Middle Phase

Middle1
「悪者」
ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓
Place:黒巣市内/公園付近
time:-
entrance:不可

皓:#1d10+40 登場
皓/Dice:1d10=(8)=8+40=48
皓:48%

GM:翌日。
GM:急遽部活が休みになったため、いつもより少しだけ早く家路につくことになった。
GM:近所の公園の近くで、また衛と遭遇した。
皓:お。と。その姿を認め。「衛君ー」手を振りつつ声をかける。
衛:「皓にいちゃーん!」俯きながら歩いていたのが。あー、と声を上げて、ぶんぶんと腕を振る。
衛:「今日は早いんだねー。」駆け寄ってくる。
皓:おや? と軽く首を傾げつつ。「どうしたの? 何か元気ないみたいだけど」
衛:「んー。まだ公園で遊べないみたいだから。」言って、示した先。
皓:「今日は部活休みだからね」軽く笑い。手にした袋の中の得物を担ぎなおし。
GM:先日通ったときは気がつかなかったが、公園に黄色いテープが巡らされているのが見て取れる。
皓:おや。と示された方に視線。
皓:「……これは……何かあったのかな」あまりに不穏なそれに、微かに息を呑んで。
GM:そういえば、近くの公園で先日事件が起きたばかりだ。と聞いた気がする。その現場検証だろう。
衛:「悪い人があそこの公園で死んじゃったんだって。」公園で遊べなくて不満なのか、少しだけ落とした声で。
皓:小耳に挟んだその件。まだ片がついてなかったのか。と思い出しつつ。「悪い人が?」
衛:「うん。けーさつの人がたくさん居たよ。だから、邪魔したら駄目だもんね。」
皓:「そうなんだ……悪い人って、どんな人、なんだろうね?」衛君に訊くでなく、空を見上げ、呟く。
衛:「悪い人は、お父さんが捕まえる人だよ。僕のお父さんも、けいさつかんなんだ!」
皓:数歩近づき、公園を覗き込んでみます。何か変わった様子とかありますかね。
皓:「お父さん、警察官なんだ。凄いね」へぇ。とその言葉には素直に感嘆して。
GM:特に変わった点はない、かな。現場検証のために色々と線が引かれていたりはしますが。<公園
皓:いつもとは違う物々しい雰囲気だけという感じですね。流石に遺体とかは運び出されてるでしょうな。
GM:ですね。
衛:「でしょー。」えへへー、と。その言葉には得意げに答える。
衛:「前もね、街で大きな音出してめいわくかけてた人に『やめなさい』って言って、やっつけちゃったんだよ。」
皓:「じゃぁ、此処にもお仕事で来たのかな」手を差し出し。行こう。と促しながら。
皓:「へぇ、それは凄いね」
GM:父親を自慢して嬉しいのか、にこにこと手をつないで。
衛:「ねえ、皓兄ちゃん。」ふと。
皓:少し離れた自販機の前。珈琲とココアをベンダーから取り出し。ココアを差し出しつつ。「ん、何?」
衛:「悪ものをみーんな捕まえたら、お父さん毎日お家に帰ってくるよね?」年相応の、どこか寂しそうな顔をして。
皓:「…………」流石にその言葉には一瞬ためらい。
衛:「そしたら、お母さんとお父さんと僕で、一緒にゆっくり暮らそうねって約束したんだ。」受け取ったココアで手を温めながら。
皓:「そう、だね」
皓:それが無理なことは、もう解りきっている齢になった自分に些か嫌気がさしつつも。
衛:「そっか。じゃあ、僕良い子にしてなきゃね。」
GM:一縷の疑いもない笑みを返す。
皓:「でも、皆捕まえなくても、きっと直ぐ帰ってきてくれるよ。それまで、衛君も元気で頑張れ」
衛:「んー、でも…。」と、言いかけて。
衛:「あ、お父さん!」君の背後の道を見て、叫ぶ。
皓:「“正義の味方”は、お父さんだけじゃないからね。皆で、頑張ってるから。お父さんだけが無理しなくても大丈夫」
皓:と、言葉を告いだそのときに、背後にかけられる声に振り返る。
GM:君の後ろに続く道。
GM:やや遠目で顔まではっきりとはしないが、確かに男性がこちらへ歩いてきている。
皓:姿勢を正し、衛君の視線を遮らない位置に一歩引いてその相手を眺め見る。
衛:「おとうさーん!」と駆け出しかけて。
衛:「あ…皓兄ちゃん。僕、ちゃんと良い子にするからね!」振り向いて、それだけ告げると、父親の元に今度こそ走っていった。
皓:「うん」頷き、見送って。
皓:衛君の背と、彼がが飛びつくであろう人物を遠目で見守る。
GM:駆けていった衛は、父親にまとわりついて。どこか神経質そうな父親は、少し困った顔をしてから、君に目をとめて一つ会釈をする。
*teki quit ("CHOCOA")
*mao part ()
皓:それに対し、此方も軽く会釈を返しつつ。
GM:そのまま、早く早くと急かしているのだろう衛に手を引かれて、道を歩いていった。
皓:「……仕事で忙しくて、子供を親戚に預けて、か……あれ?」ふと、違和感がよぎった。
GM:どこか、その父と子の距離が。少しだけ遠かったような気も、した。
皓:「……衛君のお母さん、どうしたんだろう。一緒じゃないのかな」さっき彼が話した中。『母親』の単語は確かにあったはずなのに。
皓:軽く眉を顰め、しかし、微かな違和感は抱いたまま、手にした缶珈琲をを一気に飲み干して。
皓:父親との微妙な距離、見えない母親の影。それを何とはなしに気にしつつ。家路へとついた。


Middle2
「現場にて」
ScenePlayer:“ファニーハウンド” 橋場 直行
Place:黒巣市内/事件現場・公園
time:-
entrance:可

橋場:#1d10+36
橋場/Dice:1d10=(2)=2+36=38

GM:どうにか朝の重苦しい空気から解放され。(何
GM:捜査に戻ったあなたは、現場検証に同行していた。
橋場:「……ふぅ」
橋場:現場検証の最中。溜息さえもある意味、心地よい頭脳労働。
橋場:白い手袋を外し、遺留品の有無を調べていた地面から顔を上げて、
GM:場所は市内の公園。発生からは少し経っているため、遺体は片付けられている。
橋場:「──此方はこのくらいでしょうか。其方も終了のようですね」少し離れた場所にいる同僚に声をかけて。
橋場:必要な現場検証を終え、署に戻る支度を始める。
橋場:少し手が悴んでくる。薄手の手袋では耐寒性が心許ない。
GM:と、そこに同僚から聞き込みの情報が入る。
GM:どうやら、事件があった(死亡推定)時刻の少し前に、現場付近で言い争いをしている男性の声を聞いたという話があがっているらしい。
GM:付近で起きた別の事件でも、似たような証言があるとのこと。
橋場:ふむふむ。
GM:ただ、全てのケースにおいてではないので、関連性はまだ分からないそうです。
橋場:「お疲れ様です…それにしても急に冷え込んできましたね」ぶるる…と身を竦めて。
橋場:「現場保存、後はお任せします。温かい物でも如何ですか?」自販機を指さす。
橋場:「………」おや、と。声には出さずに。
同僚:「ああ、すみませんね…。」同じく手を摺り合わせながら答える声。
橋場:見覚えのある姿を見つけ、目を細めて見る。
橋場:「珈琲で宜しいですか? 買ってきますよ」
橋場:少々お待ちくださいと言い残して、早歩きでそちらへと向かう。
皓:#1d10+48 では登場。
皓/Dice:1d10=(6)=6+48=54
皓:飲み干した空き缶を捨て、家路に着こうと歩き出そうとして、ふと見知った顔が視界を掠めた。
橋場:「こんにちは、皓君。…といっても、もう日が暮れてきたから“こんばんは”かな?
橋場:
皓:「あれ、橋場さん」こんばんは。と、ぺこり。頭を下げて。
橋場:笑って小さく手を振る。年齢を皓と同じくらいに見せる、童顔に浮かぶ人懐っこい笑顔。
橋場:「帰宅途中かな?」こちらから話しかける。
皓:「今日は普通にやばいもの持ってませんよ。……って、そういう方向のお仕事じゃないみたいですね。今日は」コートから見えた、薄手の手袋に目を留めて。
皓:「部活無かったんで。今日は早いんです。……最近物騒ですし。学校側も気にしてるみたいで」
橋場:「こちらも“普通”に仕事だよ。丁度今し方終わった処だけれども」視線で現場を示す。警察関係者はあらかた撤収し、閑散とした公園。
皓:ちら。と、さっきの公園に視線を投げた。何時の間にか人が入り、また去ったそこ。
橋場:「そうなんだよね。君も……だけど、気をつけるに越したことはないから」
橋場:オーヴァード、とは口には出さなかった。
冴:#1d10+39 登場します。
冴/Dice:1d10=(6)=6+39=45
皓:「そうですね。……何かあったか聞くのって拙いですか?」
皓:じ。と視線を固定。口ごもったそれに何かを察して。
橋場:「こちらの裁量だね。市民にある程度の情報を提供するのも警察官の一つの役目かと僕は思うし」
冴:マフラーを首に巻き、白い吐息を出しながら。 手に小さく折りたたんだ地図を持って向こう側からとことこと。
橋場:「まあ、既に報道で流れていることだから知っていると思うけれど、ここ最近の連続殺人事件だよ」
皓:「ああ。此処のところこの街で起こってる連続……でしたっけ」微かに声を潜め、呟くように。
冴:「……ん?」 地図から目を離した先。 2人共に見覚えがありながらも、何だか珍しい組み合わせだと気づけばゆっくりと其方へと。
橋場:「うん」認める事は不甲斐ない自分達を認める事になるのだけれども…困った笑顔で。
皓:「そうですか……あれ?」近づく人物に目を止め。
橋場:「聞き込みも行っているけれど、進展は……微妙かな、とお茶を濁させてもらいたいところだね」
皓:「神無月先生? こんばんは」珍しいところで会ったもんだなぁという口調。
橋場:「?」反応につられてそちらを見る。
冴:「今晩は、こんな時間に珍しい組み合わせですね。 何か、いけない事でもやらかしましたか?」 そう言う子では無いとは思っているので、あくまで冗談っぽい口調で。
橋場:「こんばんは。いえいえ、世間話ですよ」軽く笑いながら否定をする。
皓:「あれ、補導疑われちゃいました? 僕」苦笑して頭をかきつつ。
橋場:「それにしても寒いですね、昨今は。あ、何か飲みますか?」二人に問い掛け、ポケットの小銭をじゃらじゃらと鳴らす。
皓:「でも橋場さんには良く捕まるんですよね、僕。あ、えと。お茶貰っていいですか?」厚意には素直に甘えるスタンス。
冴:「世間話、ですか……。」 目線の先は自然と公園へ。目を少し細め。
橋場:「何でだろうね。センサーでも付いているのかな」あははと笑い、ホットのお茶ボタンを探す。
橋場:「神無月先生は?」
冴:「あー……そうですね、有難く頂きます。」苦笑しつつ。
冴:「そうなんですか? 学校では優良の生徒だと思っていたのですが、意外なところもあるのですね。」 何で捕まるのかは知らないけども。軽く笑いながら。
橋場:「お勧めはホットでしょうかね。少し市民の皆様方に聞き込みさせていただきたいものですから」冷えるでしょう?と笑って、缶飲料を二人に渡し、ベンチへと。
冴:「聞き込みと言うのは、たった今通りかかった市民にもするものなんですか?」 笑みは崩さず、飲料を受け取って同じく座り。
橋場:「う〜ん、“市民次第”ですかね」飄々ととぼけて、プルタブを開ける。
皓:ありがとうございます。と受け取りつつ。「協力はしますよ。ただ、実のあるお話になるか解りませんけど」前置きしてプルを開ける。
橋場:「懸念として」
橋場:「一応訊いておきたいと思いまして」
橋場:あつつ、と缶を持て余して。
冴:「成る程、ならば善良な市民としては協力しませんとね。 ……分かる範囲であるならば、答えさせてもらいますよ。」
皓:こく。と一口。さっきの珈琲を流して。「何ですか、懸念って」
橋場:「まあ、この三人ならではの質問になるんですが。……OVの関与を疑っています。一応ですけどね」
皓:「犯人が、ですか?」何となく訊く言葉。
橋場:「それと追記して、まだ僕には連絡が無いのですが…今回の件、UGNは動いているのでしょうかねー…いえ、“今”はちょっと困る事もあるんですけれど」後半になると、それまで快活だった口調が澱む。
橋場:元特調の山下警視正の事を思い出しつつ。
冴:「その困る事と言うのは? 何か、不都合な事でもあったので?」 ずずっと缶に口付けしつつ。
橋場:「そうだね、とりあえずは犯人かな」皓の言葉に頷きを返し、また一口ちびりと紅茶をすする。
橋場:「ああ、うーん……捜査についてというよりは、警察という機構上の不都合かな」
皓:ふぅん。と頷き。「……まぁ、悪い意味で“いつものこと”なんですかね」こんなことを言う位、“慣れて”しまった自分の感覚に些か嫌悪感を抱きつつも。また一口。
冴:「ふむ……警察には、まだ情報が集まりきってないと言う事ですか。」
橋場:「聞き込みたいことといったら、此処で事件があった時刻の少し前に、現場付近で言い争いをしている男性の声を聞いたという話の真偽かな」
冴:缶をベンチの隙間に置いて、ポケットをがさごそと。 写真を取り出して。
橋場:冴先生の言葉には、無言の頷きを返して。
冴:「コレで全部か、今回の被害者と言われている人達の顔写真です。そして、これが事件が起こった場所にしるしが振ってある地図。」
橋場:「ふん……ふん……」顔写真の一つ一つを検証し、脳内で警察署で見た写真との合致を図る。
冴:「……先ほど、天城さんから預かったものです。 逆に言えば、まだこれだけしかないのですけどもね。」 苦笑しつつ。
GM:警察の持っている被害者の情報と、一致していますね。
冴:「彼女からの話だと、今回の被害者は全員がオーヴァードだとの事です。 そして、そのことに関して話を貰った。」
皓:見てもいいものかなー。と内心思いつつ。確認が取れる程度にその人物資料を見て。
橋場:「いいえ。そんな事はありませんよ」まだこれだけ、という言葉に否定を返して。
橋場:「成る程…オーヴァードでしたか………」缶を傍らに置き、ふぅむと腕組みをする。
GM:写真を見て思うのは、被害者は比較的若い人物が多いかな、といったことくらいです。
橋場:「!」
皓:「どうしたんですか?」表情の変わった橋場さんに視線を投げて。
冴:「あとは被害にあった人の話から、何か笛のようなものが聞こえた時に襲われた……って、ど、どうしました?」
橋場:「ああ、失敬。神無月先生はこの事件の担当者なんですね?」
冴:「そう言う事になりますかね。 しかし警察も動いていると言う話でしたが……橋場さんに会えてよかった。」
冴:「UGN側としてはなるべく協力の上、対処にあたって欲しいと。」 大分冷めてきた缶を飲み干して。
GM:言うなれば『若者』が多い。覚醒している自覚がある者も無い者も混じっています。一応。<被害者
橋場:「全くですね。僕が直接協力する分には問題無いでしょう」
橋場:渡りに船、と思いつつ。
皓:「何か神経質になっているみたいですね」いつもと違う様子に、微かに首を傾げつつ。
皓:ふと、思い出したように。「橋場さん、そういえば最近黒巣警察に山下とか言う人、来ました?」
橋場:「山下? ………どうしてそんな事を聞くのかな?」
皓:「いえ、近所で知り合った子のお父さんが警察官だって聞いたので。黒巣署に転勤になったのかなぁって」
橋場:大きな目で皓の目を見つめて、問う。他意は無さそうだと判断して。
皓:「忙しくてあまり家にも帰ってないみたいですから。どういう様子か知っていたら。と思いまして」
皓:その覗き込むような視線に、瞬きしつつも。
橋場:「ええ。山下という警察官が派遣されてきました」
皓:「あ、そうなんですか……ちょっと神経質そうな人、ですよね」さっき遠目で微かに見た姿からも、それは見て取れたから。
橋場:「僕の知っている人と同一であると仮定して。『真面目な人』という印象を僕は持っています」
橋場:皓君の感想には「そうだね」と軽い相槌を打って。
橋場:「その子の名前は?」
皓:その物言いに瞬きを繰り返し。「……橋場さん、その方苦手なんですか?」思いついたままを問いかける。
橋場:「あははっ。そうだね、どちらかといえばそうかな」
皓:「へぇ」笑い。「山下衛君、ですね」先の問いに答える。
冴:「これはまた、橋場さんにも苦手な方がいらっしゃるのですね。」 ゴミ箱へ缶捨てから戻ってきた。
橋場:「衛君」ふむふむと復唱し。
橋場:「比率が51%でも、そういう事になってしまいますからね」
橋場:曖昧に誤魔化して笑い、冷えてしまった紅茶を飲み干す。
橋場:「──さてと。随分と長く引き留めてしまいましたけど」
皓:「それにしても」ふぅ。と息をつき。「──OVばかりを狙う相手ですか。しかも……」ちら。と写真を見た。自分と同世代に近い被害者が目立つそれ。
橋場:「何かありましたら連絡を取り合いましょう。皓君も、不審な人物や気掛かりな事があれば気兼ねなく連絡を下さい」
皓:「解りました。知った顔には気をつけるよう言っておきますよ」言い様、手の中の缶を一気に飲み干して。
皓:「ご馳走様でした」一礼。
橋場:立ち上がり、空き缶をゴミ箱に捨てて、新たに自販機からホット缶を一つ購入する。
冴:「了解しました。 まぁ、どちらかと言うと此方は連絡を受ける側になっちゃいそうな予感もしますけど。」 苦笑しつつ、写真を纏めて。
橋場:「よろしく。それじゃ気をつけて帰るんだよ」前半を二人に、後半のお決まりのセリフは皓君へと。
皓:「はい。それじゃ僕はこれで」部活も無かったし、道場経由で帰ろうか……と思いつつ。二人に一礼して場を離れた。
橋場:しまった、もう同僚の姿は無い。
冴:「ええ、お休みなさい。 宿題、忘れちゃ駄目ですよー?」 のほほんとした感じに、軽く手を振りながらも応え。
橋場:軽く手を上げて別れを告げ、現場を後にした同僚を走って追いかけた。

誰にも気づかれることはない、遠くから。
そのやりとりを。写真の類を。
じっと見ている目が、あった。


Middle3
「光」
ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴
Place:黒巣市内
time:-
entrance:可

冴:#1d10+45
冴/Dice:1d10=(10)=10+45=55
冴:うは(汗
GM:デカス

GM:調査開始から数日。
GM:支部からの報告では、未だ“嘆きの詩”の姿などは分からないらしい。
GM:殺されたOV自体のはっきりとした共通項等も見つかっていないという。
GM:ただ、追跡したエージェントのことごとくを撒いていることから知覚能力が高いのではないかということ、
GM:犯行が比較的一定のルート沿いで起こっていることが分かったそうだ。

GM:調査をしつつも、君の本業は教職である。
GM:今日も学校での仕事を片付けて、その帰り道。
GM:ふと、いつの間にか袋小路に迷い込んでいるのに気がついた。
冴:「………あ、あれ? おかしいな、何でこんな方に来ちゃったんだ?」 辺りを見回しながら歩みを止め。
GM:そういえば、
GM:この辺りは報告にあった「一定のルート」に差し掛かってはいなかっただろうか…。
冴:目を細め、ポケットから折りたたんだ地図を取り出して現在地を探し。
GM:と、不意に背後から強い光が発せられる。
冴:「えっと、此処が此処…………な、なんだ?」 振り返り。
GM:違う。“発せられている”というよりは、そこには光が“あった”。
GM:不定形だったそれは君の目の前で人の形を作り、対面する。
光?:「…近ヅクナ……。」
冴:「……それは、この道付近に近づくな、と言う意味で宜しいでしょうか?」 ポケットに地図を仕舞いなおし、両手をそのままポケットに入れたまま。警戒は解かず。
光?:「………ハ、排除スル…。」
光?:「コノ件ニ…近ヅクナ。」
冴:「……相手を心配した上での警告では無いと。 ところで貴方は、何処の何方様で?」
GM:明瞭に聞き取れない声で呟き。光は緩やかに明滅する。
光?:「………。」答えない。瞬間、周囲の空気が変わる。…ワーディング。
冴:流石に一人では不利か。 後退しようと一歩後ずさりをしたところでワーディングに気づき、顔を顰める。
GM:そのまま、光が滲むように広がり…衝撃波を周囲にまき散らす。
冴:「まったく、少し位会話してやろうと言う姿勢を見せて下さいよ……!」 突然の風に足元をとられ、そのまま軽く吹き飛ばされ。
橋場:#1d10+38 登場。
橋場/Dice:1d10=(3)=3+38=41
橋場:「神無月さん!」
橋場:巡回の途中、ワーディングに気付いて駆けてくる。
冴:「だから、運動だとかは苦手だと言っているのに……!」 背中を思いっきり打ちつけつつ。 新たに聞こえた声の方向を見やり。
光?:「………オーヴァードハ…。」吹き飛ばされた冴に近づこうとして、声に意識が向くのが分かる。
橋場:ポケットから取り出したジャリ銭を二発、牽制代わりに光に向けて発射する。
GM:小銭が命中した部分に穴が空き、光が弱まる。
冴:「橋場さん! ……っと、みっともないところ見せましたね。」 知り合いが来て多少は安心したのか、苦笑漏らし。
橋場:そのまま彼に駆け寄って。「大丈夫ですか!?」
光?:「………。」
GM:ではそのまま光は渦を巻くようにして、消える。
橋場:「立てますか?」
GM:ここで橋場さん、知覚判定してみてくださいな。
橋場:気遣いながらも光を見据え。
冴:「何とか……危機管理、まだ足りてなかったかなぁ。」
橋場:天性のひらめきを使用。45%に。
橋場:#4r7+1
橋場/Dice:4r10=(9,7,2,8)=Critical!!
橋場/Dice:3r10=(2,6,5)=6+10=16+1=17
橋場:17。
GM:おま(何
GM:じゃあ、思ったんですが
GM:今の人型をした光、どことなく山下警視正に似ていたような気がしました。
GM:以上で。
橋場:「…?」見据えた光の容姿に、一瞬戸惑うも…振り払って、周囲を伺う。
冴:「何はともあれ、来てもらえて助かりました。」立ち上がり。
GM:光は完全に消えてしまったようです。ワーディングも解除されました。
冴:「……しかし、私は何でこんなところを歩いていたんだろう。」 ポケットから再び地図を取り出し。
橋場:「…いえ、僕のはただの牽制程度でしょう」ブロック塀に跳ね返り転がってきた小銭を、屈んで拾い上げる。
橋場:「パトロールじゃ無かったのですか?」教師の言葉にきょとんと。
橋場:拾い上げた小銭をポケットにしまいこむ。
冴:「たかが牽制、されど牽制とも言いますよ?」 苦笑漏らし。
冴:「……いえ、その、何と言いますか……。 えーっと、本職の方を終わらせて、帰宅しようと学校を出て……気づいたら、その。」
橋場:「とりあえず、ご無事で何よりです」皆までは…と、言葉を遮るように笑顔を被せる。
橋場:「ところで。今のが例の件の被疑者でしょうか?」
冴:「……本当に。 全くもってみっともないところを。」 笑顔で返し。
冴:「恐らくは。 少なくとも、私があの件に関わっている事を知っている様子でしたし……此処最近で、あの件以外に何か別のものまでは請け負っていませんしね。」
橋場:「成る程」腕を組み、顎に手を当てて。
冴:「しかも、気づかれましたか? 此処、一連の事件が起こったルートに……」 地図を広げて。
橋場:「はい。承知の上で巡回警備を行っていました。ルートは頭に入っていますし」
橋場:さも当然のように、きっぱりと言って。
冴:「流石です。 そうなると……呼ばれたって可能性があるかもしれませんね、もしかすると。」 地図をもう一度見ながら溜息を漏らし。
橋場:「光体と衝撃波。それに…調べる項目が増えてきたようです」広げてもらった地図を今一度見直しながら呟く。
橋場:「……もし、この後エリュシオンに向かわれるのでしたら一つ頼まれていただけないでしょうか?」
冴:「ええ、宜しいですけども……なんでしょう?」
橋場:「山下博也、あるいはその関係者がオーヴァードとして確認されているのかを調べていただきたいのです」
冴:「山下……了解しました。 しっかりと伝えておきますよ。」
橋場:「宜しくお願いします。では、後ほど」
冴:詳しい関係は余り知らないけども。 ただ、メモを取る。
冴:「ええ、それでは失礼致します。 其方もお仕事、頑張って下さいね。」 笑顔で、手を振った。

GM:では、情報項目を提示しますね。
GM:・山下 博也について【情報:黒巣市、警察、UGN】
GM:光については
GM:・一連の事件について【情報:UGN、裏社会、ウェブ】
GM:ですね。
橋場:では。山下 博也について<情報:警察>
橋場:意志0+《生き字引/天性のひらめき》
橋場:#6r7+1
橋場/Dice:6r10=(1,10,4,8,2,3)=Critical!!
橋場/Dice:2r10=(9,5)=Critical!!
橋場/Dice:1r10=(10)=Critical!!
橋場/Dice:1r10=(1)=1+30=31+1=32
橋場:32。
GM:高いよ(何
橋場:一連の事件について<裏社会>
橋場:意志0+《生き字引/天性のひらめき》
橋場:#6r7+1
橋場/Dice:6r10=(9,7,8,2,6,4)=Critical!!
橋場/Dice:3r10=(3,9,10)=Critical!!
橋場/Dice:2r10=(4,5)=5+20=25+1=26
橋場:26。
橋場:侵蝕率は14上がって59%に。
冴:山下さんには(余り知らないし)数字も高いし触れなくても大丈夫か(何  此方も光・一連について。
冴:情報はウェブ、素振りで大丈夫そうだ。
GM:はいな。
冴:#7r10
冴/Dice:7r10=(9,10,7,3,2,9,4)=Critical!!
冴/Dice:1r10=(8)=8+10=18
冴:18で。
GM:回るし(何
冴:周りましたな(何
GM:十分でございます。では、情報流しますね。

・山下 博也について
元特調所属の刑事。階級は警視正。
4年前に、OVがらみの事件で妻の山下朋子を亡くしている。
根が生真面目で正義漢。格闘技の心得あり。
都心に近い郊外に住んでいるが、現在は息子の衛と共に黒巣入りしている。息子は市内の親戚の家に預けられているらしい。
妻をOVに殺されたため、OVを憎んでいる。
妻の死後、息子の衛への接し方にむらができるようになった。有り体に言うと、冷たくすることが多くなった。

・事件について
OVばかりを狙った殺人、傷害事件。
生き延びた被害者及び目撃者の証言が曖昧なため、犯人の姿は特定できていない。
被害者によると、襲われる直前に甲高い「音」を聞いたという。
「音」はその場にいた人間の中でも、OVにしか聞こえていないらしい。
事件発生直前に、付近で山下博也が目撃されたケースがいくつかある。
具体的には、直前に「山下博也と会話していた」相手である。
先ほどの光については、これまでのケースで目撃証言はない。

GM:以上です。
GM:というわけで、橋場さん。
橋場:はい。
GM:そんな目撃証言が上がってきたことを受けて、副署長から直々に「お前はこっちの捜査を外れて向こう(UGN)と連携してくれ」
GM:とお達しが来ました。(何
橋場:「了解しました」
皓:おめでとう(何)
GM:後、追加で。
橋場:この人に対しては四の五の言うよりは素直に従った行動した方がいい。脳内マニュアルを参照して(何)
GM:山下父子に関してはUGN側が手を出しにくいのか、今のところOVかどうかという情報は分かっていません。
橋場:ほむむ。
GM:これくらいですね。
橋場:了解です。
橋場:時間を隔てて、再び神無月先生と携帯で連絡を取り合います。
橋場:「──こちらの調査結果は以上です」
橋場:言葉に苦渋を滲ませ、それでも職務として淡々と告げる。
冴:「了解です。 これで後は………UGNに頼んである事が判明すれば、もう少し進展しそうですね。」
橋場:「更に、山下朋子と衛少年についても調べてみようと思っています」
冴:メモを取っていた手を休ませつつ。 言葉を濁して小さく溜息。
橋場:「奥さんが殺害されたというOV絡みの事件、できる限り継続して調査していただければと」
冴:「そちら側については了解です。 得意でない、と言っている状況でもなくなりましたしね。」 苦笑漏らしつつ。
冴:「………こんな事を言っても仕方無いとは……いや。」 言葉に迷い、首を振り。
橋場:「そちらも人手不足で大変かと思われますが、宜しくお願いします」つられて苦笑を漏らす。
冴:「いえいえ、お気に為さらず。 ……早く、平穏が訪れるように頑張りましょう。」
橋場:「はい、それでは失礼します」一拍を置いて通話が切れた。

Middle4
「正義」
ScenePlayer:“ファニーハウンド” 橋場 直行
Place:黒巣市内/中心部
time:夕方
entrance:可

橋場:#1d10+59
橋場/Dice:1d10=(2)=2+59=61
橋場:ようこそダイスボーナス。
GM:ひらめき効果(何

GM:調査、連絡を終えて。
GM:パトロールがてら、ルートに近い辺りの繁華街を通って帰宅中。
GM:と、広場の方で何か言い争いしている声が聞こえた。
GM:二人の若者と…何か注意をしたのだろうか…一人の男性が何事かを言い合っている。
橋場:何だろう。小競り合いか何かだろうか。珍しい事でも無いが、見に行く。
GM:近づくと分かるが、男性の方は山下警視正ではないだろうか?
若者A:「なんでオッサンに文句言われなきゃいけねーんだよ!」
山下:「俺が言わなくても良いが、言わないとやめないだろう。公共の広場で騒ぐのはやめろ。」
GM:道行く人は何事かと様子を見るか、関わり合いになるまいと足早に去っていく。
若者B:「うっせーなぁ、こーきょーの場なら俺たちが使っても良いだろうがよぉ。」
山下:「使うなと言ってるんじゃない、他の人間に迷惑をかけるなと言っている。それくらいの頭もないのか君たちは。」
若者A:「てめぇ、うぜぇんだよ!」一人が殴りかかろうとして…
GM:しかし、むしろゆったりとした動作で山下はそれを受け流し、腕を取って捻り挙げる。
若者A:「っ…ぃででででで!」
橋場:「何を揉めているんですか」
橋場:人の流れに逆らい近づき、当事者達に詰問調ではなく穏やかに問い掛ける。
若者B:「何してくれてんだよオッサン!!」もう一人が更に襲いかかろうとして…。穏やかな声に怪訝そうにそちらを見る。
橋場:壮年男性を山下警視正と認め、敬礼をし。
山下:「……橋場か。」やや気まずそうに。
橋場:彼は非番でしょうか?
GM:いえ。ですが貴方よりずっと早く署を後にしたはずです。
橋場:「巡回中の私服刑事に対して、そういった行動を取ることは感心しません。職務執行妨害で連行してもいいんですよ?」毅然とした態度で若者に告げる。
若者A:「は?警察…?」
GM:押さえつけられた方がやや怯む。
若者B:「て、適当なこといってんじゃねえよ!」やけくそ気味に襲いかかってきます。
橋場:「甘いですよ」
橋場:瞬歩。大柄な彼の懐に潜り込み、彼自身の勢いを利用して向こう側へと投げ飛ばす。
GM:では、襲いかかってきた若者はあっさりと投げられてしまいます。
若者B:「……ってー!」
橋場:「……あー…。あまりにも投げやすかったもので、つい。大丈夫ですか?」
橋場:さすがにしまったかなと頭を掻いて、投げ飛ばした若者と、掴まれている若者を見遣る。
若者A:「す、すんませんでした…!もうしねえから放してくれよお!」
橋場:「植え込みで良かったですね。留置所に放り込まれる前に、矛先を収めて帰宅なさったほうが宜しいですよ」
GM:もう一人がやられたことでかなり動揺している若者を、ため息と共に解放する山下。
若者B:「ひ、ひぃっ…!」短く叫ぶと、二人してその場を逃げていった。
橋場:それを見送って。
GM:野次馬達も事態が収集したと見ると、また無関心に自分の歩みに戻っていった。
橋場:「──出過ぎた真似をしてしまい、すみませんでした」落ち着いたところで山下に、敬礼ではなく頭を下げる。
山下:「いや、構わん。助かった。…騒ぎにするつもりはなかったんだが…ああいうのを、つい見過ごせない質でな。」
橋場:「それでは、僕はまだ巡回中ですからこれにて」ちら、と気取られないように彼を盗み見る。
GM:特に変わった点は見あたらない。が、一つ。
GM:気になることといえば、もっと早い時間に帰ったはずの山下が、どうしてこんな時間までこんな所にいたのか? ということくらいだろうか。
山下:「あまり、見られて居心地の良い場面でもなかったな。忘れてくれ。」乱れた襟元を正しつつ。
橋場:「……っと、あー…」踵を返そうとしたところを、再び反転。
山下:「巡回か。ご苦労だな……どうかしたか?」
橋場:「人捜しですか? ついでで宜しければお手伝いいたしますよ」
山下:「……。………ああ。…いや、そう言う訳じゃあないんだが…。」少し間があって。言わんとする所を理解したのか。首を振る。
橋場:じっと、彼の目を見つめながら。
山下:「………橋場。」更に少し黙ってから。思い詰めたように切り出す。
橋場:「はい?」
山下:「……お前、子供はもう居るんだったか?」どこか気まずそうに。唐突に。
橋場:「……はい?」さすがにやや面食らって。
橋場:「いえ。親からは早く婚約しなさい結婚しなさいと五月蝿く言われていますが、僕はまだそういうのには興味がないもので……でも、子供は好きですよ」
山下:「あまり部下にこういう事を言うのも何なんだが…。」
山下:「…子供と接するのが、どうにも苦手でな。……帰りづらいから時間を潰す。…情けない話だ。」
GM:彼にしては歯切れ悪く、目を合わせず。
橋場:「………」少しの沈黙を挟んで、くすっと笑いを漏らす。
橋場:「山下警視正にも苦手な事はおありでしたか」
山下:「…おかしいか。俺に苦手なことがあったら。」苦笑を返し。
橋場:「僕もつい先日、苦手なことがあると打ち明けて笑われたクチですよ」
橋場:真面目な彼に冗談で返してみて。
山下:「警察官は市民のために、なんでも恐れずやってのける。…理想ではあるが。」
GM:同じように、冗談めいた口調で。
橋場:「──それでも、子供は親の帰りを心待ちにしているものだと思いますよ。特別に、何かをしてやろうという気負いがなくても、仕事から帰って“家にいてくれる”。それだけでも父親は父親なんです」
山下:「そんなものかね……。正直なところ、どう扱ったらいいのか…いや、どう向き合ったらいいのか、俺には分からんよ。第一あいつは……。」と、口にしかけて。
橋場:「?」小首を傾げる。
山下:「…巡回中だったな。くだらん話で引き留めて、済まなかった。」雰囲気を戻し、そう言って会話を中断する。
橋場:「…あちらに」
橋場:右手側、商店街の入り口を指して。
橋場:「商店街の右手側7軒目に、こぢんまりとしたたたずまいですが、美味しいと評判のたい焼き屋があります」
橋場:「お土産に買っていかれては如何ですか?」
山下:「………。」一瞬、面食らった顔をして。
橋場:ほんわかと顔を緩めて笑う。
山下:「……ああ。恩に着る。」ふっと笑って。手を挙げると示された商店街へと歩みを進めていった。
橋場:それを見送り、コートの襟を立てて手に息を吹きかける。
GM:では、またですがここで知覚判定をお願いします。
橋場:#5r10+1
橋場/Dice:5r10=(5,7,10,10,2)=Critical!!
橋場/Dice:2r10=(3,2)=3+10=13+1=14
GM:回るしなあ。(何
橋場:うおりゃっと14でした。
GM:では、広場の隅の方から、あなた方を見ている視線を感じます。
GM:気がつくと、すぐに気配は消えてしまいますが。
橋場:吹きかけた手を止め、立てた襟越しにそちらを見るも気配は消えて。
橋場:「ふぅむ…」気のない呟きを吐き、再び手を擦り合わせた。
橋場:職務時間が終わったら、僕もたい焼きを買いにいこうかな。
橋場:“父親”の姿が消えた商店街を振り返って、再び巡回に戻った。


Middle5
「噂」
ScenePlayer:“正位置の太陽”津嶋 皓
Place:黒巣市内/公園
time:-
entrance:可

皓:#1d10+54
皓/Dice:1d10=(5)=5+54=59
皓:59%
GM:じわじわと。

GM:公園で、大人達と話をしてから数日後。
GM:ようやく公園の封鎖が解かれたらしく、衛に遊ぼうとせがまれて件の公園にやってきていた。
GM:事件を受けてか、休日にしては人が少ない気もするが…子供には何処吹く風なのか、砂場で遊んでいる子供の姿もいくらか見られた。
GM:ボール遊びやらかくれんぼやら、一通り遊び終え、ちょっと休憩、といったところだ。
衛:「皓兄ちゃん、次はなにしてあそぶー?」買って貰ったジュースをのみのみ。
皓:「そうだなぁ。衛君は何したいの?」
皓:流石に子供達も気味が悪いかな。と思いつつ来てみれば、そうでもない様子に些か拍子抜けしつつも。
衛:「んーと…ブランコも押して貰ったでしょー、ボールも飽きちゃったしー…」えーとねえ、と脚をぶらぶらさせつつ考える。
皓:「そういえば、衛君、最近お父さんは早く帰ってきてる?」何の気なしに、この間を思い出し。
衛:「んーん。まだお仕事忙しいみたい。…あ、でも昨日はたいやき買ってきてくれたよ!」
GM:おいしかったんだー、と。自慢げに。
皓:「そうなんだ」笑い。「衛君、今はお母さんと一緒におじさんおばさんのところにいるんだよね?」
衛:「んー?ちがうよー。」首を振り
衛:「お母さんはね、遠くの病院にいるの。」
皓:「……あ、そうなんだ。ごめんね、変なこと聞いて」迂闊。と内心舌打ちして。軽く頭を下げる。
衛:「僕が小さい頃にね、わるものから守るために遠くの病院にひなんしたんだって。」
衛:「変なこと?」きょとん、と。皓が謝る理由がよく分からないらしい。
皓:ふぅん。と息で頷き。「ん、いや、何でもない」その様子に軽く首を振り。
皓:「衛君、小さいのに偉いね。きちんとおじさんやおばさんの所で留守番出来るんだ」
衛:「うん。良い子にしてたら、お父さんもお母さんも、早く帰ってくるでしょ?だから良い子に出来るよー。」
GM:褒められて嬉しいのか、えへへーと笑う。
皓:「そうだね。早くお父さんが帰ってきて、お母さんにも会いに行けるといいね」
皓:言い様、手にした缶を飲み干し、ベンチより立ち上がり。
衛:「うん!」大きく頷く。
皓:「よーし。じゃ、今度はあそこのアスレチックまで競争!」ぽん。と背中を押し。先に駆け出す。
衛:「まけないぞー!」ぱあ、と顔を輝かせて。とててっと駆け出す。
皓:そのまま抜かれ、先に行く衛君を見送り。遊戯に取り付いた彼を見て。
皓:さて。と自分は些か離れたくず入れに足を向ける。
GM:と。すぐ近くの砂場から君を見る視線を感じる。
子供:「…。」じい。
皓:「……ん」視線に気づき、立ち止まり。そちらを振り向いて。
皓:知った顔の子ですかね?
GM:面識はないですが、近所の子でしょうね。
皓:ふむ。
子供:「けんどーのお兄ちゃん?」好奇心と人見知りの狭間でそわそわと呟く。
皓:顔を知ってるなら……近づいて。「あー。うん。そう。君は近所の……」ええと、何て言ったかな。思い出そうとして。
GM:じゃあまあ仮名で…ヨウコちゃんとでも(何
皓:「ごめん。君はなんていったっけ?」屈みこみ。結局、素直に訊くことに。
ヨウコ:「よーこっていうの。時々お兄ちゃんがお家の前通るから。」こく、と頷き。
皓:ヨウコちゃん。了解(女の子でしたか)
GM:に、してみました。(何
ヨウコ:「…お兄ちゃん、衛くんと仲いいの?」
GM:どこか、“そうじゃなければいいな”とでも言いたげな雰囲気で。
皓:「そっか。よーこちゃんも、此処で遊ぶの久しぶりなんだよね。……ん、仲良いと言うか……いいのかな?」軽く首を傾げつつ。
皓:軽く瞬きをして。「よーこちゃんは? 衛君と遊んだりしないの?」
ヨウコ:「衛君、ときどき変なこと言うから…あんまりみんな遊ばないの。」ちらちら、とアスレチックの方を気にしながら。
皓:「変なこと?」
皓:自分と一緒のときは、そんな気になることがあったかな。と思い出しつつ。「例えば、どんなこと?」
ヨウコ:「うん…。いなかったのに、聞いてた振りしたり…かくれんぼしてても、すぐみつけたって言うの。ちゃんと隠れてるのに。」
皓:「……へぇ」頷く。些か反応が遅れたそれで。
ヨウコ:「お兄ちゃんもあんまり衛君の言うこと信じちゃだめだよ。」子供故の残酷さだろうか。真面目な顔でそう言って。
皓:「んー。でも、悪気があって言ってるんじゃないと思うし。たまには仲間に入れてあげてね?」些か苦笑混じりにその頭を撫でて。
ヨウコ:「……うん…。」歯切れ悪く。でも頷いて。
GM:君の背後で、衛と目があったのだろうか。一瞬目を見開いてから「じゃあね」と言うと小走りでその場を去ってしまった。
皓:「今度、僕が暇な時にヨーコちゃんも衛君も一緒に遊ぼう?」
皓:その背にそう声をかけて。立ち上がる。
衛:「皓にいちゃーん…!もー、遅いよー。……どうかした?」ぱたぱたと駆け寄ってきて。
GM:首をかしげる。
皓:さて。と振り返る。“隠す”ことをまだ知らないというのも、厄介だと思いつつ。
皓:「ううん。何でも。……衛君は学校の友達と遊んだりしないのかな?」
衛:「へ?…うーん……あんまり。」
衛:「おばさんちに来てからはまだおともだちできてないの。」
皓:……そうなんだ。と口中で呟きつつ。「んー……ああ、そうだ。衛君、今度僕の知り合いのところの道場、行ってみない? 衛君くらいの友達、たくさんいるよ」街の外れ、船橋に師事する子供達を思い出す。
皓:あの子達なら、学校もまちまちだし。付き合いづらい子達でもなかろう。と。
衛:「ほんと?」ぱっ、と。また瞳が輝く。
皓:「興味あるんだ。じゃ、約束。今度の休みにでも行ってみよっか」笑い、頷いて。
衛:「うん!お父さんと、おばさんおじさんにも言ってみるね!」わくわくと頷き返した。
皓:そうだね。と返し。「じゃ、行こうか」と。再度向こうへと背を押した。
GM:穏やかな喧噪が、日常を連れ戻した。


Middle6
「過去」
ScenePlayer:“蒼茫たる世界” 神無月 冴
Place:黒巣市内
time:-
entrance:可

冴:#1d10
冴/Dice:1d10=(7)=7
冴:+7の62%です(吐血
GM:

GM:先日よりの調査報告に加え、橋場氏との連絡のために、支部ホテル内の喫茶店にて待ち合わせることに。
冴:「えぇと、確かこの階の……ああ、ここですかね。」 ホテルの見取り図を見ながら歩いていたが、目的地が近くなれば顔上げ。
冴:「まだ来られてないのか………な、なぁ?」 固まった。
GM:いらっしゃいませー、と軽やかな声がした後、
GM:「おかえりなさいませー、ですにゃん。こういうときは」「え、あ?はあ…。」とかいうやりとりが奥から聞こえたりする。(何
GM:内装は至って普通の喫茶店だが、やりとりしている店員らしき青少年の衣装はなんだか時代がかっているような気がした(何
冴:「……お、おかえり? え、いや、あの……」
冴:「……き、喫茶店でいいんですよね?ここ。」 何かが違う気もしたらしい。指差し確認。
店員:「…ええ。もちろんです。」比較的背の高いメイド服の店員が答える。
GM:笑顔。やや引きつった笑みではあったが。(何
GM:ともあれ席に案内されますた。(何
冴:「……女性の格好がハウスキーパー風味なのは……尋ねても良い事で?」
冴:案内されつつ聞いてみた!
店員:「………ええ。こちらが制服ですから!」やけくそ気味の笑顔で返される(何
橋場:#1d10+61 登場。
橋場/Dice:1d10=(4)=4+61=65
橋場:「すみません、お待たせしました」少し遅れて、頭を下げながら先生の居る席へと。
GM:ごゆっくりどーぞー、と。お冷やを残してそそくさと退散する店員。(何
冴:「……あ、あぁ。橋場さん。 えーっと、その……こんにちは……。」最近の喫茶店は進んでるんだなぁ、と変なところで感心しつつ。
橋場:「……本当にこちらで良かったのかと思って、別の店も覗いてきたんです」手で汗を拭って。
冴:「……す、すいません。ホテル内の喫茶店なら大丈夫だろうと下調べも禄にせず……。」
橋場:「いえ。普通は驚かれますよね。…注文はされましたか?」メニューを開く。
橋場:手近なメイドさんを呼んで、とりあえずと普通の紅茶を頼む。
冴:「い、いえ。 そうですよね、とりあえずは注文を……。」 カフェオレを頼みつつ。
店員:「…かしこまりました。」と、先ほどとは違って淡々としたメイドが注文を取って奥に引っ込んだ。
橋場:「──さて、“例の件”についてなんですけども」居住まいを正して。
皓:#1d10+59 登場します。
皓/Dice:1d10=(2)=2+59=61
橋場:傍らのお手ふきで手を拭きつつ。
皓:「すいません、遅くなりました」ぱたぱたと入り口より。軽く手を振って。
皓:その辺(誰かは問わない)の店員さんにアイスコーヒーを頼みつつ、席に着く。
橋場:「ごめんね、わざわざ来て貰って」
冴:「こんにちは、津島君。 ……すいませんね、こんな場所を指定してしまって。」苦笑しつつ。
橋場:「山下さんの家庭のことで、少し伺いたいことがあってね。皓君は息子さんの衛君とも仲が良いみたいだし」
皓:「いえ。一応以前に話を訊いた身分ですし。気にならないってのも嘘ですし」橋場さんに笑い。先生の言葉にはこんなところ? と改めて周囲を見回す。あまり気にした風は無く。
皓:「──ああ、はい」微かに返事が遅れた頷きで橋場さんを見る。
橋場:「例えどんな人物であろうとも、一度は疑ってかからなくちゃいけないものだからね…」職務と私人としての狭間に、か細く笑い。
冴:「とりあえず、現時点での情報を統合させましょう。 どこまで真実に近づけるか……。」 カフェオレを一口飲みつつ。
GM:では、情報項目を提示しますね。
GM:・山下 衛について【情報:黒巣市、噂話】
GM:・山下 朋子(4年前の事件)について【情報:裏社会、報道、噂話】
GM:…と、他に何かあれば。
橋場:今の所はそのくらいで。
GM:了解です。
橋場:じゃあ振っていきますね。
橋場:山下 衛について<情報:黒巣市>
橋場:#2r10+1 素振り。
橋場/Dice:2r10=(9,3)=9+1=10
橋場:山下 朋子(4年前の事件)について<情報:裏社会>
橋場:意志0+《生き字引/天性のひらめき》
橋場:#7r7+1
橋場/Dice:7r10=(8,6,4,8,5,8,2)=Critical!!
橋場/Dice:3r10=(5,4,5)=5+10=15+1=16
冴:#7r10  噂話で衛君について。
冴/Dice:7r10=(10,5,10,7,6,7,9)=Critical!!
橋場:10と16.
冴/Dice:2r10=(5,8)=8+10=18
橋場:侵蝕率は72%に。
冴:#7r10  4年前の事件を噂話で。
冴/Dice:7r10=(7,2,8,10,3,10,10)=Critical!!
冴/Dice:3r10=(1,4,9)=9+10=19
冴:18の19で。
橋場:冴先生強いw
GM:すげw
冴:じ、自分でもびっくりした!(何
皓:#4r10+1 まぁ一応。衛君について。噂話
皓/Dice:4r10=(3,2,4,6)=6+1=7
皓:#4r10+1 で。お母さんについて。噂話。
皓/Dice:4r10=(2,5,10,2)=Critical!!
皓/Dice:1r10=(4)=4+10=14+1=15
冴:・・・あ、+1忘れてる(汗 噂の技能込みで19の20ですな(汗
GM:がんばったw
橋場:皆さんお疲れ様でした(何)
皓:先生には適わず(笑) まぁ、7の15。
GM:では、衛:19、事件:20でいいですかな?<最大値
皓:あいー。
GM:では。

・山下 衛について
山下博也の息子。父親の仕事の都合で、黒巣に住む親戚の家に預けられている。
母親は4年前に亡くなっているが、そのことは理解できていないため、「母は入院している」と信じている。
刑事である父親を慕っている。
「悪者を捕まえる仕事」をしている父親を信頼しており、父親があまり構ってくれないのも仕事が忙しいからだと思っている。
明るく素直な少年だが、時折妙なことを言うため、周りから避けられている節がある。いわゆる「不思議な子」。
時々妙な言動で周囲を困らせることがある。隣の部屋の様子を正確に言い当てる、離れた場所の会話を聞いていたような発言をする、など。
夕方以降に出歩いている姿が時折見られている。場所は事件現場付近。

・山下 朋子(4年前の事件)について
当時起きていたOVによる通り魔事件を息子の衛と共に目撃。
衛が犯人の顔を覚えていたことで、親子共に犯人から狙われていた。
事件のショックから体調を崩し、療養のため入院。衛には「悪者から守るため」と説明し、二人を接触させることを避けた。(なるべく当時を思い出させないため)
しかし退院間近という頃、衛に会うため一次的に帰宅しようとした際、付き添いの離れた隙を狙って犯人に殺害される。現場には衛もいたが、当時のことは覚えていない(母親が死んだことも覚えていない)様子。
付き添いが戻ってきた時、その場には朋子と犯人の死体に囲まれて泣いている衛が居た。

GM:以上で。
橋場:……。
橋場:OVによる通り魔事件を息子の衛と共に目撃、で正しいのですか?
GM:む。というと。
橋場:これが正しいとなると、両者ともにOVであるという可能性が出てくるのですが。
皓:そうですね……しかも犯人も母親と共に死亡ですか……。
橋場:それとも、OVの力を使っていたけれど《ワーディング》は無かったものか。
GM:当時、彼女からRV発症の報告はありませんでした。
GM:ので、おそらく後者であろうと。>ワーディングが張られていなかった
橋場:ふむ。
GM:まあ、「目撃」と言っても彼女自身は記憶の混濁もあって、明瞭に事件のことを覚えていた訳ではありませんでしたので。
橋場:「衛君の言動に関して言えば、オーヴァードである可能性が高いようですね」ティーカップを手に。
皓:「……そうですね。でも、あの子は自覚はしてない、と思います」からん。とグラスの氷をかき混ぜつつ、頷く。
橋場:「そして山下朋子殺害犯を殺してしまったのは……」言葉を止める。
冴:「無意識に能力を使っている可能性がある、と言う事ですか……。」 眉根を寄せ。
皓:「衛君」呟き。「そう言いたいんですよね、橋場さん」
橋場:「──もしも、そうだとするならば、父である“彼”のとっている態度は考えられることです」そう言って、肯きで返した。
皓:でも。と片手で髪をかき回し。「現状この街で起こっている連続殺人との、関連性は僕には見えないんですが」
冴:「関連性をあえて言うなら……現場付近の目撃証言があると言う辺りくらいですかね。」
橋場:「ええっと。神無月先生は、犯人と思しき光体と出会ったんですよね」
冴:「ええ。 ……ご存知の通り、失態をおかしてあっさりと逃げられてしまいましたけども。」 苦笑しつつ。
皓:過去は過去。恐らくRVの事件となるならば、衛君の成した事は『刑事事件』とはされなかったのだろうと言葉に出さす推測して。
橋場:「光体曰く、“この件に近づくな、排除する”…でしたっけ?」
冴:「概ね、そのような。  ……しかし結局、あの光は誰だったんでしょうかね。」
橋場:「…………あの光は」
皓:「そんなことがあったんですか」きょと。と二人を見て。
冴:「ええ、カッコよく橋場さんに助けてもらって。」 カフェオレを啜り。
橋場:ちょっと困ったふうに笑って、
橋場:「どことなく、山下氏に似ていると…そう思ったんですよ。僕は」
皓:「山下さん……お父さんに?」
冴:「………嫌な繋がりが見えてきましたね。」
橋場:「はい」頷いて、眼鏡の位置を指で正す。
橋場:「少し話題を変えましょうか」なにげなく言って、追加オーダーを。
GM:先ほどの、物静かな店員がオーダーを取る。
橋場:「山下衛はオーヴァード。これは十中八九確実でしょう。シンドロームは…ええと、特性から推測するに、エンジェルハィロゥと……ハヌマーンでしょうか」
橋場:「オルクスかな、ノイマンもあるかな?」自らの思索に耽って。
皓:どうでしょうね。と上の空で呟き、椅子にもたれかかる。……微かに、空気が変わったことを実感しつつ。
GM:追加ですが、事件の発生ルートについて。達成値もあったので補足しますと。
GM:山下 博也の帰宅ルートとほぼ合致しています。そう広い範囲でもありません。
皓:「……橋場さん」
橋場:それに付け加えて。
橋場:衛が夕方以降に出歩いている姿が見かけられる事件現場付近というのは、公園のみならずでしょうか?
GM:そうですね。その他の現場付近でもいくつか。
橋場:博也と衛。双方が似たような処で目撃されているのか否か。
橋場:了解しました。
橋場:「…………ん? ああ、すみません。考え込んでしまって」どうしましたかと目で問う。
皓:「いえ、こちらこそ。参考程度に聞かせてください。……橋場さんは山下父子を疑ってますか?」
橋場:「………」暫し沈黙して。
橋場:「そうなりますね」ぽつり…と。正直に答えた。
皓:「それは、衛君と、お父さんと、よりどちらを?」眼を逸らさず。身を正して、更に。
橋場:「疑っている、ということは。つまり『断定』しているという訳ではありませんけどね」前置きをして。
橋場:「息子さんの方を」ストレートに返した。
皓:「──そうですか」小さく、口中で呟き。
皓:「それで、橋場さんと先生は……“犯人”をどうする気なんですか?」
冴:「……私は。」 静かに傾けていたカップをテーブルに置き。
橋場:「“法の定めるままに”。同じです…変わりません」
橋場:守護者として、躊躇いもなくはっきりと告げる。
冴:「山下さん親子がどう言った方なのかを知りません。 ですが――これ以上、関係の無い人々が傷つけられる可能性があり、それを止められる可能性も同時に目の前にあるのなら。」
冴:「止めますよ。 ……そうでないと、何時か私達の大事な人まで傷つけられてしまうかもしれないのだから。」 困ったように苦笑を浮かべつつ。
橋場:「…………」腕時計の時間を確認。
GM:時間はいつの間にか過ぎ。外も随分暗くなってきた。
橋場:「そろそろ“時間”のようです。…ねえ、皓君」
皓:「──はい?」いささか考え事をしてい矢先にに声をかけられ。とっぴな返事を。
橋場:「僕達は、向き合う苦難を恐れてはならない。そして、それは彼らにもいえる事なんです」
皓:はい。と頷き、改めて橋場さんを見た。
橋場:「成すべきは悩むことではなく、行動に起こす事ではないでしょうか? 僕は…それが彼らに対する最大の思いやりだと考えています」
橋場:椅子を後ろにずらし、席を立つ。
皓:数度、瞬きをしてその様子を眺め。
橋場:「今ならば、行くべき場所が“判ります”。…行きましょう」正面から見つめ、唇を引き結びつつも笑う。
皓:「橋場さん、神無月先生。──ひとつ、勝負しません?」
冴:「まったく、刑事さんの言葉と言うものは一言も二言も違いますね。」 伝票を掴みつつ、苦笑して。
橋場:「どんな勝負ですか?」
皓:「簡単な話です。“競争”ですよ」
橋場:「?」ぱちくりと瞬き一つ。
冴:「競争……って、競い合うあれですか?」
皓:「橋場さんたちはお父さん側から追うでしょう? 僕は衛君に。先に捕まえた方が自分の“やり方”で事を済ませる」
皓:にこり。微かだけど確かに笑い。
皓:「止める方法は、何もひとつじゃない」
橋場:逡巡し、彼の意を察して笑う。
皓:「衛君は“父親のためにいい子にする”と言った。僕はそれを信じたい。それだけです」
GM:ではそこで、
GM:pipipipipi...
GM:皓の携帯が鳴ります。
皓:「──と、すみません」
皓:ポケットから取り出し。同席の二人に詫びて。接続。「──はい。津嶋です」
衛の叔母:「…あ、皓君?……衛、一緒じゃないかしら?」
皓:「……え?」一瞬目を見張り。「衛君、帰ってないんですか?」
衛の叔母:「ええ……いつもなら遅くなっても近所にいるはずなんだけど…探しても見つからないの。」
皓:「……そうなんですか。解りました。僕も探します」
衛の叔母:「どこか心当たりがあったら、そうしてちょうだい…。ごめんなさいね。」心配そうに言って。
皓:「見つかったら直ぐ帰るよう言いますから。──……ではまた後で」
GM:気が気でないのか、そのまま電話は切れる。
皓:『皆さんも手分けして』……とは、言えなかった。
皓:「橋場さん、神無月先生」
皓:「本気で時間はなくなったみたいです。──衛君が、いなくなったそうです」
橋場:「…では、急ぎましょうか」電話の内容を詮索はせず、頷く。
冴:「……行きましょう。」 伝票を片手にレジへと進み。
橋場:先生に謝意を示し、慌ただしくメイド喫茶を後にした。
GM:行ってらっしゃいませ。…背中を後押しするように、声が見送った。


Master Scene1
「孤独」
ScenePlayer:none
Place:-
time:-
entrance:-



お父さんは、わるものが嫌い。だから捕まえるの。
お母さんをあぶないめにあわせるわるものは、僕もだいっきらい。


わるものなんて、みんな居なくなっちゃえばいい。

わるものが早く居なくなったら
お母さんもお家に帰ってくるよね。
お父さんも、お仕事早く終わるよね。

そしたら、そしたら…



お父さんは僕を好きになってくれるかな?




「――みつけた。悪者………。」

繁華街の喧噪に混じって、小さな声はかき消され。


代わりに響いたのは、“悪者”にしか聞こえない、音――。


Master Scene2
「死に至るまで忠実であれ」
ScenePlayer:none
Place:黒巣市内/中心部
time:夜
entrance:-


父親は、走っていた。
今し方、よそよそしい態度の署員に無理矢理聞き出した話。
それで、“気がついてしまった”。

先日通ったばかりの商店街を抜けて。
広場に出る。
「――どこだ…。どこだ、衛…!」呟いた声。小さな声ではあったが。

「…お父さん?」
視界の端。捉えたのは、暗がりに佇む姿。
慌てて駆け寄る。…こんなにも、息子に必死で駆け寄ったことが、この数年あっただろうか。
「まも………。」
だが、その足は、息子の背後に横たわる影を目にし、凍り付く。

「…はやり……お前が…。」
「…お父さん!」笑顔で駆け寄ろうとする息子。だが。


「来るな!」
口から出たのは、拒絶の言葉だった。

「…おとうさん?」
「動くな。……どうして、こんなことをした。」震えそうになる声を抑える。怒りか、動揺か…後悔か。
「僕……お父さんの手伝いがしたくて…。」弱々しく震える声。
「人を殺して、何が手伝いだ!お前は自分が何をしたのか分かっていない。」
「どうして?なんで怒るの?僕、良い子にする。お父さんの手伝いちゃんとする!わるものが減れば、お父さんはお仕事らくになるでしょ?それで、早くわるものがいなくなったら、また、お母さんと3人で……」
「……手伝ってくれだなんて、言っていない。」
「でも…。じゃあ、僕どうしたらいいの?どうしたら、お父さんは僕のこと好きになってくれるの…?」
「……無理なんだ。お前が……」

「…………オーヴァードだから。」
「………。」

「ちがう。」
ぽつり。
「…ちがうよ。……僕は、ちがうよっ!!!!」
絶叫。…慟哭だろうか。
その声と共に。空気を震わせながら、光が放たれた。