかる。
圭介:「津嶋君。あのさ…この近くに花屋さんってあったかな。」
皓:「花屋?」いきなり声と、その内容に一瞬唖然と応え。
皓:「駅前とかにはあったと思うけど……どうしたの?」
圭介:「いや、その…山根君のお見舞いに行こうかな、と思って。」
GM:少し照れくさそうに言う。
皓:「ああ、なるほど」頷き。
圭介:「気まずくて、行きづらかったんだけど…やっぱり、このままじゃ良くないし。」
皓:「うん、それがいいと思うよ」良くない。という言葉に頷いて。
皓:「だったら花屋よりケーキとかの方がいいんじゃないかな。相手、男だしさ」
圭介:「そう、なのかな。…どうも、こういうこと慣れて無くて」
圭介:「あー…ええと。もし、用事が無かったらでいいんだけど、津嶋君も一緒に来て貰ったり、できるかな。病院ってどうも苦手で…。」
皓:「ああ、いいよ。今日は暇だし」
皓:頷き。
圭介:「良かった。有り難う。じゃあすぐ荷物纏めるから。」言って、自分の席に戻っていく。
皓:「でも正直、野郎への見舞い品って困るよね。……本とかそういう暇つぶし系の方がいいかもしれないけど。どんな様子か聞いてる? 圭介」戻る彼の背に声をかけ。
圭介:「んー…それが、先生の話だと、まだ意識戻ってないみたいで…」
皓:「…………そうなんだ」
圭介:「……ケーキはダメ、かもね」無理に苦笑を見せる。
皓:「……だったら確かに花とかの方がいいかもね」
皓:脳内検索。いくつか手ごろな値段の花束を用意している店をピックして。
皓:「じゃ、行こうか」鞄を担ぎ、声をかける。
圭介:「うん。」同じく鞄を手に。

GM:途中で、見舞い用の花束を買い、ナースセンターで場所を聞いて、山根の病室に向かった。
皓:軽いノック。返事の無い病室に「失礼します」と声をかけ、圭介を促し中へと。
GM:山根の病室は個室になっており、しんと静まりかえっている。
斯來:登場 #1d10+46
斯來/Dice:1d10=(1)=1+46=47
斯來:安(何
聖:#1d10+50
聖/Dice:1d10=(7)=7+50=57
GM:あまり血色が良いとは言えない顔で横になっている山根に視線を落とし、肩を落とす圭介。
皓:「────」サイドテーブルに置かれた花瓶を取り上げて。「……起きてないんだね、本当に」
圭介:「うん…。……起きて、話でも出来たら良かったんだけど。」
斯來:では、また扉がぎいいいいいいいいい(何
聖:ぎぃぃぃ
皓:「……お医者さんは安定していたって言ってたから、その内……」言葉を切り、扉に視線。
聖:現れる不審人物と女子高生!
GM:顔を上げ、そちらに視線。
斯來:「先客の様だな・・・・・・」
聖:「おや……。来てたのか」
皓:「……あれ」きょと。
圭介:「……教官!どうしてここに…?」
聖:教官って事はチルドレンかイリーガルなんかなのかな、と圭介に視線向けつつ。
斯來:「此処に寝ている少年を襲った犯人を捜しているのでな・・・・・それに・・・・」圭介に視線を
皓:「……ああ、やっぱりそういう方面の話でしたか……」ため息混じりに呟き。
聖:「……えーと、なんだ。まあ、そういうことですねうん」
斯來:「篠崎・・・お前に少し聞きたい事がある・・・・」
圭介:「え…?」斯來の視線に、戸惑ったような声を出す。
SubM:その時。
SubM:室内の片隅。その暗がりの中から闇が――人型の黒い影が、唐突に姿を現す。
SubM:髑髏を模した仮面に黒いローブ、手には大鎌を。
皓:「──……!?」
SubM:死を具現化したような異様な出で立ち…“死神”が。
斯來:「死神・・・・か・・・・」すっと、ベッドと死神の間に入る
圭介:「…っな!」現れた影に、身構え。
皓:「誰だ……!?」
聖:「………」とん、と踵を床に押し付けて。影と優との間に入るように、二歩の移動。
SubM:現れた“死神”は、室内をゆるりと見渡し、呟く。
死神:『………こういう事か……成る程』
死神:『…では、少なからず…協力しようか……』大鎌を構え直し、大きく横薙ぎに振るう牽制。
SubM:武術の嗜みがある者ならば、その動きは素人じみたものに見えるかもしれない。……が。
斯來:「"連れ去るもの"か・・・ずいぶんと大仰な格好だが、誰を連れ去りに来た?・・・いや、誰を殺しに来たのかな?」
皓:「“連れ去るもの”……?」言葉に呟くも。
死神:『………ふふ』斯來の問いには答えず。
SubM:刃は傍らの花瓶を砕き、山根に繋がっている点滴等のチューブも切断する。
SubM:こぼれた水を纏った大鎌が連城の胸元を切り裂くように伸び、飛び散った雫も刃と化して放たれ、他3人に襲いかかる。
聖:「消えろ。それ以上は許さない」
圭介:「…っ!」その行動に目を見張り、チューブの傍に駆け寄る。
聖:咄嗟に病室内のみと対象を絞ってワーディング。
皓:「──圭介、皆!」放たれた刃に視線と、声と。
斯來:「(避ければ・・・・少年に当たるな・・・・)」すっと目を閉じ、自分の身を盾にベッドの優を守る<襲い掛かる〜
聖:「目覚められて、こんな光景を見られても困るからな…!」でも下手に避けたら後ろに被害が及ぶ、片腕を立てにそのまま血飛沫を受けて、堪える。
圭介:「っく……!」これ以上機器に支障を出すまいと、避けずに刃を受けて。
皓:《ワーディング》の気配と同時に、此方は“死神”の方へと跳躍。とび来る刃は気にせずに!
SubM:しかし、それ以上踏み込む事は無く、大鎌をひき、暗い闇色のマントを大きく翻す。
聖:「──皓先輩、任せた!」
死神:『……楽しみは…後へ残そうか………』髑髏の眼窩、その奥の暗い瞳が皓の姿を捉え
斯來:GM、此処で間合い(領域)を拡大させますね、病室全体で
皓:「──……っ!」聖さんの呼びかけには言葉は無く、態度で示す。
GM:ふみ。了解で。>斯來さん
皓:「これ以上、させるか!」一言を気合として、拳を叩き込む!
斯來:まあ、相手の様子を伺うって意味の演出です、エエ(何
SubM:だがその拳も、空を切る。
SubM:更なる水の刃に紛れ、死神は、来た時と同じくして唐突に姿を消した。
圭介:「逃げた…?」
聖:優の容態を確認する
皓:「…………っは……!」手ごたえ無く消えた影に、気を吐き、蹈鞴を踏み。
SubM:後に残るは、床一面に残る水。
皓:「それならそれで……彼は!?」振り返り、圭介と皆に声。
GM:まだ異常はなさそうだが、医療機器の一部が断絶しているので、急がないといけないかもしれない。<山根
聖:「…チッ……!斯來さん、UGNに緊急連絡。間に合わないと思うが、一応範囲網作ってアイツを追わせて下さい。あと、医者呼んで……破損部位の修復を」
斯來:「(目を開け)・・・消えたか・・・・篠崎・・・話は後で聞く事にする、その少年の医療機器への支障を先にどうにかしろ。」
圭介:「はい。…まだ、どこかにいるかも知れませんので、様子も見てきます。」頷き、病室を出ようと。
皓:「様子は僕と聖さんで見てくるよ。圭介は彼を」
皓:声をかけ。聖さんを振り返り。「いいよね、それで」
聖:僅かばかり怪訝に皓を見て、その後に頷く。
斯來:「そうだな・・・・篠崎、お前は今すぐに支部に連絡して、今逃げた死神の追跡を依頼しろ。」
圭介:「……了解。………二人ともよろしく。」頷く。
皓:「うん。──大丈夫。圭介。今は君のやることだけを考えて」頷き。
斯來:「しかし・・・尻尾を出して来たか・・・・それも、唐突に・・・」呟きつつ死神が居た辺りを見て回っておきましょう
皓:「行こう、聖さん」
聖:「……ええ」
斯來:「(右腕に刺さった大き目の破片を引き抜きしげしげと眺め)挙句に余裕を見せての逃亡か・・・・舐められたものだな・・・・・・・・」
斯來:そして左手でばきっと破片を握り潰す
聖:「──そういや、皓先輩」
皓:「何?」
聖:「あいつが倒れていたのを発見したのは私なんですが、その時に『お前のいう事なんて信じない』って叫びを聞いたんですよ」ぽつと呟き。
聖:「……皓先輩でも、誰かに裏切られたと思ったら、そんなこといいます?」
聖:「何だか……一瞬後ろめたく思っちゃって」はは、と笑い。忘れて下さいと手を振る
皓:「………」言葉に、眉をひそめ。
皓:「たった一度の間違いで、その人全てを否定することはしたくないな。僕は」
皓:「聖さんもそうじゃないの?」答えは待たず、先に外へ。
聖:「───」肯定だか否定だか解らないような曖昧さで首を振って。
聖:「……そんな事が気になるのは、私達がダブルクロス──だからかな」
聖:呟いて、彼の背を追った。

Middle6
「花束」
ScenePlayer:比奈 みのり
Place:市内、病院ロビー
entrance:指示後、可

みのり:#1d10+33
みのり/Dice:1d10=(8)=8+33=41
GM:じりじり(何

GM:さて。翌日君は、親友の見舞いに来ていた。
GM:ここに“保護”されている親友に、差し入れをするのが日課になっている君は、今日もその任務を終えて帰路につくところだ。
みのり:「……ふう」
GM:と、ロビーで右往左往している、見覚えのある姿が目に止まる。
みのり:どうにも、足が重い。
環:「あれ? 比奈君…?」
みのり:「……環先生?」
みのり:意外なところで意外な人に出会った。
みのり:「どうしたんです? こんなところで」
SubM:ひょろりと背の高い眼鏡の青年が、小さな向日葵の花束を抱えてキミを見た。
環:「僕の教室の生徒を見舞いに来たんですが、病室が見つからなくて……」
みのり:くす、とこぼす。
みのり:「ここでも迷子なんですね」
環:「さっきからずっと探しているんですが、次の約束の時間が……」困り果てた顔で腕時計を見る(汗)
みのり:「案内しますよ。ここにはよく来てますから」
みのり:「どなたのお見舞いなんです?」
環:「ありがとう。……名前は、『山根 優』。先日、事故に遭って入院したとかで……」
みのり:そんな話を聞いたことある、ということでいいです?<事故>GM
GM:まあ、噂くらいには。
環:「…っと。やっぱりごめん! …すみませんが、とりあえずこの花を彼に渡してもらえないかな?」
みのり:「え…?」
SubM:切羽詰まった顔で、平身低頭で懇願する。
みのり:いきなりのことに戸惑う。
SubM:戸惑ったみのりに、ぽんと渡される花束。
みのり:が、仕方ないな、と微笑む。 「いいですよ。先生から、でいいですね?」
環:「はい。また後で必ず彼の見舞いに行きますから。それじゃ!」
みのり:「さようなら」
SubM:両手を合わせてもう一度お辞儀をして、小走りで彼は立ち去った。
みのり:走り去っていく教師の姿に微苦笑しながら、目的の病室を顔見知りのスタッフから聞き出して向かいます。
皓:#1d10+54
皓/Dice:1d10=(8)=8+54=62
皓:廊下向こうより、病院内ゆえ走れず、早足で。
SubM:目的地に近づくにつれ、人の動きが忙しく感じられた。
斯來:登場 #1d10+47
斯來/Dice:1d10=(4)=4+47=51
みのり:「……あれ、津嶋先輩?」  見知った顔を見つける。
聖:#1D10+57
聖/Dice:1d10=(9)=9+57=66
聖:もうだめだ
みのり:諦めないで!(汗
GM:反逆のぎわだいす(何
聖:ぎわだいす!この!この!(何)
皓:「……あれ、みのりさん」此方も、思わぬ顔に声。
斯來:少し遅れてやってくる感じで
聖:「……おや?」
みのり:「連城先輩も……どうしたんです?」  向日葵の花束を抱えたまま、小首を傾げる。
聖:「いやーちょっと優…あ、友人な。の、お見舞い。そっちも、知り合いのお見舞い?」花束を見て、同じく首を傾げる。
みのり:「ええ。山根優さんという先輩のお見舞いに」
聖:「……」
聖:「え、なんで?」(何)
みのり:「はい?」
斯來:「彼なら今面会できんぞ・・・・」つかつかと奥からやってくる(何
聖:「あっと悪い、今あの病室バタバタしててさ」(何)
皓:「山根君……みのりさんも知り合い?」
みのり:「え、そうなんですか…?」 花束どうしよう、と狼狽える。
斯來:「まあ・・・処置と片づけが終れば可能だろうが・・・・・・」
みのり:「あ、いえ。ほら、環先生いるじゃないですか。あの人が本当はお見舞いに来たんですけど、時間が無くて私にコレをもってってくれって」
聖:「おや…いい先生だな。綺麗な花だ」見直した、といいつつ。花を見て、まぁ花飾るだけなら大丈夫だろと言い。
皓:「あ、それより、みのりさん……変な奴見なかった?」一応訊いてみる。期待はしていない。
みのり:「私は私で、友達のお見舞いの帰りだったんですけど…」 後半は口ごもる(何)
みのり:「黒いコートとミラーシェイドをかけた方以外でしたら、特には……。なにか、あったんです?」 眉根を寄せる
斯來:「・・・・・・・・・・・・・・」
斯來:(何)
皓:「まぁ、ちょっとね……」どうしたものかな、と斯來さん見て、様子に首かしげ(何)
聖:「まあ、その。………うん、優が怪しい人物に襲撃されたり襲撃されたりいろいろ?」同じく首かしげ(何)
みのり:「……事件、ですか?」 声のトーンを落とし、瞳に力を入れて、訊ねる。
斯來:「とりあえず・・・・此処(廊下)で集まって話していても迷惑だろう・・・、あの病室の前のベンチにでも移動した方が良いのでは無いか?」色々抑えつつ大人〜な意見(何
聖:花を受け取って、適当に捕まえた看護婦さんに彼の病室内に飾って貰えるようにお願い。
GM:と。
GM:花を渡そうとして、気がつく。
GM:先程預かったはずの花が、既に色を変えて枯れ始めている。
みのり:むむ?
聖:「……あ、……え?」
GM:さっきまで確かにみずみずしく咲いていたはずなのに。
みのり:「あ、あれ…?」
皓:「…………何?」
斯來:「?」
みのり:「いえ、花が、枯れていくんです……なんで?」
みのり:くしゃくしゃになっていく向日葵を見ながら、少し混乱。
聖:「……やめてくれ、病院で縁起でもない」頭を抱えたくなる衝動に耐えつつ、看護婦さんに謝って渡すのを止め。
斯來:「何?・・・・」向日葵を観察してみますが、しげしげと(何
GM:そして、最後には一本の枯れ枝になってしまった。
皓:「……これって、一体」
みのり:「……環、先生?」
みのり:先生が持ってきたものが、変容した。
みのり:“どれ”のせいか。
斯來:「明かに・・・・異常だな・・・」
聖:「死神が生命力を吸い取ったのか何だか知らないが…それにしても、時計を早送りにしたように凄いスピードで枯れてったな」
みのり:「あの……先生は、なぜ新任であるのに、山根先輩のお見舞いに来たんでしょうか」
皓:「……嫌な現象ですね」
聖:「普通にいい先生だったからとは思いたいんだが──まあ、みのり。ちょっと時間いいかな。そっちもこれらについて気になるだろうし、こっちも話したいことがある」
皓:「──新任でも自分が担当する生徒の容態を見に来るというのは、おかしな話じゃないよ、みのりさん」
斯來:「(考え込み)・・・・」
皓:とりあえず、無難な意見を伝えつつも。枯れたひまわりに視線を投げて。
みのり:「あ、はい」  言われるままに、上級生の言葉に従う。
斯來:「やはり篠崎に話を聞いてみた方が良さそうだな・・・・・・・」そしてそのまま病室の方へと歩いて行く
聖:「それに、そのまんまだとしたらちょっとあからさまだしな。私はあの先生ちょっと気に入ってるので何かあるっていうのは勘弁してもらいたい」
みのり:「そうなん、ですけど……」  何か、いやな予感が<おかしな話じゃない
みのり:「……篠崎?」 眉根を寄せる
聖:その辺の廊下のベンチに腰掛ける。
斯來:「チルドレンだ・・・・君は知り合いか?」
みのり:「いえ…でも環先生が、ええっと、その篠崎先輩という人と何か話してたのを見たので……」
みのり:「ただの進路相談と言ってました。それだけなんですが…」
皓:「……圭介と、環先生が?」言葉尻を捕らえ。
みのり:あまり関係なかったかな、とベンチに腰を下ろす。
皓:「僕らの学年って、環先生にはお世話になってないのにね。……何を話してたんだろうね」
みのり:「フルネームまでは知りませんけど、確か、篠崎先輩というひとでした」>津嶋先輩
斯來:「・・・・・そうか・・・その教師と篠崎が・・・な・・・」
みのり:「あの、皆さん。どんな事件を追ってるか、話しては貰えますか?」
斯來:「・・・・病室に向かいながら話そう・・・・聞く気があるならついて来るといい・・・」で、病室に向かって歩き出す


Middle7
「模索」
ScenePlayer:斯來 誠一
Place:月野総合病院・カフェテリア
entrance:全員登場済み

斯來:登場 #1d10+51
斯來/Dice:1d10=(6)=6+51=57
皓:#1d10+62
皓/Dice:1d10=(6)=6+62=68
聖:#1D10+66
聖/Dice:1d10=(2)=2+66=68
聖:おおお
みのり:#1d10+41
みのり/Dice:1d10=(10)=10+41=51
聖:さすがこびだいす68%
皓:聖さんとおそろい。
みのり:一気に上がった(何) 51%
聖:ぎわだいすクビにしてよかった(何
斯來:57・・・w
GM:安定したかなw

GM:あの後、お互いの事情などを話すついでに、浮かんできた疑問を解消すべくカフェテリアのPC席に移動してきた。
GM:病室の前で待っていた圭介も同行している。
GM:というわけで、情報収集フェイズです。調べたいことなど挙げていただけると。
みのり:では、環先生について<情報項目
皓:まぁ“連れ去るもの”の情報ですかの。気になるのは。
斯來:後は・・・圭介について
GM:3つでいいかな?
聖:とりあえずその三つで。
皓:後は花が枯れた理由とか解れば。無理かなぁ。
斯來:ああ、それも知りたいですねえ・・・
GM:ふむ。
斯來:流石にあの死神がどうでしょう?
斯來:訂正:死神は
聖:あやなんにマインドリーディングしてもらう理由とかで、情報:UGNでできないかしら<かれた理由
GM:まあとりあえず項目提示しましょう。
GM:・“連れ去る者”
GM:【情報:FH、UGN、裏社会】
GM:・篠崎 圭介(しのざき けいすけ)
GM:【情報:UGN、噂話】
GM:・環 一成(たまき かずなり)
GM:【情報:噂話、黒巣市、報道】
GM:後、
GM:先生関しては追跡でも判定出来ることがあります。(何
皓:ぬを。
GM:花に関しては、そうですな。UGNで調べたら分かっていいかなと。
斯來:おお
GM:とりあえず以上です。
みのり:う〜ん、侵食値に余裕があるので、《マインドエンハンス》使って良いですか?
聖:マインドエンハンスの使い所だな(何)
聖:どうぞどうぞー
斯來:どうぞどうぞ〜
皓:お願いします……!
聖:先生の追跡に一つ使ってほしい気分にゃー(何)
SubM:フフフ(何)
GM:情報項目とはまた別なのでー。>先生の追跡
斯來:一応こっちも4個振れるんでUGN系ならなんとか・・・
みのり:むむ、追跡にまで使っちゃうとエンハンス使い切る(何)
斯來:他は期待しないでクダサイ(何)
みのり:従者作れない(汗)
聖:おや、了解。じゃあちょっと待ってね
皓:……B.リサーチも視野に入れるかな……
GM:因みに圭介の情報は、ミドルで斯來さんが手に入れたのと被るところが多いですな。
聖:マインドエンハンスの人は、私たちが素振りし終わった結果で使って貰いたい(何)
皓:いえっさ。
聖:ということでひとまず連城いきます!
みのり:了解〜
皓:ですね。 
GM:かもーん
聖:#2R10+0 “連れ去る者”UGN
聖/Dice:2r10=(8,1)=8+0=8
聖:#2R10+1 篠崎 圭介 噂話
聖/Dice:2r10=(8,1)=8+1=9
聖:#2R10+1 環 一成 噂話
聖/Dice:2r10=(1,6)=6+1=7
皓:いい出目な気がする。
聖:#7R10+0 追跡
聖/Dice:7r10=(6,6,3,9,9,8,2)=9+0=9
聖:ありがとうダイスボーナス!(何)
聖:以上
皓:では此方も行きますか。
斯來:同じく〜
斯來:情報:UGN #4r10+1 "連れ去る者"
斯來/Dice:4r10=(10,1,4,1)=Critical!!
斯來/Dice:1r10=(7)=7+10=17+1=18
聖:おおおお
皓:おおー!
みのり:おおお!
GM:まわた
聖:すばらしい
斯來:情報:UGN #4r10+1 "篠崎圭介"
斯來/Dice:4r10=(6,5,3,8)=8+1=9
斯來:情報:噂話  #2r10+0 "環一成"
斯來/Dice:2r10=(8,8)=8+0=8
斯來:追跡 #4r10+0
斯來/Dice:4r10=(6,9,10,4)=Critical!!
斯來/Dice:1r10=(8)=8+10=18+0=18
みのり:すげえええ!!
斯來:以上でw
聖:優秀
GM:高いなw
皓:いいなぁ。
聖:ちょぉ優秀
皓:では此方。“連れ去るもの”は抜いて。圭介:噂話。#4r10+1
皓/Dice:4r10=(4,3,7,4)=7+1=8
聖:篠崎圭介、環 一成以外にはマインドいらにゃいな(何)
皓:で、環先生:噂話 #4r10+1
皓/Dice:4r10=(7,8,10,3)=Critical!!
皓/Dice:1r10=(4)=4+10=14+1=15
聖:おおおお
GM:おまいら(何
皓:お。
みのり:素晴らしいw
聖:情報収集に向かない面子だと思いきやwwwwwww
SubM:くそう、優秀だw
皓:で、追跡は別で…… #7r10
皓/Dice:7r10=(1,10,4,10,10,4,4)=Critical!!
皓/Dice:3r10=(4,5,1)=5+10=15
聖:おまwwwww
GM:戦闘で後悔するが良い…!(何
SubM:君達頑張っていますね(何)
聖:ということで
斯來:ぎゃー(何)
聖:圭介たんをお願いします!(何)
皓:以上かな。2回回った。
(ko_Dice ) (愛ですにゃー)
みのり:では、噂話で圭介を。 #4r8+1
みのり/Dice:4r10=(3,4,2,9)=Critical!!
みのり/Dice:1r10=(5)=5+10=15+1=16
みのり:16で。 侵食率は54%
皓:わぁ。
聖:「まあほら、情報を深くまであされない私たちが、まず軽い所まで入手して基礎に、それを元にプロフェッショナルたちが更に漁るとそういう理由だよな」(何)<素振り先
聖:“連れ去る者”(18)、篠崎 圭介(16)、環 一成(15)、追跡(18)
みのり:良い数字じゃないですか(何)
斯來:「ふむ、こちらの勘もまだ衰えていないようだな・・・」(何)
GM:ふむふむ。
GM:じゃあ情報流しますねー。

・“連れ去る者”
記憶処理を解除する特殊能力を使い、非OVなどを手元に引き込もうとするFHエージェント。arcanumセルに所属しているが個人データは不明。アルカナは“死神”。
CNの通り、黒いマントに骸骨の仮面、傍らに蛇を従えた姿で現れる。
二週間前くらいから黒巣市に出没している。

・篠崎 圭介(しのざき けいすけ)
UGNチルドレン“クレプシドラ”。黒羽学園高等部2年、内気で控えめな性格。少し前から精神の不安を訴えていた。
何歳からUGNに居たのかははっきりと分かっていない。記録上では「事件にて両親を亡くしたため保護。メンタルケア済み」とある。
(重複しますが)

・環 一成(たまき かずなり)
二週間ほど前から黒羽学園に赴任してきた社会科教師。
野暮ったい眼鏡と丁寧な物腰が相まって、のんびりした印象を受ける。
しかし生徒からは何故か信頼されているらしく、よく相談に乗っている姿が見かけられる。赴任後もすぐに生徒と馴染んでいたようだ。
10年ほど前の海難事故における行方不明者の中に、彼とおぼしき名前がある。
(事故自体は本件と関係ないです)
山根が襲われた日、現場の近くで目撃されている。

GM:追跡は達成値が足りず。ブロックされました。
GM:以上。
聖:「……おや?あの後追い調査で解らなかったのか……?何者だ」
皓:追加情報。花について。UGNで。とりあえず。 #4r10
皓/Dice:4r10=(10,1,10,4)=Critical!!
皓/Dice:2r10=(6,4)=6+10=16
GM:たけぇwww
斯來:「妙だな・・・素人の追跡調査が出来なかったというのは・・・・」
皓:おっと。16!
聖:セーラーの皓すげぇwwwww
皓:やっかましいわっ!
みのり:セーラーw
斯來:流石制服(何
聖:「というか皓先輩なんでそんなサラマンにあるまじき調査能力を?」(何)
聖:しっとの目線!(何)
皓:「何だろうね……」(何)
GM:他に追加判定は良いかな?追跡とか、他の項目とか。
斯來:うーん・・・
聖:んー
聖:山根だな(何)
斯來:ですね(何)
皓:むん……追跡調査を今一度。ってのはありですか。ダメもとで。
聖:襲われる具体的な動機を知りたい。なんか危ない事追いかけてたとか(何)
皓:ですな。
GM:ふみ。では
GM:・山根 優(やまね すぐる)
GM:【情報:UGN、黒巣市、噂話】
GM:ですかな。
聖:直前の様子でも(何)
聖:#2R10+1 山根優・噂話
聖/Dice:2r10=(4,4)=4+1=5
聖:興味がないらしいな!
GM:友人www
斯來:情報:UGN #4r10+1 "山根優"
斯來/Dice:4r10=(6,6,6,6)=6+1=7
聖:6666wwww
皓:一応行ってみましょうか。山根、噂話。#4r10+1
皓/Dice:4r10=(1,9,2,4)=9+1=10
斯來:ALL6!(何)
みのり:エフェクト使わずに、噂話で…  #4r10+1
みのり/Dice:4r10=(1,1,7,9)=9+1=10
皓:何とか2桁……10。
斯來:それだけですw
みのり:10かあ
GM:ほむ、
GM:まあ十分かな。

・山根 優(やまね すぐる)
黒羽学園高等部1年。新聞部所属。馴れ馴れしい態度で、好奇心の塊。先日赴任してきた教師にもすぐちょっかいを出していた。
今までに何度かRV関連の事件に巻き込まれたことがあり、その際に記憶処理を受けた。
篠崎 圭介とは友人的関係であったらしい。
記憶処理を受けていた、言い争いをしていた等の状況から、“連れ去る者”のターゲットとなり、誘いを断ったことで狙われている可能性が高い。現在は重傷を負って入院中。
以上ですな。
皓:「消去ターゲットになってるってことか。あの場所に現れたこと自体はおかしくないのかな……でも」
斯來:「さて・・・現状で裏づけの取れる情報は揃ったようだが・・・」集めた情報を画面に表示させつつ
みのり:「……“連れ去る者”、か」   ぼそり
皓:「『手伝いをしてやろう』って一体どういうことなんだろう。誰の、何を?」
聖:「…“連れ去るもの”が現れたのは二週間前、同じく環先生が赴任してきたのも二週間前。襲われた優は彼を追いかけていた……ね」
圭介:「まさか…そんな…。」
SubM:花については別口からの提示が。
SubM:『――恐らくは《土くれの金貨》で作り出したフェイクだろう』
SubM:『加えて、もう一点』
SubM:『向日葵の花言葉に“崇拝、敬慕、愛慕、憧れ あなたを見つめる、あなたはすばらしい、高慢、光輝”というものがある』
SubM:『何れかのメッセージ、あるいはその意味合いが失われた事を表しているのではないか?』
SubM:そんな提言を、皓は受けた。
皓:ありがとうございます。と情報提供者に礼を告げて。
皓:「《オルクス》交じりの何かがありそうってことだね。……花の意味も、それを否定したいってとこかな」
GM:一応、調べられることは以上ですね。
皓:GMもいっこ。
GM:ほいさ?
皓:各情報ソースのOVについて、シンドロは確定できますか?
斯來:私は・・・圭介が居るなら、彼に分かる様に一つ調べたい事が・・・
GM:“連れ去る者”については不明。圭介のシンドロームはオルクス/ハヌマーンですね。
GM:はいはい。>斯來さん
皓:ありがとうございます。
斯來:「(端末のキーボードを叩く、表示される文字は圭介にも見える)・・・UGNチルドレン篠崎圭介と新任教師環一成の接触の有無の確認を願う・・・」で、此処まで打って
斯來:エンターキー(送信ボタン)を押さず、圭介をじっと見る。
圭介:「…教官。」驚いたように顔を見返す。
皓:「……斯來さん」いささか非難交じりの眼で。
圭介:「…いいんだ。津嶋君。…黙っていた僕がいけない…。」
斯來:「襲われた山根少年はお前の友人だそうだな?、そして環は事件直後に現場近くで目撃されている・・・」
皓:「目の前で、本人無視でその裏を取るって、あまりにも酷くないですか? 本人に聞けることなら、訊けばいい」
みのり:「……」  気まずい雰囲気に少し焦る(何)
聖:みのりんの肩を叩く。(何)
圭介:「………確かに、環先生と話すようになってから、昔のことを思い出すことが増えたのは事実です。」俯き、絞り出すように言葉を紡ぐ。
圭介:「でも、僕はただ、相談に乗って貰っているだけ…だと、思って…。」
斯來:「(非難にはあえて答えず)・・・」先を促す
斯來:ミラーシェードの奥の表情はいまいち掴み辛いって感じで
皓:微かに顔をしかめ、圭介を見て。「……何か、あったの? 圭介?」
圭介:「…山根君の事も、あの日別れた後に怪我をしたって聞いて…。見舞いを勧めてくれたのも、先生なんです。」
圭介:「……昔、両親が死んだときの事を。…ずっと忘れていたんだけど、最近になっておぼろげに思い出すようになったんだ。」言いにくそうに答える。
皓:「──どんなこと?」
聖:……“連れ去る者”の、記憶処理を解除する特殊能力、か?ひとりごちる。
斯來:「思い出したくない、消えた記憶を蘇らせ、混乱させ自分の元に引き込む・・・」
圭介:「……。」内容については押し黙る。あまり良い記憶ではないらしい。
皓:「……言いたくないならそれはいいや。で……圭介は環先生にあって話をしてから、それを思い出し始めてきてるってことなんだ」
圭介:「…ごめん。」頷き、そう答える。
斯來:「篠崎・・・お前に一つ尋ねる・・・・」
皓:頷き、斯來さんを見て。「──そして、“連れ去るもの”。ですか」
斯來:「・・・・・お前は、友人である山根少年をあんな姿にした“連れ去るもの”が憎いか?」
圭介:「……。…憎くないはずがないでしょう。」強い眼差しを上げて。
斯來:「(まっすぐにその視線を受け止め)そうか・・・ならばいい・・・」先ほどの文面を打ったメールを送信せずにアプリ終了させ消去する
圭介:「先生が、“連れ去る者”かもしれない…なんて、信じたくはない、ですけど。」小さく呟いた。
斯來:「甘言で惑わす・・・心が弱い者を惑わすには最も簡単な方法だ・・・覚えておけ・・さて、篠崎・・・」
斯來:「お前に任務を命じる、山根少年の側に居てやれ・・・護衛として・・・そして一人の友人として、だ。」
圭介:「……はい。」力強く頷いた。
皓:「圭介」じ。と視線を圭介に向け。呼び止める。
GM:視線を皓に向けて。
皓:「……君は“行かない”よね?」
圭介:「…彼の誘いには、僕は乗らない。…大丈夫だよ、津嶋君。」控えめな笑み。
みのり:「―――」 2人の先輩の遣り取りに、思わず、肩を震わせる。
皓:「だったら……君と、山根君は僕達が護ることになるね。彼だけを、君は頼むよ。圭介」言葉に笑い。
聖:圭介と呼ばれた少年を見上げ。ふいと小さく笑って。
圭介:「ありがとう。」漸く、顔の強ばりを解いた。
聖:「何を思い出しても。何があったのだとしても。例え、信じていたものに裏切られたとしても。──今、この瞬間はウソじゃないですよ。きっと」呟いて。さて、と上を見上げる。
皓:「さてと。斯來さん。この先があるなら、UGN経由で僕の得物、持ってきてもらうことできますか?」頼んだ以上、懸念は無用とばかりに視線を外し。
みのり:こくこく、と少し焦るように頷く。   「守ります。絶対に。たとえ夜が明けなくても」
みのり:>篠崎先輩
斯來:「まあ、確実にあるだろうな・・・・ふむ、分かった取り寄せよう・・・・」ナイフを調達しろと(何
聖:「…だ、な。情報収集が終わったのなら移動して戻った方がいい。既に先生はこの病院を訪れているのだろう?次のアタックは時間の問題だ」
圭介:「でも、あの病室も彼には知られてしまいましたね…。このままだと、また山根君が危ないんじゃ…。」
みのり:「……環先生…」
聖:ナイフ(何)
皓:「……ああ、確かにそうかもね」はたと気づき。
皓:調達(というか持ってきて欲しい)のは、ドSブレイドなんですけどね、先ず(笑)
圭介:「…また襲撃が来ないうちに、移動した方がいいでしょうか?」
みのり:GM、環先生の携帯番号って分かりません?
GM:んー、さすがに分からないかなあ。
斯來:わかりました、では木刀を(酷
GM:まあとりあえず調達したまい。(何
皓:木刀は常備です(何)
みのり:案内したお礼に携帯番号をゲットすれば良かった(何)
聖:「優は重症なんだろう。滅多に動かせるものじゃない。──それこそ、オーヴァードに覚醒してリザレクトでもしない限り」
斯來:まあ、ドSブレイドもって来るように手配します・・・w
聖:「セレーネさんには悪いが、なんかいい空き部屋ないかなハハハ」(何)
聖:まあ襲撃あったからあの周りは患者も移動してそうだ。とりあえず戻ってから決めよう、と
GM:まあ、頼めば部屋を移るくらいはやってくれるよ。
GM:<病院側
聖:「本当は先生を呼び出すのが一番手っ取り早いんだがな」みのりん見る(何)
皓:ではそれは頼んでおくことにしましょう。
斯來:「その辺も手配してもらわんとな・・・」
GM:ほいほい。
聖:ターゲットの場所を移動させて時間を稼いだ上で、本人に直接アタック。
みのり:「……ええ、そうしたいんですけど、電話番号が分からないので」  すまなそうに謝る>連城先輩
斯來:GM、此処で圭介にロイス取っておきますね
GM:はいよ。
聖:「学校の教師に聞けばいいさ。UGNイリーガルいるだろ、多分」(何)
聖:「………もしくは、みのり」
斯來:感情は「■尽力/□不安」で
みのり:「そうだったんですか」 知らなかったー(何)<イリーガル
みのり:「はい?」
聖:「お前が普通に、先生に話しを聞きにいけばいい。──いい先生だと、思っていたんだろ?」
聖:「何かの間違いかもしれない。そんな可能性もなくもない」
皓:「そうだね。……それもひとつの手かもしれないね」
みのり:「……はい」  頷く。はっきりと。
みのり:「高等部に来るはずが、道に迷って中等部に来るような人で、でも、良い先生でした」
斯來:「問題は・・・何処に連れ出すか、なんだが・・・・」自分が学校の周囲に居た日には通報されちゃいマスヨと暗に(何
みのり:「そんな人が―――なんで、“arcunum”なんかに……」
聖:「それでも、まだ信じてもいいのかもしれない。理由があるのかもしれない。──真実を見極めればいい」みのりんの肩ぽむ。
みのり:胸を押さえて、呻く。
みのり:「……はい」  連城先輩の言葉に、頷いて応えた。
聖:うん、いいこ。ぽやんとはにかんで返した。
皓:「まだ決まったって訳じゃないしね。可能性がある限り、信じるのは無駄じゃないと思ってるよ。みのりさん」
みのり:というわけで、学校に連絡して、環先生に急な用件があるから連絡先を知りたいのですが>GM
聖:具体的に言うと
聖:物部先生を経由して(何)
斯來:「善人が必ずしも正しい事をするとは限らない・・・・」
GM:むん。
GM:連絡先は聞けるが、連絡は取れないな。
GM:携帯も繋がらない。
斯來:「悪人が必ずしも悪事をするとも限らないのと同じ事だ・・・・固定観念に縛られるな・・・」
GM:<先生
みのり:「……連絡は、つかないそうです」
みのり:首ふり。
聖:「なら、行こう。答えはじきにやってくるさ。──望んでいなくとも」
みのり:「ええ。行きます」
皓:「……そうだね」
斯來:「行くしか道も無いしな。」
聖:「私達オーヴァードが稀に“ダブルクロス”と呼ばれる理由。それも、いつかは、道の先に」小さい諦めの笑みで、斯來に頷いて。
聖:いつもは騒がしい友人が居る病室の方へと視線を上に向けて、背を翻した。

GM:その日の晩に山根の病室移動が決まり、君たちは護衛のためにもう暫く病院に居ることになった。

Master Scene 2
「水の禍」


人気の無い洗面所に響く、蕩々と流れる水の音。
蛇口を捻り水を止めるも
洗面台に溜まった水は既に溢れて、床を濡らしていた。

『――分を弁えろ。お前の姿はただの幻影…決して戻れぬ未練の具現』

白い洗面台の上で鎌首をもたげ、無機質に濡れた眼を向ける暗色の蛇が告げる。

「わかっている、わかっているとも……」
青年は柔和な顔を歪め、苦痛に耐える如く洗面台の両端を握りしめた。

「……だから、私は…」

その細く長い腕に絡みついた蛇が、螺旋を描いてゆっくりと這い昇り、
青灰色の舌をちらつかせながら耳元で囁く。

「『彼らを…“連れてゆく”』」

水鏡に落ちた水滴。
生じた波紋が虚像を消し去った。